#1 フルトラでやりたいことを決めて、必要な機材を準備しよう!【VRChatかわいいムーブらぼ】
こんにちは、二次元(𝙉𝙞𝙯𝙞𝙜𝙚𝙣)です!
今回は『フルトラでやりたいことを決めて、必要な機材を用意する』をテーマにお話ししていきます💘
動画をまだ見ていない方は、ぜひ動画もご覧ください!
⚠️こちらの記事では主に下記の動画の内容をまとめたものになります。
①やりたいことを決めよう!
まず、フルトラで動いてみたいみなさんに考えていただきたいことがあります!
それは『自分の目指すかわいいとは何か』です!💡
いきなり何を言い出すんだって人もいるかもしれませんが、ここがめちゃめちゃ重要になってきます。
みなさんには「こうなりたい!」という願望はありますか?
VRChatだと改変するときのテーマとかが近いのかなと思います。
そういった『キャラ付け』をここでもしていただきたいんです!
なんでも大丈夫なので、何か一つ自分の指針となるもの決めましょう💪
VRChatには様々なアバターが存在しますので、そのアバターごとに決めてしまってもOKです💕
これをすることで今後色々動いたりポーズを取ったりする時の判断材料になります。
『この子のテーマならこんな動きしないな・・・』とかを考えてキャラ崩壊を防止することもできますし、リファレンスを探したりするときにも役立ちます!
ちなみに私は元気、活発、子供っぽい動きが好きなのでそれらを主軸にしています😊
そして次に考えていただきたいのは、『それをどう表現したいか』です。
お写真メインに発信したいって方もいれば、ダンスしたい、演技みたいなこともしてみたい!など色々あると思います。
これは複数個あっても問題ありません!
これを決めることによって、今後用意すべき機材も変わってきますよ!💪
②機材を決めよう!
次に先ほど決めた『どう表現したいか』にあう機材を準備考えましょう!💪
ここから結構難しい話をしたりするので、頑張ってついてきてくださいね!💕
まず、VRChatでのフルトラについてお話ししているので最低限必要なものはVR機器です!
これを用意することで頭と両手は動かせます。
人によってはこれだけで大丈夫な方もいるかもしれませんね☺️
それでは次に、足や腰の動きをトラッキングするための機材を準備しましょう!
VRChat上でフルトラするためのトラッキング機材には主に慣性式と光学式の2種類があります。
慣性式は体にセンサーを装着して、そのセンサーから得た加速度・角度・方位の情報を送信することで、体の動きを表現できる方式です。
光学式は複数台のカメラを使用してマーカーやトラッカーの位置をトラッキングする方式です。
VRChatで使用できる機材はたくさんありますが、よく使われるものをご紹介します!👍
代表的な慣性式フルトラ機材
・Haritora
・Uni-motion
・mocopi
慣性式のメリット
①比較的価格が安価
②トラッカーが隠れていても動く
③1セット買えば設定後すぐに使えるものもある
④動作時間が長い
慣性式のデメリット
①トラッキング時に足が滑るような動きになる
②トラッキング性能が光学式より劣る
③激しい動きは難しい場合がある
代表的な光学式フルトラ機材
・viveトラッカー
光学式のメリット
①トラッキングの精度が高い
②足が滑らない
③激しい動きもへっちゃら
光学式のデメリット
①とにかく高い!
②トラッカーが隠れるとトラッキングできず飛ぶ
③トラッカー以外に用意しないといけないものが多い
④ある程度のスペースと、ベースステーションがつけられる場所が必要
慣性式メリット詳細
①比較的価格が安価
これは慣性式の魅力の1つでもあると思いますが、光学式トラッキング機材より、比較的安価に手に入れることが出来ます!やったあ!😊
2023年9月現在の各製品の価格はこちら👇
HaritoraX 1.1B(5点トラッキング) ¥33,900税込
HaritoraX ワイヤレス(6点トラッキング) ¥39,999税込
Uni-motion(6点トラッキング) ¥39,800税込
mocopi(3点トラッキング※VRChat上) ¥49,500税込
製品によってトラッキングできる箇所が違うので、その点は各製品の公式HPなどをご確認くださいね!👍
②トラッカーが隠れていても動く
慣性式の魅力その2!トラッカーが隠れていても動きます!
慣性式は光学式とは違ってトラッカーを位置を専用のカメラを使ってトラッキングすることはないので、体につけたセンサーが物に隠れてしまっても動きます。
VRChatだとVR睡眠とかにも使えますね!💪
③1セット買えば設定後すぐに使えるものもある
慣性式の機材はすでに必要なセンサーがまとめて1セットで販売されていることが多いので、1セット買えば追加でセンサーを購入しなくてもいい場合があります!
④動作時間が長い
使用環境により変動はしますが各製品の動作時間が長いです!
各製品の動作時間はこちら👇
HaritoraX 1.1B 内蔵リチウムイオン電池で約10時間
HaritoraX ワイヤレス 約20時間(バッテリー内蔵)
Uni-motion 乾電池式で最大約24時間
mocopi 最大約10時間
ちなみにVIVEトラッカー3.0は約7.5時間動作します。
慣性式のデメリット詳細
①トラッキング時に足が滑るような動きになる
②トラッキング性能が光学式より劣る
③激しい動きは難しい場合がある
☝️デメリットはまとめてご説明しますね。
床が滑る、足が滑るなどと言われている現象は主に慣性式のトラッカーに見られる現象です。
慣性式は磁場の影響を受けてしまったり計算によって位置情報を算出しているため、時間経過によって位置がずれてしまうこともあります・・・😭
これらの原因によって光学式よりトラッキングの性能が劣るといわれており、ダンスなどの激しい動きには向かないとされています。
最近ではこの現象を改善しようと製品の開発に力を入れている企業さんもあるため、今後改善されていく可能性はあります!
ワンポーズだけとりたい!など瞬間的に体を動かしたい人にはデメリットに感じないかもしれません🖐
光学式メリット詳細
①トラッキングの精度が高い
②足が滑らない
③激しい動きもへっちゃら
メリットをまとめてご説明します。
光学式は専用のカメラを使ってマーカーやトラッカーの位置を測定しているため最も精度が高くなるトラッキング方式です!
足が滑ることもないし、激しい動きをしてもほぼ同じ動きをトラッキングすることが出来ます💪
VRChatで使用できる光学式のトラッキング機材は主にVIVEトラッカーですが、同じ方式でより精度の高い機材もあり、主にそちらは企業で使用されることが多いです。
光学式デメリット詳細
①とにかく高い!
これが一番のデメリットかと思います。とにかく高いです!!!
学生さんとかだとVR機器だけでもいいお値段するので、手が出しいくいかもしれません・・・😭
VIVEトラッカーを使ってフルトラしたい場合は、専用のカメラのベースステーションが2台、VIVEトラッカー3個が基本の構成となります。
この構成で腰と足を動かすことが出来ます。
ベースステーションやVIVEトラッカーにもいろんなバージョンが存在し、色々な組み合わせがあるのですが今回は2023年現在で入手しやすいものをベースにお話をしていきますね。
各製品の2023年7月現在の価格はこちら👇
VALVE INDEXベースステーション2.0 1台¥26,200税込
SteamVR Base Station 2.0 1台¥25,575税込
VIVEトラッカー3.0 1個¥19,000税込
いずれのベースステーションも1台の価格が2万6千円として計算すると・・・
ベースステーション2個で5万2千円、VIVEトラッカー3.0が3個で5万7千円の合計10万9千円かかります・・・!
何てこったーーーーーーーー!!!!!😩
ベースステーションをすでにお持ちの方はトラッカーだけですみますが、私のようにベースステーションが付属していないVR機器でVRChatを遊んでいる方はこのくらいかかってしまいます・・・
そしてトラッキングする箇所を増やしたい場合はトラッカーの追加購入が、トラッキングをなるべく飛ばないようにするためにはベースステーションの追加購入が必要です。
私はVALVE INDEX ベースステーション2.0を4個、VIVEトラッカー3.0が8個なので、合計25万6千800円かかっております!!!!クエスト2の値段も合わせると30万越え・・・🥲
実際に数字にすると結構なお値段ですよね・・・
②トラッカーが隠れるとトラッキングできず飛ぶ
先ほどお話ししたように光学式はトラッカーの位置を専用のカメラを使ってトラッキングするため、そのトラッカーが隠れてしまうとトラッキングすることが出来ずビョーーーンとあらぬ方向に体が飛んで行ってしまう、トラッカーが飛ぶという現象が起きます😱
ベースステーションの数を増やしてなるべくトラッカーが映るようにしたり、トラッカーのつける位置を微妙に変えることで改善することはありますが、服や布などが被ると飛んでしまうことが多いです。
また反射しやすいものが周りにあるとトラッカーが飛びやすくなります。
③トラッカー以外に用意しないといけないものが多い
慣性式は1セット販売で専用の固定バンドが付属していたりしますが、VIVEトラッカーには固定バンドは付属していないため別途バンドを購入する必要があります。
トラッカーの固定方法も色々あるので値段はまちまちですが、2000円以上はすると思います。
そしてそれがトラッカーの数だけ必要になります!🙄
ベースステーション固定用の機材も必要です。
ベースステーションは壁に直接穴をあけて設置することが前提になっているのですが賃貸とかだと、壁に穴をあけれないので三脚や突っ張り棒に雲台をつけて固定します。
④スペースとベースステーションがつけられる場所が必要
プレイエリアと呼ばれるもので最低でも2メートル x 1.5メートルの広さが必要になります。
その広さの中に対角線上にベースステーションを設置する必要があるため、お部屋が狭いとせっかく買ったのにフルトラできない!なんてことにもなりかねません。なので先に自分が動けるスペースがどれくらいあるのか、ベースステーションを設置できる場所はあるのか調べておいてくださいね☝️
以上が機材に関するご説明でした!
色々あって何がなんやら!という方、簡潔にまとめますと…
とにかく安価に始めたい!ダンスなど激しい動きはしない → Haritora、unimotion、mocopi
多少高くても精度重視!今後他の場所も動かしたい! →VIVEトラッカー
最初に考えた「自分のやりたいこと」と予算に合わせて購入する機材を検討してくださいね💪
では、今日はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました🥰🫶