リモート?出社?経営者調査の結果を公表してみた
皆さんこんにちは、オンリーストーリーの平野です。
こちらの記事は、僕がやっているポッドキャスト『オンリーストーリー平野の#シャチョウラ 〜ここでしか聞けない社長の裏側〜』 の内容を文字起こしして作っています!
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今回は、第4回「リモート?出社?経営者調査の結果を公表してみた」の内容についてです!
今日のテーマ
はい、ということで、今回のpodcastでは、 世の中の経営者さんに僕たちは日頃から会ってるので、その中で最近よく聞かれる質問とか、皆さんが気にしてる話題みたいなところをある意味抽出してってところもできたらなと思います。
- リモート出社?ハイブリッド出社?それともフル出社?
やはり皆さん最近気にされてるのが・・・
リモート出社、ハイブリッド出社、それともフル出社。
これどうすんねん?ってところを非常に多く、今も少し前からもずっと、コロナの期間からよく聞いてもらっていたところがあるので、そこについて僕たちの方でも、あの経営者調査をしてきましたと!
その調査結果をお話しつつ、参考までに、僕たちオンリーストーリーもどういう背景でどういう風にしていったんだみたいな話を、ちょこっとしていければなと思っています。
- 調査結果について
まずですね、調査結果の発表からいければと思うんですけども、
僕たちが、「皆さんの現在の出社スタイルは、これリモートですか、出社ですか、それともハイブリッドですか?」というのを聞いていったんですね。その結果を共有します。
この結果(左のグラフ)だけ見ると、フルリモートとハイブリット(リモ寄り)が60%くらいだったんですが・・・
この調査では、実はもう1個聞いていまして、
「皆さんは今後、それをどうしていきたいですか?」とも聞いたんです。(右のグラフ)
そうすると、今度はハイブリッド(出社寄り)が48%とほぼ半数に、すごい増えていったんですね。
この調査の時点でハイブリッドがやっぱり多かったのだが、
ハイブリッド(リモ寄り)が多かった状態から、 ハイブリッド(出社寄り)の方に変わっていっているっていうところが見受けられて、「あ、すごい面白いな」と思ったりしました😊
特に、そこから少し時間が経っている最近ですと、コロナも五類に移行してたりしてったりする中で、ここからはちょっと肌感だったりするんですけども、 やっぱりフル出社、もしくはハイブリッド(出社寄り)の割合が圧倒的に増えていったりしているかなと思ってます。
いろんなデータで、それこそ、「今フルリモートの会社ってもう10パーセントぐらいしかいませんよね」みたいな言われていますが、この辺ちょっとデータ適当なので、「ヒラノさん、ちょっと違います」みたいな、あるかもしれないですけど、やっぱり肌感としても、フルでやる会社とかはもうだいぶ少なくなってきてるなとは思ってるところです。
- それぞれの回答理由
とはいえですね、数字の比率報告だけだと、「ヒラノさんのポッドキャストって、内容薄いですよね」って言われるのもアレなので、ちょっと簡単に、それぞれの意見を共有させてもらえればなと思います。
こういった声がいくつかありましたので、参考までにです。
オンリーストーリーのケース
ここまではすごい客観的な立場のところであったんですけど、
それだけだと「ただの調査員かよ」って話なので、僕たちの会社もどんな変遷で、どういう状況なのかっていうのをちょっとお話しできればと思います。
僕たちの会社も、会社経営をしてきて6年目くらいまでは基本的に(コロナ前など)出社をしていました。コロナのちょっと手前くらいからですかね?割と早めにリモートを始めていた会社かなと思っています。
コロナ前とかから、お客さんとの商談はオンラインみたいなところから始めていって、コロナ禍になったタイミングから、出社のところをもう全部フルリモートにしていきましょう!って形でした。合宿とか、いろんなイベントとか、そういうのも全部もう基本的にはリモート寄りになって...みたいに変わっていきました。
- フルリモートの「7つの条件」
ただ、完全なフルリモートで「何でも条件OKですよ」っていうわけではなく、フルリモートの代わりの「7つの条件」っていうのを作ったんですね。
この7つの条件を作った上で、「この7つを約束できるならフルリモートOK」というのを許可をしていったという背景があります。
この7つの条件の中には、やはりリモートだとジョブ最適化になり過ぎてしまうので、ジョブ最適化だけになり過ぎずに全社最適化で考えられるのか?とか、コミュニケーションが減ってしまったり、遠距離恋愛になってしまうので、「エンゲージをこうやって保ちましょうね」とか、朝礼・終礼・会議などではここを見るよとか、そういうリモートで生じる課題感も合わせて作りました。
▼具体的には・・・
- これまでの対応と現状
で、そこから、どのくらいだろうな...?割とずっとフルリモートのターンが長かったですね。そこから「週1は出社しようね」とかをやろうかなと思っていたらコロナの○派がまた来て...みたいになり、めっちゃむずい!と思いながらも、一番直近だと、コロナが5類になるタイミングで、「週3の出社はマスト」と僕たちの会社はしているので、ハイブリットのやや出社寄りなのかなというのがうちの現状です。
これは、今後ひょっとしたら変わっていたりするかもしれないし、アレなんですけどね。あくまで1つの側面としての現状になるかなと思っています。
それぞれに合った対応がGood!
それこそ、出社がいい!リモートが絶対良い!っていうよりも、会社によるかと思っていまして。結構いろんな会社さんと話す中でも、エンジニア中心の文化の会社なのか、ビズサイド中心の文化の会社なのか、それによっても全然違うかもしれないです。
割と、文化とか一体感とか、熱感を大事にする会社なのか、違う角度なのかは会社によって変わるので、会社にとっての正解があるわけではないと思います。
僕たちの場合は、文化が大事であったり、お客様との直接の部分だったり、メンバー同士のコミュニケーションだったり。ベンチャーの中でも熱感や横の連携がないと、「分担」が「分断」になってしまうと感じたんですよね。
- リモートの難しさはボディブローと似ている・・・?
なので、僕だけでなくいろんな経営者さんもここは葛藤しながらにはなるかなと思うんですが、個人的に主観として持っているのは、(リモートの)難しさの部分がどこだろうと考えた時「あ、そうだな」と思うのは、ボディーブローみたいなんだろうなっていうのは現象としては思っています。
短期でその人個人で見ていた時に、「今ちゃんと仕事回っているし、自分はできてる、合ってる」という話が出ると、「それは確かに!そうですよね」って話かなと。
でもボディーブローは食らっていたりすると思うんですよね。知らない間に、ちょっと歩く度合いが減っていったり、日光に当たる度合いが減っていったり、しゃべる度合いが減っていったり。その時は良かったんだけど、だんだんと「あれ?なんかちょっとコンディション悪い?」みたいな。
「会社との距離や会社に対してのエンゲージメントが...」っていうのも、そりゃ遠距離恋愛してたら相手との距離感って難しかったり、優先度低くなっちゃったりするじゃないですか。気軽に話すのも難しいですし。すぐ隣にいたら話せるけどね。
社内でもあると思うので、そういう雑談とかUXの部分だったりをするとメリットがあります。短期的にはアレなんですけど、ボディーブローみたいに効果が出てきたりするのがそこ(雑談とか)だったりする、みたいな話をメンタルヘルスに詳しい人とか心理士さんとかに聞いたので、本質はボディブローだったりすると思ってます。
最後に、この手の話についてずっと思っているのが、「結局はポジショントーク」だと思います。世の中の二項対立は全てポジショントークなので、どっちがどっちなんだよという話をしても色々あるのでね。二項対立がポジショントークでたくさんあるこの世の中においては、やっぱりそこの折り合いをつけるのが非常に難しい世の中のターンになってきているところがいろんな経営者さんの中でもあるのかなと思っているので、一歩ずつ、半歩ずつの歩み寄りと、主張と尊厳ができると、世の中の働き方も良くなるんじゃないかな、という綺麗事を言って、締めさせていただければと思います。
ありがとうございました!
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それでは、5回目の記事もお楽しみに・・・!!