見出し画像

【ゲイリー・カーター】強打の捕手としてチームのリーダーとして誰からも好かれたミラクルメッツの突破口を開きその名を遺したエクスポズの永久欠番

割引あり

おはようございます。
今日、取り上げるのは
1980年代のMLBを代表する
殿堂入り捕手、ゲイリー・カーターです。

1954年、アメリカ合衆国カリフォルニア州に
生まれた本名ゲイリー・エドマンド・カーターは
12歳で母親が白血病に倒れるという
悲しみを味わいましたが
大好きな野球をしている時は
全ての悲哀から解放されました。

進学したサニーヒルズ高校で野球のほか
アメリカンフットボールや
バスケットボールでも活躍していた
身長188センチ、体重97キロのスポーツマンは
卒業後、アメフトのクォーターバックとして
大学から推薦を受けましたが
1972年のMLBドラフト3巡目で
モントリオール・エクスポズから
指名された事でプロの道を選択します。

1974年、弱冠20歳でメジャーデビューを
果たした右投右打のキャッチャーは
翌年オールスターゲームに選出されるなど
シーズンを通してレギュラーに定着、
144試合の出場で打率2割7分、17本塁打、68打点
と負担の大きい捕手というポジションながら
主力打者となりました。

ナ・リーグの新人王は15勝をあげ
伯爵の愛称で知られる
ジョン・ジョセフ・モンテファスコ・ジュニア
に譲ったものの
スポーティングニュースが選ぶ新人王に
輝いたカーターは
捕手として出場しない時も
ファーストやサード、さらには
外野手として先発出場するなど
チームを引っ張るリーダーにもなったのです。

ここから先は

1,874字

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!