2日目 ”小野家のルーツ” 福岡から東京まで車を運ぶ旅#3
朝6時起床。普段はあり得ない早起きである。広島を7時に出発して岡山県倉敷市に向かう。
距離は130Kmくらい。普通に走れば2時間弱なのだが、寄り道旅が今回のコンセプトなので、どこかでオシャンな朝食を摂ってから倉敷にお昼前に到着したい段取り。尾道市がわりと見どころがあるらしいと風の噂で耳にしたのでとりあえず向かってみる。
大切なのは「調べすぎない」ということ。それこそ、グーグルマップがあればその街並みを細かく見ることができてしまう昨今。ネットで検索すれば選びきれないほどの情報が出てくる。
しかし、あえて調べない。大まかな地図の確認のみ。なんとなく町がありそうなら行ってみて、歩く。何もなければそれも経験。何かあれば発見の喜びがある。調べてしまっては「発見」の喜びが減ってしまう。
え?調べるのがめんどくさいからじゃないかって?
あいにくの雨ではあるが、とりあえず尾道に到着。高速道路が空いているのでスムーズに。
適当に商店街を発見して歩く。オシャンなパン屋さん。超美味しい。銭湯もオシャン極まりない。
で、朝食はこちら!!50年の歴史がある、この商店街で最も古いお店。
果物たくさんのモーニングをいただく。数年ぶり?いや十数年ぶりのマーマレード。みかんは、なんか美味しい特別なやつらしい。ゆでたまごも美味しい。
オシャンすぎる店内。佐野史郎さんも訪れている。「今東京で最も勢いのある芸人、ジョニー小野」と名乗るが、サインを求められず。
階段で線路をくぐる神社の参道。めちゃ昭和感があって素敵。オープンカーなのに雨で屋根が開けられない。幌を叩く雨音の調べはまるでショパン。
とか何とか言ってるうちに倉敷に到着。私の方の小野家到着。
幼稚園に上がる前くらいに、父、祖父、曾祖父と小野家4代の長男が勢ぞろいで撮影した庭で。
素敵やん。実に素敵やん。ちなみに、長男の長男の長男である私は、ここの14代目だった可能性がある。わりとしっかりさかのぼれる家系だった。この日まで知らなかったけど。
そしてお次はメインのこちら。
博士のお兄様とお会いする。いろいろとお話を聞くが、主要なのは1点。
「正芳に酒をやめるよう言ってください」
必ず本人に伝えると約束。そして、家系調査。博士のおじい様の代に倉敷市街に出てきたが、やはり出身は私の実家の実家と同じ地域だった。事前に連絡をしておけば、詳しく調査ができた。博士が送り付けた大量の資料群もあるようなので、今度博士も連れてこよう。
倉敷の放送局の皆様、水道橋博士(と私)をどうかキャスティングしてください。仕事という名目で倉敷に行きたいのです。
それから美観地域を散策。美観なんてもんじゃない。すごいわ。じっくり来なければ。
そして次の町へ。
皆さまの支えがあってのわたくしでございます。ぜひとも積極果敢なサポートをよろしくお願いします。