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加振酒ご紹介(2) 燦然 蔵リズム(菊池酒造)

オンキヨー開発部の河村です。

前回から少し記事投稿の間隔が空いてしまい、もう年の瀬になり、当社も仕事納めまであと数日となりました。皆様も年末年始休暇に入られる方が多くなってきていると思います。

正月となると、家族、親族、友人等で集まっての宴がつきものですが、そこで飲むお酒はやはり、

日本酒

ですね。最近は日本での日本酒の消費量が減っていると言われていますが、お正月は日本酒を嗜まれる方は多いかと思います。特に美味しいお酒を。

ということで、当社が推進している加振酒の紹介シリーズ、として、岡山県倉敷市の酒蔵 菊池酒造さんで醸されている加振酒、

燦然 蔵リズム

をご紹介します。

菊池酒造株式会社



菊池酒造さんは、岡山県倉敷市の玉島という地域にあり、美観地区で有名な倉敷から少し離れた場所にあります。


菊池酒造さん外観。雰囲気あります

菊池酒造さんの会長は地元倉敷の管弦楽団の指揮者を務めておられ、音楽の造形が深く、これまでもモーツアルトをスピーカーで再生し、醸造する音楽醸造を行っておられました。

当社より加振による醸造について打診したところご興味を示していただき、訪問。当社から加振酒づくりのタンクを直接振動させるなど技術的説明や東京農業大学との共同研究の説明を行い、ご納得いただき、製造を開始しました。


加振器に取り付けた醸造タンク

実は最初のトライでは違いが出てこず苦労したのですが(けっこう焦る、、、)、蔵内の環境を測定し、環境ノイズの影響を考慮したイコライザや設置機材調整を行うことで加振効果が得られるようになりました。

音楽加振により醸造したお酒の出来上がりの味も良好であったので、製品化いただきました。

その出来上がったお酒が、

純米大吟醸「燦然 蔵リズム」


燦然 蔵リズム

です。

菊池酒造さんからのコメント

をご紹介します。

  • 岡山県の蔵として特産米の人気酒米「雄町」使用

  • 純米大吟醸ならではのフルーティーな香りと、雄町ならではのふくよかな旨味が自慢です。

  • その雄町のふくよかな旨味ながら、加振醸造ならではの、キレ(飲み終わりのきれいさ)の良さが特長です

  • 冷やして、シャンパングラスやワイングラスでもお楽しみにいただけます

ホントに素敵なコメントをいただきました。ありがとうございます。

私はよくワイングラスで日本酒を飲むのですが、吟醸香がふわっと広がって香りがよく、また味わいもすっきりとするキレの良さが素晴らしいです。

これまで催事等で販売しておりますが、試飲していただいた後、この蔵リズムをお買い求めいただける方が多く、加振酒の中でも1,2を争う人気の日本酒です。
当社の中でも、社内販売するとき、一番初めに売り切れます。私の分がない~(しくしく)

また、海外でも人気があり、香港の酒品評会に出展した際は、純米大吟醸部門でベストを受賞したほどです。


どこで買えるの?


当社のECサイト Onkyo Directで、今回ご紹介した燦然 蔵リズムを販売しています。現在(2023年12月26日)、送料無料キャンペーンを実施中ですので、ぜひ今のうちにお買い求めください。


誤解のないように念のためお伝えしますが、オリジナルの燦然も非常に美味しいお酒です。違いが楽しめる、という意味ではオリジナルも楽しんでいただければと思います。


日本酒は、日本の文化だと感じます。最近、国内の販売数が減ってきているとはいえ、美味しいお酒は安定して売れていると聞いています。また、その日本の文化である日本酒が、海外で認知されはじめ、米国やフランスなどの欧州、中国でも人気が高まってきています。

当社もこの日本酒の文化を守り、活性化できるように取り組んでいきます。これからも加振酒の拡大を見守っていただき、時にはお買い上げいただき楽しんでいただけると嬉しいです。

最後に、今回の記事が今年最後の投稿になると思います。よい年をお迎えください。ぜひ加振酒を皆さんで楽しんでいただければ。

よいお年を!

さあ、飲むぞ~