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ONLYOFFICE Workspace for Windowsをローカルサーバーにインストールする方法

はじめに

ONLYOFFICE Workspaceは、文書、プロジェクト、顧客関係、電子メールのやり取りを一元的に管理するために開発されたコラボレーションシステムの無料版です。

Windows用のインストールには、以下のコンポーネントが含まれます: ONLYOFFICE Community Server、ONLYOFFICE Docs、ONLYOFFICE Talk、ONLYOFFICE Control Panelです。このガイドでは、これらのONLYOFFICE Workspaceのコンポーネントを、.exeインストールファイルを使って、手間なくインストールする方法を紹介します。

ONLYOFFICE Mailは、Dockerを使用してLinux OSの別マシンに別途インストールすることができます。ポータルの設定(設定→統合→メールサーバ)でONLYOFFICE Community Serverと接続することが可能です。

システム要件

  • CPU:4コア以上(6コア推奨)

  • RAM:8GB以上(12GB推奨)

  • OS:サーバーOSのみ: Microsoft Windows Server 2012(R2)以降

ONLYOFFICE Workspaceは、以下のWindowsバージョンにはインストールできませんのでご注意ください: Windows Server 2003 x64、Windows XP/Vista/7/8/8.1/10 x64。

  • 追加要件

    • en-US インターフェース言語パッケージ(英語以外の配布バージョン用)

en-USロケールと異なるインターフェイス言語を持つWindowsのバージョンを使用している場合、いくつかの問題が発生する可能性があります。これを避けるには、en-US言語パッケージをインストールし、基本ラテン文字のみを使用する追加ユーザー(例:ONLYOFFICEまたはAdministrator)を作成し、このユーザーにデフォルトの管理者権限を与えてください。その後、このユーザーでインストールを続行することができます。

ステップ1. ONLYOFFICE Workspaceのインストールファイルをダウンロードする

ONLYOFFICE Workspaceのインストールファイルをダウンロードするには、ダウンロードページにアクセスします。「Windows Server」セクションに移動し、「ダウンロード」ボタンをクリックします。ダウンロードが完了するまで待ちます。

ステップ2. 前提条件をインストールする

ダウンロードした .exe ファイルをダブルクリックすると、前提条件セットアップウィザードが起動します。ONLYOFFICE Workspaceを動作させるために必要な前提条件をインストールすることができます。「次へ」ボタンをクリックし、続行してください。

サードパーティから提供されたコンポーネントやアプリケーションについては、エンドユーザーライセンス契約を注意深く読んでください。ライセンス契約の条項に同意する場合は、「ライセンス契約の条項に同意します」オプションをチェックします。次に、「次へ」ボタンをクリックします。

以下のコンポーネントのインストールを促すメッセージが表示されます:

  • .NET Framework 4.8以降,

  • Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2013 x86,

  • Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2013 x64,

  • Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015-2019 x64,

  • Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015-2019 x86,

  • SharePoint Server 2013 Client Components SDK x64,

  • MySQL Connector/ODBC 8.0 x86,

  • MySQL Installer Community 8.0 x64,

  • MySQL Installer Community 8.0 x64 Runner

  • Node.js v.12.18 x86,

  • PostgreSQL v.9.5 x64,

  • Erlang v.20.3 x64,

  • RabbitMQ v.3.7 x64,

  • PostgreSQL ODBC Driver x64,

  • Python 3.7 x64,

  • Redis 3.0 x64,

  • Java SE Runtime Environment 8u 171 x64,

  • Elasticsearch v.7.4 x64,

  • WinCertes v.1.2 x64.

「次へ」ボタンをクリックすると、前提条件となるソフトウェアのダウンロードとインストールが行われます。このプロセスには数分かかる場合があります。

ステップ3. ONLYOFFICE Workspaceのインストール

すべてのコンポーネントがインストールされると、すぐにメインプログラムのインストールに進むことができます。ONLYOFFICE Workspace Setup Wizardが自動的に起動します。「次へ」ボタンをクリックして続行してください。

ONLYOFFICE Workspaceの使用許諾契約書をよく読み、同意する場合は「I accept the terms in the License Agreement」オプションにチェックを入れてください。その後、「次へ」ボタンをクリックしてください。

ONLYOFFICE Workspaceは、デフォルトでは以下のフォルダにインストールされます: 「C:\Program Files (x86)\Ascensio System SIA\ONLYOFFICE Community Edition\」にインストールされます。必要であれば、「参照」ボタンをクリックして、コンピュータ上の必要なフォルダを選択して変更することができます。その後、「次へ」ボタンをクリックしてください。

次の画面で、「インストール」ボタンをクリックして、インストール作業を開始します。数分かかる場合があります。

インストールが完了したら、「Finish」ボタンをクリックしてセットアップウィザードを終了し、ONLYOFFICE Workspace を起動します。

ステップ4. ONLYOFFICE Workspaceを実行する

ポータルセットアップページは、デフォルトのブラウザで、http://localhost/wizard.aspx のアドレスで開かれます。ここで、ポータルの初期設定を行う必要があります:パスワードと電子メールを指定し、オプションでポータルの言語とタイムゾーンを変更します。

  • 次回からONLYOFFICE Workspaceポータルにアクセスするために使用するパスワードを入力し、確認します。デフォルトでは、パスワードは8文字以上、120文字以下でなければなりません。

セキュリティ上の理由から、パスワードの設定手順は必ず実行する必要があります。

  • 電子メールアドレスを指定します。指定した電子メールにアクティベーションメッセージが送信されます。このメールに記載されているリンクに従って、Eメールアクティベーションの手続きを行ってください。

  • 該当するボックスにチェックを入れ、使用許諾契約の条項に同意します(必須)。オプションとして、ONLYOFFICEニュースレターの購読を希望する場合、および/またはONLYOFFICEを改善するために匿名の使用データを送信することに同意する場合は、ボックスにチェックを入れてください。

必要であれば、以下のこともできます:

  • ポータルが登録されているドメインを表示します;

ドメイン名は、後でポータル設定ページで変更することができます。詳細については、「設定」セクションを参照してください。

  • 言語リストをドロップダウンし、すべてのポータルページと通知を表示するための適切な言語を選択します;

  • タイムゾーンドロップダウンリストから、お住まいの地域に対応するタイムゾーンを設定します。

すべてのパラメータが設定されたら、「続行」ボタンをクリックします。

以上で、ポータルの作成は完了です。ポータルが作成されました。利用可能なモジュールから1つを選択し、ONLYOFFICE Workspaceの探索を開始します。

今後、デスクトップ上のショートカットを使用してポータルを起動することもできます。

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