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【オンライン秘書で経済的自立】ガイド①
・「専業主婦から3年で代表取締役社長秘書に就任」というとよく驚かれます。
・「もとは欧州・日本のプロのオーケストラ楽員だった」というと、もっと驚かれます。(※たしかに全く関係のない分野から参入してくるにも程がある)
・そして「3年で無収入から夫の収入を超えて離婚をした」というと、さらに驚かれます。
ヨーロッパの片田舎のオーケストラで笛を吹いて暮らしていた私が、専業主婦生活を経て「どうやって離婚を実現するまで、ビジネス業界で仕事を拡大したのか?」についてご質問いただくことも多いので、ここに記事を書きました。
どこかで夫婦としてのあり方や、ご自身の経済力について同じような不安を抱えている方のお力になれたらそれだけで嬉しいです!
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ステージ0 専業主婦になる(無収入)
15歳でプロになると決めて、やっと手にしたプロのオーケストラ楽員というポジションを離れたのが9年前の2014年です。
結婚を機に、当時勤めていたポーランドのオーケストラを退団し、フランス在住の日本人元夫のもとに移住しました。
今から思うと「仕事のストレスから開放されて子育てに集中できるの最高じゃんという甘え」が確かにあったことを白状します。
今でも、あのとき「お金を稼ぐ」という、ストレス込みの社会的役割を夫に全てなすりつけたことに対して、バチが当たったのかもしれないと思う時がたまにあります。。
というのも、生きていくために必須のはずの「お金を生む」という行為から完全撤退して本当にいいんだっけ?うちってそんなに余裕あるんだっけ?という疑問が頭をよぎることは実際に何度もあったのです。
・・・そして、その不安が的中する事件が結婚5年目に起きました
ステージ1:1日で貯金がゼロになる
当時、無収入の専業主婦だった自分が「1円でも稼がなければ」と考えるきっかけとなる事件が起きました。
夫が FX をやりたいと言い始めたのです。
・・・もう、嫌な予感しかしないよね(笑)
最初はFX に対して知識のなかった私も、夫が「どこぞの胡散臭いYouTuber」 の言うことを鵜呑みに、日に日に洗脳(にしか見えなかった)されていくのを見て 「何かおかしい」「家庭が壊れていく入り口にいるのではないか」と不安を感じ始めました。。
FXにはまり始めた夫は、 家庭のことに無関心な時間が増えました。
いつ見てもパソコンの前で 虚ろな目をしているか、YouTuberの発信を見ては投資家の仲間入りでもしたかのように浮かれているので、声をかけづらくなる時間がどんどん増えていきました。
当時3才だった娘がなかなか寝つかず、私がお腹に2人目の子供を抱えながら毎晩テッペン超えの寝かしつけに苦労していても「自分のFXは仕事みたいなものなんだから」とおかしなことを言いながら協力することは1日もありませんでした。
このとき、働いていない後ろめたさから「疲れているから寝かしつけを代わって欲しい」がただの1回も言えず、とても悔しかったのを覚えています。
当の夫は毎晩の夜ふかしの自称「シゴト(FX)」で、PCの前に座っていても、デスクで居眠りしている時間の方が長いくらいでした。
当時の私は「こんなときに集中力を発揮できず、睡眠欲が勝つような人間が稼げるわけがない」と心の中で毎日悪態をついてました(笑)
とはいえ、せめて「お金を動かすときは相談すること」という約束をしていたので、妄想くらいは許容しよう、実際にお金を動かすと言い始めたら思いとどまらせようと考えてもいました(これが甘かった)
最初に違和感を感じた夜のことは忘れられません。
なにか決定的にお金を「溶かしている」ことを告白されたわけでもなく、 銀行口座にお金がなくなっているのを確認したときでもなく、 夫の雰囲気が異様で、また家庭の中に流れる空気に言語化できない歪んだ健全ではないものを感じたのでした。
この日、「正直に話してほしい。家のお金を失ってるんじゃないのか?」と問いただした時には、すでに家の貯金の数百万円がなくなっていました(結果、うちは貯金の全くない超貧乏家庭になっていました)
当時、共同経営で自営業をしていた夫は「法人口座に自分の報酬の取り分が入り、それを必要に応じて個人の口座にうつす」という運用をしていたので、家庭からは可視化させずに数百万のお金を溶かすことに成功したようです。
「お願いだから、もうFXはやめてほしい」と泣いて頼んだことを、そのときの家の温度や張り詰めた空気も含めてはっきりと覚えています。
夫は辞めるつもりはないと半ばキレ気味で主張しました。
娘を抱いて泣き崩れながら、ひどい貧血を起こした時のように視界が白くなっていき立っていられなくなりました。胃の辺りが、鉄の棒か何かでグイグイ押されているかのように圧迫され、痛みと同時に呼吸が浅くなるのでお腹の赤ちゃんが心配でさらに泣けました。
話し合いの締めのねぎらいだとでも言わんばかりに「でも、そんなになるほど心配してたんだねぇ」と最後に平気な声でのんきに言う夫の声を意識の遠くで聞いたとき「状況把握に乖離がありすぎる。おそらく夫婦という形はここから終わっていくだろう」と確信しました。
この日にお腹の子供と娘は自分が1人で守ることになることを覚悟しました。
ステージ2:「秘書部」との出会い
外国に住んでいると仕事を探す上で壁になるのが「 語学力」です。
現地の方がどれだけ仕事をいい加減にする人間だったとしても、私がどれだけ真面目に働く人間だったとしても、語学力では完全にローカルが圧勝です。
そして特殊なスキルでもない限りは、言葉のコミュニケーション力は仕事のほぼ必須スキルといえます。
「よく長く住んでたら喋れるようになっていくんでしょ?」と思われがちですけど、 住んでるだけではネイティブ同等には到底なれません。
この状況の中で、一般的な家庭のお父さんと同じくらいには稼ぐ、さらに、一人で働いて一人で子供の面倒も見るとなると「在宅で時間に融通が利く」という条件を抑えないと実質機能しないだろうとも考えました。
先ほどお話ししたように「海外生活」という ハンディがありながら、 さらに自分のライフスタイルの都合にあった仕事なんてあるわけがない・・と絶望的な気持ちにもなりました。
そんな時にオンライン秘書という働き方があることを、たまたま「秘書部」というオンライン秘書育成コミュニティの入部告知で知りました。
当時 専業主婦で収入がなかった私にとっては「月会費の2000円」すら躊躇してしまう金額でしたが、とにかく仕事を見つけたい一心で吸い込まれるように応募フォームに記入しました。(本来なら会費の支払いに対して夫の説得が必要なところですが、これに賭ける気持ちだったのでこの時は勝手に応募しました)
今から思うと、この秘書部への入部が(大袈裟でなく)私の人生を大きく変えるきっかけとなりました。
私は色々なところで強く言っているのですけど、秘書部への感謝は一生忘れないし、一生恩返しすると心に決めています。。
Part2:「初案件(あるあるの失敗を犯す)〜収入をふやすために」を読んでみる