夏の終わりには音がなる
夏の終わには音が鳴る。雷でも軍事機でもミサイルでも花火でもなくとても大きな爆発音か破裂音か静かな闇の音なのかもしれないが毎年確かに聞こえて驚いて一息つくとそれが夏の終わりを告げているのだとわかる。昼間の年も明け方の年もあるし九月の半ばや八月の半ばの時もあってその後一週間は眠たくてつらくて意識を半分高気圧に持ってかれたよう思う。
眠たいだけでねるわけじゃない。遠くのアスファルトに一人残され揺れていてそこから動かないでいる。
ようやく戻ると外は軽く新鮮な空気に変わっている。
頑張って読んでくれてありがと。キャンパスとパステルあるいはその他をサポートしてくれてありがと。