#ON music project

北川です。
ON music projectという名前で、今では年間120回ほどの生のコンサートを企画・開催することを生業としています。
今年2020年は、初めてのコンサートを企画・開催してから、ちょうど10周年の節目となり、これまで色々と模索してきたアレコレや、これからのアレコレをここらで１つ振り返るのも良いのではと、noteを始めてみました。
あくまで個人的なお話ではありますが、たくさんのプレイヤーと生のコンサートをご一緒する中で日々僕が感じてきたことは、クラシック演奏家の仕事のあり方や変化、コンサートと時代との関係性、そしてこれから生演奏はどうなっていくのか、というシンプルで興味深い関心事へと繋がっている気がします。
朝ドラで言ってました（よく見ます）、「人よりほんの少し努力するのが辛くなくて、ほんの少し簡単にできること」それが自分の得意なことー。なるほど！コンサートの開催は、人に自慢できるような一大事業でもなくほんの小さなものですが、僕にとっては、ほんの少し人より努力するのが辛くなく続けられる、たった１つの物事なのかも知れません。
実は、今はコンサートを開催できるような状況ではないわけですが、コンサートへの気持ちや生演奏へのワクワクは変わることがありません。今感じることが、今しか感じられないことであり、今しかできないことであるのならば、今のうちにアレコレ考えておくことが大切です。
色々思うことがある方々と、たくさんお話をしながら、新しい何かを考え続けたいと思います。

2020.4.9 THU