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メジャーリーグはオーナーも型破り!前代未聞!オーナーと選手の対立で選手側で証言した異端児!想像できないアイデア連発の伊達男!

おはようございます。今日、取り上げるのは、
フロント界の一匹狼、異端児と言われた男、
名物オーナー、ビル・ベックです。

https://www.youtube.com/watch?v=PVHWyQ5U-8E&t=43s

父親がスポーツ記者、カブスの球団役員を務める関係で
自然と野球界に関わっていったビル・ベックは
28歳でミルウォーキーにあるマイナーリーグの
オーナーを皮切りにオーナー人生をスタートさせます

球団も利益を追求する企業であるという
自身のモットーをそのままに

様々な奇策を打ち出して観客動員の促進を図ります

見世物小屋にいた背の低い小人
エディー・ゲーデルを代打に出したり、
観戦中のお客さんに采配を振らせるなどは
まだ序の口で

外野フェンスを可動式に改良して
敵チームが攻撃しているときは後ろに下げ、
自軍が攻撃している時は前進させるなど
やることなすこと異端児そのもの。

またアイデアマンでもあったビル・ベックは
シカゴ・カブス本拠地リグレーフィールドの
「つた」を発案したり、

女性客の取り込みを重要と位置づけ、
女性トイレを清潔に保ち、
球場内に託児所を完備、保育士も雇いました。

また観客に分かりやすいように
今では当たり前に設置されている
スコアボードを導入したのも
ビル・ベックと言われています。

さらにアナウンサーが7回のイニング間の休憩時に、
Take Me out to the Ball Game
を、一人で口ずさんでいたのを見たビル・ベック。

休憩中にも関わらずマイクをオンにして
球場全体にアナウンサーの歌が聞こえるように
したことが起源で、いまでは、7回のイニング間に
観客全員で合唱するようになったそうです。

そして黒人に対しても大変開放的で
早くから黒人メジャーリーガーを誕生させようと動き、
初代コミッショナーのランディスから何度も警告を
受けながらも尽力しました。

黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンが
誕生した3か月後にラリー・ドビー選手と契約して
アメリカンリーグで初めて。メジャーリーグでは
2人目の黒人メジャーリーガーを誕生させました。

そのかいもあり、インディアンスの球団経営では大成功しましたが
次に任されたオリオールズでは集客がうまくいかずに、
身売りをしてしまいます。

しばらくはコラムニストとして活動していましたが
シカゴ・ホワイトソックスのオーナーとして球界復帰を
果たし、

いまでもシカゴ・ホワイトソックスの本拠地
USセルラー・フィールドの記者席には
その功績を称えてビル・ベックの名前が冠されています。

選手のこと、野球界のことを第一に考えていた
ビル・ベックは、オーナーの立場でありながら
フリーエージェント制度導入に賛成していた
唯一のオーナーでもありました。

年俸高騰を招くフリーエージェント制度は
オーナー側から見たらマイナスですが、
メジャー全体、野球界の未来、選手の自由から見れば
当然の権利だと考え、なんと、フリーエージェント制をめぐる
オーナーと選手の法廷闘争の場に
選手側の証言者として法廷に立ったのです。

野球が大好きで、アイデアマン、
楽しいことは何でもやってみるオーナー。
経営者側にいながら、労働者の味方になり
尽力した一人の男、ビル・ベック

いかがでしたでしょうか?

ご視聴、ありがとうございました。

これからも頑張って更新していきますので
チャンネル登録よろしくお願いいたしますね!

それではまたお会いしましょう!

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女一匹野球道
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