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〜いわき市に新しい風を〜 維新の会・小野こうきの政策について、詳しく聞いてみた

こんにちは、政治ライターの三神利休です。

今回は、福島県のいわき市役所に勤めていた小野光貴(小野こうき)さんの政策の内部をを詳しくインタビューしていきます!

小野こうきとは?

まずは簡単に小野こうきさんの経歴を紹介します。

1993年福島県いわき市生まれ
いわき市立好間第二小学校・いわき市立好間中学校を卒業
県立磐城高校普通科、東北大学医学部医学科に進学後、2015年にいわき市役所に入職。
9年間勤める中で、高齢者福祉や医療、災害対策などに従事し、市の行政について幅広く知見を深める。
幅広い世代の声を集めた"新しい政治"を実現すべく、現在は日本維新の会・福島県支部の青年局長をつとめる。

医学部に進学した後に市役所職員となった異色の経歴の持ち主です。

そんな小野こうきさんがどのような政策を行うのか、詳しく見ていきましょう。

なぜいわき市市議会選挙に出た?

三神「小野さんは最近まで市役所職員として働いていましたが、なぜ、いわき市市議会選挙に出馬されたのですか?」

小野「はい、市役所では高齢者福祉などに携わりましたが、その中で"これからの時代に備えた、未曾有の危機にも対応できる新しい政治"の必要性を痛感したことが、一番の理由です。

災害や社会の急激な変化など、今までにない事態に備えるためには、政治が主導でいろいろな仕組みを整えていくことが必要不可欠です。

また制度上、市役所職員と言う立場では、住民の声を制度におとしていくことが難しいケースも多くありました。

そこで、住民の声を実際に行政に届け、制度そのものを作る政治や議会の重要性を感じ、市議会選挙への出馬を決めました。」

三神「なるほど。より住民の声を形にしやすいよう、政治家になられたのですね。」

小野「そうですね。今後は少子高齢社会が最も苦しくなる2025年問題が目前に迫っています。

また、いわき市はとても広くて地域差もあり、いろいろな災害リスクもあるので、今までとは全く新しい対応が求められると考えています。

なかには行政だけでは解決しようがない問題にも直面するため、そういったときに住民の皆様の声を吸い上げ、制度作りを進めていくのが政治の役割だと思います。」

三神「今後はより、住民の声を形にすることが重要になりそうですね。」

いわき市市議会選挙に臨む、記者会見の際の小野氏(右から1人目)

〜いわき市に新しい風を〜小野こうきのマニフェスト

三神「では、そんな考えをお持ちの小野さんに、小野さん自身が考えるマニュフェストをお聞きします。ずばり、どんなマニュフェストを掲げますか?」

小野「そうですね。私は主に次の3つの観点でマニュフェストを掲げています。
それは、医療と福祉の充実・災害に強い街づくり・未来への投資です。」

三神「なるほど。どれも大変興味深いですね。」

福祉・医療業界の待遇改善・医療と福祉の連携を

三神「ではまず、医療と福祉の充実から聞かせてもらえますか?」

小野「はい、まず最も重要かつ緊急の課題と考えているのが、医療従事者の不足です。

しばしばいわき市では医師不足が問題視されていますが、医療現場は医師だけで回るものではありません。

看護師や薬剤師を始めとした様々な医療に関わる専門家がチームを組むことで適切な医療が提供できます。

そのため、現状問題視されている医師不足は、それ以外の問題も対応していく必要がある。

そこで私は、医師だけでなく医療従事者全体を確保することに務めます。」

三神「なるほど、確かに、理学療法士や栄養士など色々な人がいて、より効果的な治療が促進できますからね。
具体的にどのように医療従事者を確保するかなど具体案はありますか。」

小野「そうですね。最も重要なことは、すべての医療従事者や福祉従事者が働きやすい環境を作ることが大切だと考えています。

いわき市は高齢者人口が多い地域です。医師不足となると、医療従事者の負担は相当なものです。

医療従事者も人間ですから、いくら使命感に燃える医療従事者であっても、あまりにも休みが取れない・業務中休憩すらままならないといった状況が多いとなれば、就業を避けて違う地域の求人を探すでしょう。

そのため、労働環境を整備して、医療従事者の方が心身ともに健康で働ける状況を作ることが大切です。

そのために私は託児所や育休休暇の整備を整備していくことが重要だと考えています。

託児所や育休休暇が整えていけば、医療や福祉に従事する方が、休みが取りやすくなったり、休憩をしっかりと回せたり、働きやすくなります。そしてそういった待遇改善が、医療や福祉で働く方を増やしていくのではないでしょうか。

さらにそこに行政側から、先進的な取り組みをされている民間病院への支援があれば、医療&福祉従事者が持続的に働く環境が整い、ひいてはいわき市全体の医療状況が安定すると考えています。」

三神「なるほど。そのようにして、いわき市の医療の安定を図っていくのですね。」

災害時に被害を抑える"減災対策"を

三神「次に災害時に強い街づくりについて教えてもらえますか。」

小野「そうですね。いわき市は先の震災はもとより、災害の多い街なので、防災の意識は重要なのはもちろんのこと、災害が起きた際の減災対策も大切と考えています。

事実、私が幼いころから住んでいる好間地区は、令和元年東日本台風により甚大な被害を受けました。

私の家も床上まで浸水し、住める環境ではなくなってしまったため、結局立て直すことになりました。

その際の対応は肉体的にも精神的にも非常に苦しいものでした。

当時は26歳だった若い自分でも肉体的精神的に苦しいことを考えると、高齢者はもっともっとつらいはずです。

そういった点を行政で解決していきたいと考えています。」

三神「なるほど。つまり、防災をしつつも、災害がから早く復帰できる状況を整えていくことで、災害に強い街づくりができるということですね。」

小野「まさにその通りです。そのためには、り災証明の早期発行が必要だと思っています。 

り災証明が発行されることで、いろいろな支援や対応が進みます。逆にいえばそもそもり災証明に時間がかかってしまうと、あらゆる復旧が大きく遅れてしまいます。

高齢者の方は特に体力も経済的にもすぐに災害対応に取り組めない事情があります。

そこを行政が未曾有の危機にも体制を整えて対応することで、住民の方が早く復興して普通の生活に戻れることを支援していきたいと考えています。」

三神「なるほど。防災に目が行きがちですが、減災の考え方も重要ですね。」

若い視点で、補助金・助成金で未来への投資を

三神「それでは最後に、未来への投資について教えてください。」

小野「はい。いわき市を存続させるためには、何よりも人口を増加させたり、一定に保ったりすることが大切です。

しかし、そのためには、その人口の下支えとなる産業がなければなりません。

そこで私は、若い世代への投資を積極的に行っていくべきと考えています。

例えば、若い経営者向けに助成金や補助金などを行って、血気盛んな若い方々に積極的に産業やサービスの創造を促していく。

もし、それが軌道に乗れば大きな地場産業になる可能性がありますし、当然、雇用も生まれます。

雇用が生まれれば若い人たちがさらに増えていくという好循環も生まれるわけですね。

現在は地方創生事業支援金などもありますが、それにプラスして市の方からも助成金を出すことで差別かもできるのではないかと考えています。」

三神「なるほど、若い世代の起業を促進することで、Uターン者やIターン者を増やす狙いもあるんですね!」

小野さんのプロフィール

おわりに

今回は、福島県いわき市の小野さんのマニュフェストなどをインタビューさせていただきました。

もっと詳しく小野さんのことを知りたい方は、ぜひこちらをご覧ください。

ホームページ:https://ono-koki.com/
X(小野こうき):https://twitter.com/onokoki_
X(小野さんを応援する会):https://twitter.com/kokionopolitics
Facebook:小野さんのFacebook

若きいわき市のリーダーとも言える小野さんが、今後どのように行政に影響を与えていくのか、これからも注目していければと思います。

記:政治ライター 三神 利休

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