176メートルの場外ホームランをかっ飛ばし 黒いベーブルースと呼ばれた男ジョシュ・ギブソン ジャーリーガーを夢見たギブソンの悲劇とは?
おはようございます。今日、取り上げるのは、
35歳でこの世を去った、悲劇のキャッチャー
ジョシュギブソンです。
https://www.youtube.com/watch?v=DhNfrv-VxN0&t=44s
ジョシュ・ギブソンは、ニグロリーグでプレーした捕手で
愛称は黒いベーブ・ルース。
まさにその愛称にふさわしく、キャリア通算で972本の本塁打を放ったと
言われてます。
ギブソンの体格は、身長185㎝、体重99㎏。
ベーブルースとほぼ同じサイズで、当時としては相当大柄でした。
とんでもないパワーの持ち主で、ピッツバーグで打った
場外ホームランの打球が翌日フィラデルフィアの球場に落ちてきた、
といった逸話もあるくらい、
飛距離の大きな本塁打を多く打ったことで知られています。
1934年にはヤンキー・スタジアムで飛距離176メートルの場外本塁打を
放ったと言われ、ブルペンにいた選手たちが唖然としたそうです。
当時のメジャーリーグは、白人だけの球界。
有色人種は、ニグロリーグでプレーしていました。その中には
黒人選手初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンも
いましたが、ロビンソン以上に実績を残していた者が多くいました、
その中でもジョシュ・ギブソンは最大級のスターで、同じ捕手である
ロイ・キャンパネラは
「私が知っている中で最高の捕手」と賞賛し
「ギブソンは黒いベーブ・ルースと言われているが、
ベーブ・ルースを白いジョシュ・ギブソンと呼ぶほうがふさわしい」と
まで言っています。
また数々の伝説が残っていて、
「ジョシュ・ギブソンはベーブ・ルースのパワーと
テッド・ウィリアムズの技術を兼ね備えていた」などなど
その伝説は数知れず。
黒人球界最大のスターだったサッチェル・ペイジとバッテリーを組み
ホームランを量産したジョシュ・ギブソン。
4打数4安打で試合を終えたのに「どこか調子でも悪いのか?
1本もホームランが出なかったじゃないか」と言われるほど
の強打者でした。
2001年に73本塁打の新記録を樹立した、メジャー屈指のスラッガー
バリー・ボンズも「記録保持者は俺ではなくギブソンだ」と語っています。
若い頃は、お酒を飲まず、謙虚な性格で
アイスクリームが大好きという愛すべき
ジョシュ・ギブソンでしたが、
30歳を超える頃から過度の飲酒が増え、
試合中でも酒を飲むようになりました
また交際していた女性が麻薬常習者だったため、
ドラッグの影響も疑われ、体調を崩し、
キャッチングのためにしゃがむことも
出来なくなり、1947年、35歳の若さで、
酒の飲みすぎによる脳卒中が原因で帰らぬ人となりました。
奇しくも、黒人選手初のメジャーリーガーとなった
ジャッキー・ロビンソンがデビューする3か月ほど前のことでした。
メジャー入りが叶わなかったから、失意の中で
アルコールに溺れていったのでは、という人がいるが、
「父はそんなことを気にする人ではなかった」と
同じくニグロリーグでプレーした長男のジョシュ・ギブソン・ジュニアは
否定しています。
黒人選手がメジャーリーグでプレイすることを
誰よりも望んでいたが、最後までプレーする日はついに訪れずに
この世を去った、悲劇のキャッチャー、ジョシュギブソン
いかがでしたでしょうか?
いやー野球って本当に面白いですね!
アイラブベースボール!
ご視聴、ありがとうございました。
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それではまたお会いしましょう!