偏差値50を超えられない人の盲点その3【成績ダウン 伸び悩む 計算ミス】
今回は前回↑の続きで、偏差値50を越えられない生徒の抱える問題や盲点についてお話しします。
インスタの投稿が先にできたので、それの画像を入れながら少し細かく解説したいと思います。
今回のテーマは計算ミスの重さ
みなさんの周りの学生さん、特に中学生高校生の学生さんが
一生懸命勉強しているのに成績があがらなくて
やる気を失ってしまったのをみたことはないでしょうか??
これは難しくて覚えられないとかそういう問題そのものの難しさによって引き起こされている問題ではなかったりします。
計算ミスしていませんか?計算ミスを放置していませんか?
計算ミスって非常にもったいないとは頭でわかっているのに直さない生徒が大多数、
直せない生徒もたくさんいるはずです。
そんな時にどんな言葉をかけましょうか?
これは先生たちも手を出すのを渋るレベルの難問で、
口で「次から気をつけよう」といって触れないでいることが多いです。
これは講師をすればするほど体験的にわかってくるのですが、
「計算ミスを直す」と「教科書の内容を先に進める」を同時にすることはできない
ということが挙げられます。
計算ミスって中1でする人は中2でもする。
中2内容の計算でミスをする人は中3になっても計算ミスを別のところでします。
計算ミスを直すためにはそのためだけに何時間も使わないといけないんです。
見直しをすれば解決できる、丸つけをすればその時に正しい答えもわかる。
だから生徒は見直しをする時間を作るくらいなら丸つけして次に進みたいのです。
ワークをさっさと終わらせて楽になりたいのです。
自分で見直しをしようとは思わないのがほとんどです。
自分からしたいと思わないことを
「次から気をつけようね」といって
気をつけるわけがありません(´・ω・`)
だからこちらが目を光らせて個別指導で直してあげる必要があるんですね。
計算ミスやケアレスミスを減らすための授業が必要なのです。
というわけで、ここからその計算ミスを減らすためにやるべきことを2つ挙げます。
1つ目、丸つけは1問毎に行うこと。
1ページ毎に丸つけしている生徒は多いですが、
そもそも丸つけ自体しない生徒も多いです。
中3にもなって自分で丸つけできない学生ってどうなのかと正直思いますが、
丸つけの仕方から指導しないと計算ミスはなくなりません。
そうしないと同じミスを繰り返すことで、
それが反復されて深く記憶に残るからです。
繰り返しや継続によってミスの仕方を長期記憶にするという最悪の悪手です。
直ちにやめましょう。
そのために1問毎に丸つけしましょう。
だいじょうぶ、次の答えが見えたところで、計算している間に忘れるからww
2つ目、自分の傾向と対策を書き出す(自分自身の攻略サイトを作る)
2つ目は自分の癖を書き出すということです。
自分がどんなミスをして点数を落としているのかを確認することです。
攻略記事を書くイメージですね。
あなたというボスキャラをどうやったらミスさせることができるのか
立場は逆ですが、先生としては、
◯◯くんの計算ミスを誘発させるならどんな問題を出せばいいのかを考えています。
つまり、生徒を攻略するんですね。
生徒もできれば先生と同じ視点になってもらわないといけません。
なので、生徒に「自分自身の攻略サイト」を作ってもらうのです。
途中式まではあってるのに、答えの欄に書くときに書き間違える。
とか書いてもらったり、
移項するときにミスをする。
暗算に頼って()を外す問題でミスする。
そういう癖を先生が指摘してもいいですが、
間違った問題をもう一度解かせて、どこでミスをしているのか本人に指摘させることの方がよいです。
そうやって弱点などを書いてもらって
それをみながら自分で見直しをさせたりする。
これを1ヶ月以上継続して行うことで計算ミスが少しずつなくなっていきます。
というわけで今回のnoteは以上になります。
よかったらこれらも読んでくださいね。
今年度指導中の生徒の逆転合格への道
多くの人に読んでほしい
成績の上げ方note
連絡先はこちら
人となりはこんな感じ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?