014_握り革のお話★

印伝の握り革ってカッコいいな〰って愛用してた時代
シングルカラーの小唐がシンプル!って愛用してた時代
新しい材質の握り革!とりえあずチャレンジしてた時代
あまり捻りたくないから、グリップ効きにくい握り革を選び始めた時代

幾多の時代を経て、初めて竹弓と握り革の関連を文書化します。
この記事でちょっとだけ触れました。今回はもっと詳しくします。

握り革の持つ役割を考えてみます。
弓を握りこまないため、手の大きさに合わせるため、汚れから弓を保護するため、などいろいろあると思います。
個人的には角見を効かせるため、という理由が一番大きいです。手の形に合わせて、毎回同じような力をかけたいと思ってます。
角見の役割は?弓に捻りを加えて、矢をまっすぐ飛ばすためです。
握り革の材質は的中に直結すると云ってもいいでしょう。左手は唯一弓と触れる箇所、それは竹弓に影響を与える一要素、無頓着ではいられませんね。今回は握りの形状は触れていません。握り革の材質に特化してお送りします。

握り革を選ぶ基準として見た目と値段と手触りとグリップ力の4つがあります。最初の3つは感性の部分が大きく、弓に影響を与えるのは4つ目のグリップ力の強弱になります。
グリップ力の強いものから、弱いものまで、さまざまな種類の握り革が販売されています。

慣らし始めの竹弓

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竹弓を扱い始めた人からある程度使い慣れた人まで、より深く楽しく学ぶために作成したマガジンになります。 これ1冊あれば、だいたいの場所で安心…

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