【雑談】竹弓の観察★
「ああはなりたくないな」
射会や試合に参加すると普段は目にしない竹弓を見る機会が多くなります。
普段の練習でも誰かが新しい竹弓を持ってくるだけで気になるのに、弓立てに並んでいる竹弓が気にならないわけがありません。
どんな弓があるのかな、
おお、珍しい弓がある
などなど、テンションがあがってしまうことでしょう。
しかしですよ、並んでいる弓をジロジロ観るのは控えましょう。
特に腰を曲げてまで銘を見られるのは気持ちいいものではありません。
弓立てから距離を置き、身体は起こしたままで顔だけ下に向ける程度であれば、私は気にしないと思います。
気になるのであれば、持ち主が戻ってきたタイミングで声をかければ良いと思いますが、、、
「竹弓を見せてください」
と言われて、
「はい、いいですよ」
なんて、スムーズなやり取りが行われるとは思えません。
自分の立場で考えると、見知らぬ誰かに竹弓を見せたくないですもん。
壊される可能性というよりは、自分が大切に育ててきた竹弓をそんな簡単に見せたくない、という気持ちのほうが大きいです。
せめて会話が盛り上がってくるとか、自分も同じ弓を使ってるとか、なにかしたの流れの中であれば許可をするかもしれません。
大きな射会なら敬遠することでも、ローカルな射会ではそうならないかもしれません。
身内で集まって引く、誘われて顔見知りが多い中で引く、
知ってる人が新しい弓を持っている、など
距離感が近い方々であればハードルはグンと下がります。
直接竹弓を観察することについて、あここれ述べましたが、ここにしか興味が湧かないのはまだまだです。
竹弓は引いた時の引成りこそが真の姿です。
打起しの時の弓の形から、どのような曲がり方をするのかな、という観点で観察すると、調和のとれた竹弓を見つけ出すことができるでしょう。
今回は最近あった射会で気になったことがあったので、とりとめもない内容を書いてしまいました。