誰でも数学で無双できる勉強法
今日は、「誰でも数学で無双できる勉強法」と題して、私の受験生時代の経験と塾講師としての指導経験から記載していきます。
少し内容が難しいですが、がんばって最後まで読んでください!
<私の受験生時代の経験>
・1,000人以上の生徒がいる大手予備校で数学の成績が全体2位
・センター試験で数1A 98点、数2B 100点
<塾講師としての指導経験>
・これまで100名以上の中学生・高校生の指導・合格経験あり。
では、早速本題です。
まず、数学が得意な人の特徴は大きく分けて2パターンに分類することができます。その2パターンとは、
①生まれ持ったセンスに恵まれた人
②再現性を持ってパターンをしっかりと抑えられている人
です。
私はパターン②に該当している人であり、恐らくこのNoteを読んでくださっている方々もほとんどが②を目指すことになるかと思います。
では、細かく②について考えていきましょう。
受験数学においては、出題される問題のパターンはある程度決まっていて、②の人のように、数学における思考プロセスを言語化し、定着させることで誰でも数学力を向上させることができます。
では、数学における思考プロセスとは、どういうことでしょうか?
それは、「具体例から一般的な原理を導き出す」ということです。
もっと具体的に言うと、ある問題を解くときに、その問題特有の解き方を学ぶのではなく、「なぜその問題では〇〇の解法でアプローチするのか」をしっかり理解しておくことです。
そのため、問題の解答解説を読む際には、単純に読むのではなく、「何故その解法が良いのか」を徹底的に考えることが重要です。
例えば、この計算問題を具体例に考えてみます。
次の計算をせよ
2000×0.025=
この問題の解法は、2000×0.025を2000×1/40(これは、40分の1という意味です)と置き換えて計算するというものですが、
良くない考え方は、「なるほど!0.025は1/40と同じだから、次問題で0.025が出てきたら1/40に変えて解くようにしよう!」というものです。
逆に、良い考え方は、「0.025は1/40に変えると計算が楽になるのか。じゃあ、0.25は1/4になるのも使えるし、0.125は1/8か。あと、0.25が1/4だという時だけど、計算式の内容によっては、0.25のままの方が計算がラクなこともあるよな。1/4に変えた方がいい時と0.25のままの方がいい時の違いってなんだろうか・・?(続く)」というものです。
これらの違いが分かったでしょうか?
・良くない考え方は、単純に暗記をしています。
・良い考え方は、思考を幅広くめぐらしていて、別の問題に直面した時にも対応できるような、本質的な理解をしようとしています。
この問題は単純な計算問題なので学べることは少ないですが、複雑な入試の問題ではもっと多くのことを学べます。数学ができる人は、1つの問題から得られる学びがとても多いです。
今日のNoteはこれで終わりです。
数学を勉強する際は、「なぜその問題では〇〇の解法でアプローチするのか」をしっかり理解して、着実に進めていきましょう!!
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