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atsukamakun01
メダリストの座右の銘
東京パラリンピックの銀メダリストの14才の女性が朝のニュースに呼ばれインタビューを受けている。それを、朝ごはんを食べながら私は聞いていた。インタビューの中でメダリストの座右の銘が紹介されていた。
“無欲は怠惰の基である” だそうだ。
私は頭の中で もう一度 無欲は 怠惰の基 と なぞった。無欲の欲は、こうしたいと願う心、あるいは チャレンジすること という意味だろうか。こうしたいと願わないこと、チャレンジしないことは、おこたりであり、なまけだと言っているのだろう。無欲は良くないと。元々は渋沢栄一の言葉らしい。それにしても私は、こうしたいと思わないで、チャレンジするということを、あまりしないで きたものだと、つくづく思った。そんな性格だといえば それまでだが。
例えば 小学生の頃、全校生徒参加の手作り紙ヒコーキ大会で、兄にレクチャーを受け 作った紙ヒコーキは、飛ぶは飛ぶ。優勝しそうになったので勝ちたいという思いより目立つ恥ずかしさが勝った私は、慌てて地面に紙ヒコーキをわざと墜落させてみたり。
中学生の頃、バドミントン部で 厳しい練習の甲斐もなく、始めての試合で負けてしまった時も、相手が すごく喜んでいるのを見て、そもそも負けても あまり悔しさがなく、あんなに喜んでくれるなら、自分が負けて良かったとさえ思った。もし私が勝っても、あそこまでは嬉しくないぞと思ってみたり。
そんな私が朝、納豆ごはんを食べながら
“欲深く チャレンジングに生きてみようかなあ”と思ってしまった。
“まいったなあ 刺さっちゃったみたいだ”
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