太陽-海王星のスクエアについて

前回の記事で水星逆行を書きましたが、文章を書くときはいつもより慎重に見直したほうが・・なんて書いているのに誤字があることに投稿してから気が付き・・・これも逆行のせいにしときましょうか。水星は13日から順行に戻りました。

本題の太陽-海王星スクエアを書いていきたいと思います。

ホロスコープはアスペクトとよばれる天体同士の角度で性格や運勢を読んでいきます。アスペクトにはメジャーアスペクト、マイナーアスペクトがあり、基本はメジャーアスペクト、0度(コンジャンクション)、60度(セクスタイル)、90度(スクエア)、120度(トライン)、180度(オポジション)で運勢をみていきます。

現在運行している海王星は本来の座、魚座の20度あたりにいます。

海王星は現実感に乏しくふわふわと実感がない星です。液体、ガス、海、芸術、宗教、映像、メディア、夢や幻想、など。占星術も海王星の象徴です。線引きが難しく曖昧になりやすい、実態のないもの。

これが自分の出生図の太陽とアスペクトをとるとどうなるか。特にスクエアは、太陽が築こうとしている価値観や美学を海王星が見えなくする。もやもやと前が見えず、自分がどこに向かうのか、向かおうとしていたのかわからなくなります。霧の中で迷子になったような不安を感じるかもしれません。

でも、先は見えないけれど、夢はみさせてくれます。楽しいことも膨らむ時期。芸能や、メディア、映像、芸術をつかさどるのでその方面に強い方はなんてことないのかもしれません。実際、太陽ー海王星スクエアの時期は楽しかったという方もいらっしゃるみたいです。でもスクエア、一筋縄ではいかないです。夢が大きく膨らむぶん、急に現実に引き戻されたり、失望も多いです。夢を追いかけてその道一筋でいきたいと思う方もいるかもしれませんが、ちょっと待っていただきたいです。夢は見させてくれるけど、そのあとの保障はない。いままで築いてきた基盤を捨てないでほしいです。海王星のスクエアを抜けたとき、持っているものはなにもないということにならないために。

土星以遠の天体を個人で意識して扱える人はほとんどいません。無意識のうちに自分のなかに入ってきて影響を及ぼすので避けようがないですが、星回りを知っているのと知らないのとは心構えが違うのではないでしょうか。

続きます。

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