【寺子屋いなふ勉強法】ワンパターンで英語の成績をあげるなら精読をするしかない
「これだけやってれば成績があがる!」という簡単なものはありませんが、「たった一つのシンプルなルール」を作ることで
成績はあげることができます。
それが英語の精読になります。
ただ、精読にはいくつかの要素があり、それらを抑えてないと効果は出ません。
まずは実例を見ていきましょう。
最低限必要な要素6選
単語・熟語の意味(オレンジ)
文法または、問題の答えの根拠になる部分(赤)
形容詞句・節 ()
副詞句・節〈〉
名詞句・節[]
SとV
これらの要素をまんべんなく満たすように
長文に書き込んでいくことになります。
そのため色ペンが複数必要になります。
1はオレンジ固定
2は赤で固定
3~6はたくさん使うので、色を2色ほど用意して見づらくならないように使い分ける。青と緑を先生は使っています。
そして可能な限りペンは細字のものがよいです。
最近は0.28とか0.38のものもあるので、そのへんがちょうどよいです。
字を小さく書けない人や字が汚くて自分で読めない人には難しいかもしれませんのでオススメできません。
このnoteではそれぞれについて細かく意図やポイントについて書いていきます。
単語や熟語のオレンジについて
単語は自動詞他動詞、名詞、前置詞など、品詞を必ず書くこと
中学生がやる勉強法や単語帳ではあまり自動詞他動詞については言及しませんし、そもそも品詞がなにかもわからないまま、単語の意味だけ覚えさせられることが多いです。
これが高校生になっても続いていると致命的です。
なので、必ず品詞はセットにすること。
前置詞ってなんだ?!ってなった場合は
文法の参考書(分厚いやつ)を使って勉強します。
寺子屋いなふがする授業では実際に調べさせたりします。
ちなみに大学受験では
「自動詞は後ろに前置詞をセットにして使うやつ」
「他動詞は後ろにすぐ名詞などの目的語を持ってきていいやつ」
とだけ覚えていればそれなりに上手くできます。
また、一部の単語は同義語や類義語、対義語を書いて「英語の意味を英語で覚えること」
これも徹底しています。
同じ意味の英単語が複数存在した場合、それらが瞬時に出てくるようにしたいからです。
文法や答えの根拠で使う赤いろの場所について
これは生徒の得意不得意かかわらず、授業中に生徒に聞きます。
「この文に含まれている文法を言ってご覧」と。
これですぐに出てこない生徒が多いです。
特に文法習いたての生徒の場合は
文法問題ならわかるけど、長文で突然出てくるとそれに反応できないのです。
これは格闘ゲームや対戦ゲームの体験と似ていると言えますね。
英語の文法がなんなのか、
この問題のネタは何なのか、
瞬時に言えないと試験では使い物になりません。
意味が微妙に違うときなんかはこのへんの文法がおろそかになっていることが多いでしょう。
なので記述の模試では単語の意味は合っているはずなのに、大幅減点されてしまっているということが起こります。
句や節、SVの青・緑について
ここからは色は自分の好きな色でやってほしいと思いますが、
長文を読むうえで最も大事なのはSVの処理といっても過言ではないでしょう。
主語と述語の関係が間違っていると、訳がちんぷんかんぷんになることは多々あります。
だからこそ、可能な限りすべての分のSとV(主語と述語)については
言及する必要があります。
特にSを詳しく説明する関係代名詞や分詞がある場合はミスを引き起こしがちです。
偏差値が30台とか50を行かない生徒にはここの形容詞節がわからない生徒も多いでしょう。
※節とはS・Vのセットがあるけど、文のメインの内容ではないもの(i think that のthat以下の内容や「~の時」のwhen の内容など)
句はS・Vのセットはないけど、複数のフレーズで副詞や形容詞などの役割を持つもの(in the future など)
これらを
名詞
形容詞
副詞
それぞれの役割に合わせて[]()〈〉を使い分けることになります。
そして、それらのかっこがどの単語やどの文を修飾しているのかすべて指摘していきます。
※形容詞は名詞を修飾する言葉・副詞は名詞以外(動詞や文全体)を修飾する言葉とおぼえてください
で、この「かっこ」をつけられないところはだいたい、生徒が読めてない文になります。
これを
先生がいなくても自分で長文を読みながらリアルタイムでスラスラ書けるレベルまで高める
ここまで目指していきます。
これができれば、後は単語と熟語を知っているだけで、大概の長文は読めるようになります。
難しい長文はこれが難しいのですが、自分が志望する大学の長文でこれができるようになれば十分合格圏に入ります。
もし実際に添削、教えてほしいというご要望があれば、授業で実際にやりますので、公式LINEからお問い合わせください。
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