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石田亜佑美の卒業について


絶好宣言をされた小田さくらさんと仲良くツーショットの石田亜佑美さん


僕はハロプロが好きなんですが
モーニング娘。は‘14をピークに緩やかに興味を失っていって
特にコロナ禍以降はライブにすら行かなくなりました。

なんでこんな事になったんやろうな・・・・と振り返れば、
一つにはどんどん出す曲がしょうもなくなってた、というのはあります。
それよりも問題はやはり‘14時代には低迷だったあのモーニング娘。が
新たに再浮上する!・・・・そんな期待に溢れていた面あったのに

結局、売れずにやたら権威で維持してくグループに成り下がってしまった、
という事実が年々、キツく感じるようになったんですね。
それで追うのをやめた。
完全に興味をなくしたんです。

そんなモーニング娘。感しかない僕が今回、
ハロステで石田亜佑美卒業の映像を流していて
「一応、目だけは通しとくか。」くらいの感覚だったんですが
ライブ、ラストの

青空がいつまでも続くような未来であれ!

であっさり、もってかれました。
やっぱり、つんく楽曲強い。
底知れない強さがある。

それにハマったからハロヲタはみんなハロプロが好きだし、
ハロプロから抜けられなくなっているというのが良くわかる。
むしろそれこそが全てなんだ、とまた改めて思い知らされるほど

強い曲でした。
メッセージ性なんてあって無いような曲です。
まさにタイトルそのまま、

青空がいつまでも続くような未来であれ!

それを歌ってるだけですから。
こんなんに比べると秋元康の歌詞のがもう少し文学性があって
ストレートな表現をさけるから変な歌詞は更に変態性を持って
受け止められる傾向があるくらいです。
事実、変態だとは思うんですが。

それでもセーラー服を脱がさないで、とかの頃は
まだまだストレートでしたけど、あれだって
当時の大人からしてみれば女子高校生がそういう体験をする、

というのが早熟と考えられていたから
セーラー服=女子高生という連想に文学が込められてると
好意的な見方で思うんですけどね。

ところがつんくはそういう文学性はまるで無縁、
カッコつけないから歌詞がほんま、まんま。
音楽的な工夫はたくさんするけど素直なもんなんでやっぱり、
古来のハロヲタはそこに痺れたんだと思うんですよね。

だって僕も含めて娘。が流行った青年期にはひねくれもんで、
素直になればいいのに臆病やから斜に構えてしか、
物事を見ようとしないヘタレだからモーニング娘。という依代を通して

やっと心を解放できた、素直になれたといいますか。
ライブでは素直になれるのが楽しかったんですね。
それでも日常に戻ればやっぱりまた斜めに構えてモノをみてしまう。
端的にいってクズです。

それはともかく。
石田亜佑美でした。

だから石田亜佑美の卒業であの曲を聴いて、
今でもいる数多くの初老ハロヲタにとって
つんく曲がいつでも味わえるハロプロは
最高の場所なんだ、という思いをまた新たに感じた。
ただ、それだけなんですけど。

すみません。

でもだから今のモーニング娘。ってなんなんやろ?ってなりましたね。
ヲタクの大半がそういうつんく楽曲の素晴らしさを浴びに行ってるだけ、
の人やとしたらですよ。

究極、歌う人らは誰でも良いって事になりませんか。
なんならハロヲタが辞めたメンバーを追わない理由もそれが全てな気がします。
だからつんく分を残してスライドしてるM lineにはヲタクが押し寄せる。

口では竹ちゃ〜ん!やフクちゃ〜ん!とか言いながら、
その実、殆どの人がつんく曲を求めてるだけで「愛だろやっぱ」とか
言われたって「つんくだろやっぱ」としか思っていないんじゃないでしょうか。

だから僕だって、石田亜佑美には思い入れが無いのに
家のあのiPadの小さい画面で
青空がいつまでも続くような未来であれ、を聴いてグッときてしまい
危うく涙腺が崩壊しかけたんです。

つんく楽曲、おそろしいよほんま。

ハロプロがそことずっと戦っているのはよくわかります。
星部ショウ、中島卓偉、児玉雨子とか確かに最初の頃、勢いありました。
でも、勢いが続かないんですよね。

それはやっぱり、売れてないから、に尽きると思います。
売れれば良いってもんじゃないけど売れないと勢いに加速がつかないんですよ。
つんくは一度ならず二度売れてますからね。

しかもある時期は確かに時代を動かしていたわけで、
結局そこまでいったら結構なキャリア、権威貯金ができて

色んな投資ができたでしょう。それも勢いの内ですよ。
クソみたいな曲もたくさんあるけど、売れた曲があるから
プラマイゼロにできるし。

だけど星部ショウは売れてないから、それでクソ曲出したらねぇ・・・
ツラいとこやと思います。
このままやと世界のミチトモ化してしまいそうで・・・。

いつのまにか星部ショウの話しになってしまった。
とにかく、モーニング娘。‘24。
来年は’25ですか。
・・・・言うとる場合か!
みたいな気持ちになります。

おしまい



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