振り返る#16 転職活動総括
45歳から転職活動を始め、無事に46歳で初めての転職ができた。
人間の記憶はその時々で、変わってしまうので、前に書いたことと違う点もあるかもしれないが、転職を振り返って、今、思っていることをまとめる。
転職活動総括
きっかけ
このことを改善したいと思い、社内異動を検討したが、何も進まなかったので、社外に目を向けて、転職できないかを考えた。
上司が変わり、自分の裁量権が狭まり、自分の考えで仕事ができなくなっていた。上司の意見に従うだけの仕事になっていた。
家庭内で仕事の愚痴を言うようになっていた。怒りっぽくなっていた。今、考えると、これが大きい。
夜勤も多く、精神的なストレスもあり、睡眠がうまく取れなくなっていた。早朝覚醒というのか、朝3時か4時くらいに目が覚めてしまい、そこから眠れない日が多かった。
効率よく仕事をして、定時に帰ることが良いという雰囲気がなかった。遅くまで会社にいることが良い、という雰囲気。結局、生活残業をしている人が多いような気がした。
結果
きっかけに対する改善。
「改善率70%」。上司がいることなので、全てが改善されることはないが、今のところは変なストレスはなく、いいコミュニケーションをとって、仕事ができている。
「改善率90%」。前にも書いた犬飼ターボさんの崖ルートの講習を受けたことが良かった。全ての行動をねぎらうを習慣づけたことにより、失敗しても「xxxに気づけたことが良かった」という捉え方ができるようになったことで、ストレスが減り、愚痴も出なくなっていった。私が変わったことで妻の私に対する言動もいい方向に変わってきた気がする。子供に対しても怒ることがほぼ、なくなった。
「改善率ほぼ100%」。よく眠れている。3時、4時に目が覚めることは皆無。早く起きてしまった、と思っても5時。6時まで眠れる時もある。そんなに眠れるのは2、3年振り。
「改善率80%」。裁量労働制になったので、残業はない。パソコンに向かっているトータル時間は増えたけど、決められた時間の中で仕事をする必要はないのでストレスはない。UdemyBusinessが利用できるので、学びの時間が多くなり、それでパソコンに向かう時間が増えていることのもある。
正直、転職を後悔することがあると思っていたけど、半年経った今、一度も後悔をすることがない。仕事内容は変わっていないけど、環境でこれだけ変わるんだ、ということを実感中。
学び
仕事にやりがいがあることに越したことはないが、みんながみんな、そうなるとは思えない。自分の人生の中で何に重点を置くのか、譲れないポイントを決めておけば、おのずと出来る行動が決まってくるのではないか。
全ての会社と相性がいいわけではないので、お見送りになっても、割り切れる「メンタル」が必要であることを理解する。最終的には自分の捉え方が全て。お見送り、という言葉を何度聞いたか・・・
何度でもやり直せる。
自分に向き合って、意味のある行動をする。
客観的な評価軸として、資格は持っていて損はない(と思う)。
終わりに
5年くらい? 長いトンネルからやっと、抜け出せた。
今は新しい会社で自分の立場を確立するため、日々、前向きに仕事に取り組んでいます。その先、また、転機が訪れるかもしれないので、その時に向けて、更に自分のキャリアを積み上げて行きたい。
自分に対して、振り返るつもりが、何か思いを伝えるような文章になってしまいました。このご時世、同じような悩みを抱えている人は多いのかな。少しでも、そのような方の参考になれば、と思っています。