『Phantom』読んでみた!お金の使い方を見直すきっかけを与えてくれた一冊♡
みなさん、こんにちは。ナナと申します。
このブログでは、みなさんにおすすめしたいなと思った一冊を紹介しています🐣
自己紹介はこちらの記事でやっていますので、よかったら読んでみてください↓↓
『チーズはどこへ消えた?』読んで、自ら動くことの大切さを学んだ!自己紹介も
今回ご紹介する小説は、羽田圭介さんの『Phantom』です。
羽田圭介さんは、過去に文藝賞や芥川賞を受賞したことがある作家さん。
知っている人も多いのではないでしょうか。
『Phantom』は王様のブランチで確か今年の夏ごろ紹介されていた気がします。その時から気になってました💛
まずは、『Phantom』がどんな小説だったのかこの本の概要を簡単に紹介したいと思います。
『Phantom』の概要
この本に出てくる主人公は、普段から節約して慎ましい生活を送っている30代OLです。
年収は200万円台。将来への不安からなのか、稼いだお金の多くを株式投資に費やし、働かなくとも生きていけるだけの資産をいつか手にしたいと考えています。
恋人はいるものの、年収は主人公と変わらず年収200万円台。お金の使い方は主人公と正反対で、自分が必要だと思ったものには惜しみなく使うタイプです。お金に全く執着がありません。
必死に投資で資産を作ろうとする主人公を彼は大きく突き放しながら、オンラインコミュニティ「ムラ」に加入。次第にこのコミュニティにのめり込むようになります。
この本のポイント
『Phantom』は、株式投資とオンラインコミュニティそれぞれにフォーカスした内容になっています。
株式投資はコツコツ続けることで、大きな資産を築ける可能性が十分あります。早い段階でFIREできれば、生活のために働く必要がなくなるため、人生もっと充実したものになる可能性もあるわけです。
一方、オンラインコミュニティはと言うと、オンライン上で多くの人とコミュニケーションを取りながら刺激や学びを得られる有意義な場所。
現実とはまた違う世界で多くの人と関わり、自分の可能性を見出したいという人にとっては必要不可欠な空間だと言えます。
何が言いたいのかというと……。
この本では「株式投資とオンラインコミュニティ、それぞれのメリット・デメリットを知った上で正しく活用する大切さ」を再確認することができちゃうんですね👑
『Phantom』を読んでみた感想
今回、羽田圭介さんの『Phantom』を読むなかで、お金の使い方について私自身、何度も考えさせられました。
私はどちらかと言うと欲しいものがあれば何も考えずに買ってしまうタイプ。この本で言うと主人公の彼と同じなんです😅
だからこそ、主人公が日々倹約しながら将来のために投資する姿を見て素敵だなと思いました。
私が一番心を動かされたのは、大金を払ってオンラインコミュニティ「ムラ」にのめり込んでいる彼を助けに行くところです。
大切な人のためなら、お金をいくら出しても助けに行ける主人公が何よりもカッコよかった💓
『Phantom』の口コミ・評判は?
羽田圭介さんの『Phantom』、ネット上の口コミや評判も気になったので調べて見ました。気になる方は、参考にしてみてくださいね😁
アーリーリタイアやFIREに憧れる若者、配当金生活を理想とする人々にはぜひ一度読んでみてほしい物語です。
そういうライフスタイルをブログで発信している先駆者を見て憧れを抱くのかもしれませんが、彼らの現実には他者の想像もつかないほどの孤独があるのではないかということに、この本は気づかせてくれると思います。
もちろん、フィクションとして楽しむのもありです。
引用元:Amazon カスタマーレビュー
主人公と同世代で、米国株への投資を5年ほど前からやっていて、
この主人公と同じような悩みを持っていました 主人公とは対照的に描かれる恋人が傾倒するカルト的な集団も、オンラインサロンという下地の中であり得る話ですね 金と心、普遍的なテーマですが、情報過多、偏向により、過去の出来事を知らない若者が過去の若者と同じ道をたどり、それを革新的なものだと錯誤してしまうワクワクしながら読んでしまいました
引用元:Amazon カスタマ―レビュー
自分に合ったお金の使い方を考えたい人におすすめの本
今回は、芥川賞作家 羽田圭介さんの『Phantom』の概要や私が読んでみた感想をお伝えしました。
収入が低く将来の安心を手にするために資産形成を始める人、今を思い切り楽しみたい人など、考えや価値観はさまざまです。
お金の使い方は人によって大きく変わるものなので、まずは自分に合ったお金の使い方を学ぶことが大切。
自分自身がこの先、どのような人生を歩みたいのか、考えながらこの本を読んでみるといいかなと思います😊
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました🧡
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