温故知新|official

瀬戸内リトリート青凪等の宿を手掛ける、ホテルプロデュースの温故知新 「目的地になる宿づくり」を目指す取り組みや、地域・ホテルの魅力・企画などを発信中。 (運営:瀬戸内リトリート青凪・壱岐リトリート海里村上・五島リトリートrayなど)

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マガジン

  • 【旅先案内人】

  • あの人の温故知新

    新企画「あの人の温故知新」では、"温故知新"を実践する人たちへのインタビューををお届けします。

  • 結び、紡ぐokcs story

  • Retreat Magazine by箱根リトリート

    箱根リトリート före&villa1/fが配信する、Magazine。豊かな暮らしや旅のヒントを探っていく、そんな情報をお届けいたします。

最近の記事

SNSを通じてホテル体験を発信して頂く、『温故知新パートナーズ』(第2期)を募集いたします

全国の温故知新の宿泊施設に特別価格にてご宿泊いただき、ホテルでの宿泊体験をともにSNSで発信していただく「温故知新パートナーズ」のメンバーを募集します。 パートナーズに選出された方には、約1年間、温故知新の各対象施設に特別価格(50%OFF)でご宿泊が可能です。 温故知新の宿に長期的に関わっていただくことで、わたしたちの想いやブランドについてより深く知っていただき、ホテルや地域の魅力を新しい眼差しで発見いただければ幸いです。みなさまのご応募、お待ちしております。 活動予

    • 直感に心を開いて。つくるひと、伝えるひとの眼差し。<旅先案内人vol.28 九州 手仕事の旅 前編>

       新しい表現を紡ぐ、現代の手仕事を訪ねて。自分の見ている景色、あるいは素敵だなと思うことを、誰かも同じように”いいな”と思ってくれたら嬉しい。心動かされるものに出会った時、誰かと共有したいという想いが芽生える。それは、人間の性ではないかと感じます。 九州・福岡で出会ったのは、直感に心を開き、手仕事の魅力を伝える、”現代の表現者”たちでした。 【小倉縞縞】<北九州市 小倉>糸に宿る物語 。偶然に導かれ、現代に復活した小倉織。 福岡県北九州市に位置する小倉。重工業など、工業

      • 物語へのいざない。"風景のアロマ"を持つお酒「GOTOGIN」が生まれるまで。【旅先案内人 vol.26】

        味や香りが、あの時の、あの場所の記憶を呼び起こす“思い出の味”という言葉があるように、味や香りは、ふとしたきっかけで、過去の記憶と結びつき、その時の記憶や感情を蘇らせてくれることがあります。  作家の村上春樹氏は、東京のバーでシングル・モルトを飲む時に、旅先で訪れたスコットランドの小さな島の風景を想い浮かべながらグラスを傾けるのだと、著書の中で語っています。なだらかな丘を駆け上がっていく海からの強い風、暖炉のオレンジ色の光、鮮やかな色合いの家々の屋根にとまる白いかもめたち・

        • 島を守り支える、焼酎づくり。若き酒蔵 五島列島酒造の苦難と挑戦【旅先案内人 vol.27】

          農業の担い手を増やすために。立ち上がった若き酒蔵長崎の西に位置し、五島列島最大の島・福江島。五島列島は自然環境が豊かで、特に東シナ海に面し、日本でも有数の漁場でもあり食材の宝庫と呼べる島です。 水産業の他にも、農業、畜産も盛んで自然の豊かな恩恵を感じる場所でもあります。 しかし、全国的な課題と同じく、人口減少、第一次産業の担い手の高齢化と減少など、さまざまな課題があるのも事実です。そんな中、農産物の出荷量を増やすことで島の農業を活性化させたいという想いから、2008年に設立

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        記事

          ”愛着”や”想い”を受け取り、繋いでいく、温故知新。<あの人の温故知新 vol.1>

          < FUNagain オーナー高島大輔さん>の温故知新温故知新。古きを訪ね、新しきを創造すること。私たちの社名でもあり哲学でもあるこの考えをもとに、『あの人の温故知新をのぞいてみよう』という企画がスタート。第一回目は、東京にあるリサイクルショップFUNagain(ファンアゲイン)というお店を訪ねました。 ふつうとは一味ちがったリサイクルショップを運営する高島さんの審美眼やお店づくりには、”温故知新”の本質と呼ぶべきヒントが隠されていました。FUNagainのオーナー高島大輔

          ”愛着”や”想い”を受け取り、繋いでいく、温故知新。<あの人の温故知新 vol.1>

          「身近なものの豊かさを発見しよう」 フレンチの巨匠 アラン・デュカス氏が考える、これからのラグジュアリー【旅先案内人 vol.25】

          「MUNI KYOTO by 温故知新」3周年を記念して。デュカス氏と見つめる"食”の未来。 京都嵐山に位置する「MUNI KYOTO by 温故知新」は2020年8月に開業。フレンチの巨匠であるアラン・デュカス氏が設立したデュカス・パリによる2つのレストラン「MUNI ALAIN DUCASSE」と「MUNI LA TERRASSE」も併設され、施設開業と同時にオープンしました。 地元京都産をはじめ日本各地の食材を使用したディナーをご堪能いただけるガストロノミックレスト

          「身近なものの豊かさを発見しよう」 フレンチの巨匠 アラン・デュカス氏が考える、これからのラグジュアリー【旅先案内人 vol.25】

          箱根・仙石原から。”ローカル”発のパティスリーの挑戦【旅先案内人vol.24】

          この春、箱根の仙石原に温故知新が手がける複合施設「Hakone Emoa Terrace」が開業しました。私たちの運営ホテル 箱根リトリートからほど近い、「箱根ラリック美術館」に併設。レストランを新たにリニューアルし、ベーカリー&パティスリーを新設しました。 箱根ラリック美術館とコラボした、アートのようなスイーツ 今回のレストランの目玉のひとつが、ランチタイムに楽しめる”ジュエリースイーツビュッフェ”。美術館併設のレストランならではのメニューとして展開しており、フランスの

          箱根・仙石原から。”ローカル”発のパティスリーの挑戦【旅先案内人vol.24】

          IKI's GIN PROJECT.【旅先案内人 vol.23】海里村上×壱岐の蔵酒造 #3

          ■Made in 壱岐とは? 連載最後は、JA壱岐市の松嶋さん、アスパラガス農家の平野さん、壱岐の蔵酒造の石橋さんに聞いた壱岐の今後について。そしてそれぞれの考える「Made in 壱岐」についてお聞きしました。番外編では壱岐の蔵酒造の焼酎造りにお邪魔した様子をご紹介します。 ■意外と多い?壱岐のアスパラガス農家 「壱岐島内にアスパラガス農家は今、70件ほどですかね?。最近は、若い人や新しい人が島にやってきたりもしています。」とアスパラガス農家になって11年の平野さんが教

          IKI's GIN PROJECT.【旅先案内人 vol.23】海里村上×壱岐の蔵酒造 #3

          IKI's GIN PROJECT.【旅先案内人 vol.22】海里村上×壱岐の蔵酒造 #2

          ■第1弾の反響を受けて 「壱岐島の味を全国に届けるクラウドファンディング」で目標金額に対し200%を達成し、その後の一般発売でも1か月で売り切れ、知る人ぞ知る“幻”のクラフトジンとなった壱岐リトリート 海里村上と壱岐の蔵酒造の共同企画で完成した、第1弾の「Japanese Iki Craft Gin KAGURA」(以下「KAGURA」)。 第1弾「KAGURA」の反響について、「いちごの香りがするような他にはないようなクラフトジンなので、『飲みやすいし美味しい、もう在庫

          IKI's GIN PROJECT.【旅先案内人 vol.22】海里村上×壱岐の蔵酒造 #2

          IKI's GIN PROJECT.【旅先案内人 vol.21】海里村上×壱岐の蔵酒造 #1

          ■壱岐の良さを遠方にも届けたい。 福岡県博多港から高速船利用で1時間ちょっとで向かうことのできる九州の離島、壱岐。壱岐と聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょうか? 豊かな自然、海、食材、焼酎、神社、歴史…。 観光客が激減する中、どうにかして「壱岐の良さを遠方の方にもお届けしたい」という強い思いで、地元の酒蔵、壱岐の蔵酒造株式会社×壱岐リトリート 海里村上の共同企画が始動。壱岐の蔵酒造の石橋さん、海里村上の貴島さんからお話を伺いました。 ■海里村上と壱岐の蔵酒造の共同企画

          IKI's GIN PROJECT.【旅先案内人 vol.21】海里村上×壱岐の蔵酒造 #1

          輝く手仕事の在るところ。長崎・ガラスの光。<瑠璃庵・538 ステンドグラス工房>【旅先案内人 vol.20】五島リトリート ray#6

          日本のガラス文化はじまりの地、長崎。 いまや、私たちの生活にかかせない『ガラス』ですが、その歴史は古く、今から 5000年ほど前に、人類がつくった物質であるといわれています。日本でも太古からガラスの成形・加工が行われていましたが、ガラス文化が花開いたのは16世紀半ば以降。海外との貿易の玄関口として発展してきた長崎の地にポルトガルからその技術や工芸品がもたらされ、全国に広がっていきました。 ガラスと縁が深いこの地で、ガラス文化を伝える2人のガラス職人に出会いました。ガラス工

          輝く手仕事の在るところ。長崎・ガラスの光。<瑠璃庵・538 ステンドグラス工房>【旅先案内人 vol.20】五島リトリート ray#6

          ローカルクラフトを巡る、五島列島。【旅先案内人 vol.19】五島リトリート ray#5

          技を今に輝かせる、五島の職人たち。 旅の醍醐味に、「地域の”ものづくり”に触れること」があります。その土地で生まれた必然性が宿る地域の手仕事。技を今に輝かせる職人達の手によって磨かれ、この地ならではの気づきを私達に与えてくれます。 私たちのホテル「五島リトリート ray」では、コンセプトのひとつに「local crafts」(地域の光)を掲げており、地域作家によるクラフトたちが、rayの空間を彩ります。五島の 素材を活かしながら、オリジナリティ溢れるものづくりを行う地域の

          ローカルクラフトを巡る、五島列島。【旅先案内人 vol.19】五島リトリート ray#5

          お茶から島を変える生産者。グリーンティ五島【旅先案内人 vol.18】五島リトリート ray#4

          耕作放棄地を茶畑に。地域に新たな産業を生み出し、未来へ繋ぐ。島を訪れると、スーパーや土産物屋で、多くの”お茶”を目にします。五島茶と呼ばれる緑茶から、五島の名産である椿の葉を使った「つばき茶」、他にも五島産のレモングラスを使ったお茶まで。その豊富なバリエーションから、昔からお茶が盛んだったと思いきや、お茶の生産がしっかりとはじまったのは、今から25年ほど前。ひとりの立役者の存在がありました。 島でお茶の生産から販売までを手がける、「有限会社グリーンティ五島」。緑茶をはじめ、

          お茶から島を変える生産者。グリーンティ五島【旅先案内人 vol.18】五島リトリート ray#4

          離島という逆境を乗り越えて。おいしい食材を五島から全国に。HPIファーム【旅先案内人 vol.17】五島リトリート ray#3

          熱視線集まる、五島の「パプリカ」。五島の魅力とは?と聞かれると、美しい海、歴史深い文化、温かな島の人・・・色々なキーワードが頭に浮かんできますが、中でも、驚きと感動が詰まっているのが「食」ではないかと感じます。島の直売所には、みずみずしい野菜やフルーツが毎日並び、スーパーで買うお魚もとっても新鮮で、身は引き締まり旨味たっぷり。島外出身の私は、「身近な食材がこんなに美味しいなんて!」と、島の食材を口にする度に五島の豊かさを噛み締めています。(農家さんにお話を聞いたところ、潮風が

          離島という逆境を乗り越えて。おいしい食材を五島から全国に。HPIファーム【旅先案内人 vol.17】五島リトリート ray#3

          ライバルではなくパートナーとして。3つのホテルの仕掛け人が見据える、これからの五島。【旅先案内人 vol.16】五島リトリート ray#2

          島に新しい風をもたらす、3つのホテル。この夏、五島列島には、2つの新しいホテルが同時期に開業しました。私たち五島リトリート ray、そして、カラリト五島列島。2年前の2020年にはhotel souというデザイナーズホテルがオープン。近年五島では、それぞれカラーの違った新しいホテルが立ち上がっています。 コンセプトも大きく異なる私たちのホテルですが、共通点は「地域の案内人」であること。3つのホテルの仕掛け人が集まり、これからの五島や観光の未来について、トークセッションを行い

          ライバルではなくパートナーとして。3つのホテルの仕掛け人が見据える、これからの五島。【旅先案内人 vol.16】五島リトリート ray#2

          五島列島、祈りの島。信じる心が続く理由。【旅先案内人 vol.15】五島リトリート ray#1

          空が近く、どこまでも広い 五島列島で暮らしていると、空を見上げることが多くなった気がします。遮るものが何もない広い空、迫力のある雲、眩しい太陽の光、夜には季節の星が煌めいて... 感動的な景色が、日々の暮らしに当たり前のように存在しています。 島の人は、「毎日のことだから慣れてしまった」と言うけれど、それでも星が美しい日は、「今日は星が綺麗かね!」と声をかけてくれるし、よく晴れた気持ちの良い日には「海にはいかんと?」と、嬉しそうに笑顔を見せてくれます。 5つの主要な島

          五島列島、祈りの島。信じる心が続く理由。【旅先案内人 vol.15】五島リトリート ray#1