【柏田貴史】左打者の見えない角度から投げ込んでくる変則左腕。メジャーリーグのキャンプでバレンタイン監督から絶賛され、そのままメジャーリーガーに!アメリカンドリームをつかんだ男
おはようございます。
世界で戦うために、海を渡ったサムライたち。
今回は、柏田 貴史(かしわだ たかし)さんを
取り上げていきます
https://www.youtube.com/watch?v=PjKRiT-1gxk&t=92s
熊本県の名門、八代工業高校からプロ野球選手を
夢見て、1989年オフにドラフト外で
読売ジャイアンツに入団します
なんとこの年のドラフト会議は、有望選手が目白押し。
野茂英雄に佐々木主浩、小宮山悟、新庄剛、古田敦也、
岩本勉、前田智徳など、超有望株のオンパレードでしたが
その陰で、一人の変則左腕がプロの道を歩き出しました。
5年目にようやく、一軍初登板を果たし
初勝利も記録すると、翌年には
イースタン・リーグの最多勝を獲得し
二軍ではありましたが、その実力を
見せはじめたのです。
なかなかチームの層の厚さから
一軍では出場機会に恵まれませんでしたが
突然その転機が訪れます。
1997年、ニューヨーク・メッツの
スプリングトレーニングに不運のドラ1と
言われたチームメイト
谷口功一と共に野球留学をすると、
そこで、
メッツの監督だったボビー・バレンタインの
目に留まります。
メジャーではあまり見かけない左サイドハンドから
投げ込んでくる投球に、キャンプ後もチームに帯同してほしいと
希望され、そのままアメリカに残ると
左のリリーフが不足しているというチーム事情もあり
正式にオファーを受けて、なんとニューヨークメッツに入団、
日本のエースナンバー背番号18をつけて
突如メジャーリーガーとなったのです。
メッツ初の日本人選手との契約に、マッキルベインGMは、
これから才能探しは地球規模になる。今回の契約はその先駆けだと
語りました。
実際にその後、メッツは、吉井理人や野茂英雄、新庄剛史、
松井稼頭央らと契約し、多くの日本人選手が在籍することと
なります。
柏田は、マイナーでの登板を経て
5月1日に早くもメジャー初登板を果たし
巨人から最初に海を渡ったのはもちろん、
セ・リーグ球団出身者でも初の
日本人メジャーリーガーになりました。
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