アメリカのオンライン大学を1年以内に卒業する大学生の話
こんな人にこの記事を読んでほしい!
アメリカ留学に興味がある人
海外のオンライン大学に興味がある人
大学卒業資格が欲しい人
教育に興味がある人 etc…
Introduction
私は高校卒業後すぐにアメリカのコミュニティーカレッジに進学しました。コミュニティーカレッジというのは日本でいうところの短大に当たります。
なので多くの現地大学生、留学生は現地の4年制大学に編入し、学士号を習得します。その後、就職や大学院進学などを目指す形が一般的なやり方なのです。
ただそれのは大きすぎる壁がありました。
それは「学費及び留学にかかる費用」です。
例えば日本でなぜかものすごく有名な (なんでこんなに有名なのか誰か教えてください笑)アメリカの大学UCLAの学費見てみましょう。
カリフォルニア州民以外の生徒(non-resident)がUCLA に通うと、学費と生活費、必要出費含めて$63,669かかるというのがUCLAのサイトで発表されています。これは現在のレートで換算すると日本円で約¥9,200,000になります。
アメリカの大学は学費だけではなく、物価も上がり続け、円安も進み、アメリカ留学が難しいものになっているのが今の現状です。
そんな中救世主のように現れたのがオンライン留学という選択肢でした。
オンライン大学を選んだ理由
前述したように、オンラインでアメリカの大学に編入しようと思った1番のきっかけは値段です。
そもそもアメリカの大学に編入するということってどーゆーこと?
基本的にアメリカでは2年制の短大(コミュニティーカレッジ)を卒業してから4年制の大学に編入します。
直接4年制の大学に行かない理由としては、1、学費が安い。 2、クラスの規模が小さめなので言語の壁や日本との環境の違いに慣れるには適している。などが挙げられます。
その後、編入し、残りの3年生、4年生分の単位を取るのが通常のルートです。
そこで私はオンラインで、日本にいながら編入することを選びました。
現在私は、University of Maine at Presque Isleというメイン州の州立大学のオンラインプログラムを利用し、学士号取得を目指しています。
こちらの大学では一般の大学と違い、単位ごとの学費ではなく、学期ごとに学費が発生するシステムを採用しています。
2ヶ月の学期間で$1,700、単純計算1年間で$10,200ということになります。(日本円で約150万円)
ただ、学費の安さはオンライン大学の利点において氷山の一角でしかありません。
1番の利点は学費以外のコストがほぼゼロだということです。
学校によっては出願料やテクノロジー料などがかかる場合があります。
ですが、一般の留学でかかるであろう、VISA費用、飛行機代、食費などの現地に行くための費用が一切かからないという点で、通常の留学よりも圧倒的に優っています。
ここでお伝えしなきゃいけなのは、現地の大学で学ぶことに反対しているわけではありません。
むしろ経験やネットワーキング、言語習得という観点で話すと、確かにオンライン大学でできることは限られてきます。
ただし、そのような体験、経験は大学留学という膨大なお金と時間のかかるアクションから求めなくても、今の時代やりようは色々あるのではと個人的には思ってしまいますが、それはまた別の機会にでも!
オンライン大学を1年以内に卒業する方法
このプロセスを可能にした背景には大きく3つの要素があります。
要素1
1つ目は上記で話したコミュニティーカレッジの単位です。
コミュニティーカレッジでは基本的に1年生と2年生分の単位を取ることになりますので、残り2年分、つまり3年生と4年生分の単位を取得して卒業ということになります。
要素2
2つ目の要素としてはSophia learning というオンライン学習プラットフォームの活用です。
月額$99という破格の値段でどんな人でもアメリカの教育機関に認められたクラスを受けることができます。
詳しくは前回の投稿を見てもらえればと思うのですが、私はこのサービス利用して、21単位を取得し、現在の大学編入時に移行することができ、お金と時間の節約に大きく役立ちました。↓↓↓
その他にも…
Study.com
StraighterLine etc…
などのオンラインサービスプラットフォームがあるので費用などの比較記事も今度企画したいと思っています。
要素3
3つ目に関しては私が通っているオンライン大学の特徴に起因します。
私の大学 University of Maine at Presque Isle では、従来の週ごとに課題やクラスがあり、授業時間で生徒を評価するスタイルとは違い、Competacy-based learning という全て自分のペースでクラスを進めていけて、試験、プロジェクト、エッセイなどで生徒の知識と能力で評価するスタイルを採用しています。
つまり言い換えると、「努力次第では、早く単位を取得することができる」ということです。これは「時間」ではなく「能力」をベースに生徒を評価するCompetacy-based learning でしかできないことです。
もちろんこの革新的なメソッドにはまだまだ課題はありますが、セルフマネジメント能力が高く、早く大学を卒業したい生徒にとっては画期的なやり方です。
詳しい大学のプログラムの概要は下のリンクから確認できます!↓
最後に
以上が、アメリカのオンライン大学を1年以内に卒業する大学生の話でした。
コロナや高額な大学の学費などの影響で、オンライン大学やホームスクールというオプションを選ぶ人が増えていき、世界中どんな人でもしっかりとした教育を受けられる環境になっていって欲しいななんて思いつつこのようなNoteを書き、多くの人に1つのオプションとしてできればと思っています!!!