『ツィゴイネルワイゼン』1980年みました〈映画〉
こんにちは。
ここ最近、原田芳雄さんが夢に出て来ます。
今年に入って2、3度夢で見ています。好きです。
この作品に限ったことではなく、作品毎、場面毎、原田芳雄さんが出てくると、わたしのすべてを掌底に掴まれて身体からひん剥き出されるようで、
「わあ すき」
という言葉だけが脳内に浮かびます。
それ以外は何も無くなり、なぜ好きなのかの傾向や分析をする間もなくDNAが歓喜している気がします。
人類がこれから肉厚で毛ぼうぼうになると嬉しいなと思います。
話がそれましたが、『ツィゴイネルワイゼン』は、今の私を豊かにしてくれる映画でした。
個人的な趣味でコソコソと漫画を描いてみたりしてみているのですが、
「どう表現すれば霞のような儚さや もろさ、不安定さがあるままかたちにできるのだろう」
という悩みの霧に、優しい風がふいて少し晴れたような気がしました。
廊下を歩く三人、先頭の中砂(原田芳雄さん)が後ろにうにょ〜んともたれて詰まる場面が好きです。
これを書いている時点で、もうこの「浪漫三部作」のうちの二作を視聴しているので、気力があったらそちらも絵や文を綴ろうと思います。
『陽炎座』も素敵でした。
ここち良い "もや" に知らぬ間にふれているようなふしぎさにつつまれ ー
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