Äitiyspakkaus(育児パッケージ)が届いた!気になる中身は
äitiyspakkaus(育児パッケージ2019年版)がついに我が家にやってきました。
Kelaのホームページで申請後、数日後にマイページを確認すると申請が受理され、約2週間以内で届きますよとのこと。ワクワクしながら待っていたら丸々2週間経ち、最後の日、最寄りのスーパーからピックアップできますよというメッセージが。早速取りに行くと、1人では持てないくらいの大っきな箱が待ち受けていました。
箱の中から可愛いイラストの箱が。
この箱自体が産まれてすぐのベビーベッド代わりに使えるとのこと。蓋を開けると、
なんだかいっぱい詰まってます。夫と一緒にひとつひとつ出してみることにしました。
まず一番上にあったのは寒い冬のフィンランドならではのアイテムたち。外出時の防寒用のジャンプスーツと手袋にブーツのような靴下。スーツは写真ではよく見えませんがかわいいクマさん柄です。その隣のクマ&キツネ柄は主にベビーカーに乗せるときに使うブランケット。チャックが付いていて、ポケットの様に開くようになっています。
白いのは家で使う掛け布団。袋にまとめて入っているのは産後の必需品たち。体温計や温度計、乳首に塗るクリーム、クシ、コンドームやジェル、赤ちゃんに歌ってあげる歌が載った絵本など。生理用ナプキンも箱に入っていました。
そして下に詰まっていたのはたくさんのロンパースやカバーオール。靴下、タイツ、引っかき防止の手袋、帽子も入っています。色々な柄や色が混ざっていて、ひとつひとつ見るのが楽しい!フィンランドらしい動物柄やシンプルなデザインが多い印象です。ぱっと見、新生児サイズから生後6、9ヶ月ごろまで使えそうなサイズが入っています。
他にもうさぎのぬいぐるみ、三角スカーフ、よだれかけ、ガーゼ生地数枚、ハリネズミの掛け布団カバー、白い敷布団シーツ、グレー水玉のブランケット、バスタオル、が入っていました。
箱のそこにはスポンジのようなものが敷いてあって柔らかく、ここに薄いブランケットなどを敷いてベッドにできます。
全部で60アイテムにもなる育児パッケージ。これを物価の高いフィンランドでひとつひとつ買ってたら一体どれくらいかかるんだろう、、とつい考えてしまいました。間違いなくお金で受け取る場合の170ユーロよりお得。
Kelaからのメッセージと一緒にパッケージの中身のリストも入っていました。より詳しく中身を知りたい場合は、Kelaによる「Äitiyspakkaus 2019 unboxing」をYoutubeで見ることができます。
フィンランドでも家族や友だち間でお下がりをあげたりもらったり、ということはよくあります。私も日本にいる姉、お義姉さんと、物持ちが素晴らしくいいお義母さんから色々と譲り受け、消耗品以外ほぼ買わなくていいというありがたい状態。でもお下がりをもらえそうな人がまわりいないとしても、この育児パッケージがあれば数ヶ月は多くのものを買わずになんとかなりそうな、頼もしい存在です。
出産まで、どうやら育児パッケージの中身とお下がりでももらったものたちの水通しが、我が家の一大プロジェクトになりそうです。ずっといちばん近くにいるのにまだ会ったことのない赤ちゃん。ひとつひとつ着せることを想像しながらだったら大量の洗濯も楽しめそうです。