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53MM その11 53歳のおじさんが「もの書き」になる物語
53歳おじさんのプロフィール
社会人編 駅の深夜清掃の仕事
体調を崩して、包装機械メーカーを退職したおじさんは、しばらく療養した後、埼玉県南部にあった、終電後の駅の清掃の仕事をする会社に入社した。
勤務時間は、午後10時から午前5時までの深夜時間の仕事だった。
終電が終わる前に、埼玉県から神奈川県の駅に清掃用具を積んだ車で移動し、終電から始発の間までに駅の改札や階段、点字ブロック、トイレを清掃する仕事だった。駅の大きさによって異なるが、2名から4名のチームになって、清掃をした。
おじさんが入った会社は、横浜や川崎の南武線や横浜線、京浜東北線の駅を清掃した。
終電が終わってから始発までの限られた時間の中で、手際よく作業をしないと最後まで終わらない。集中して作業した。
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小さな駅の場合、早く終わることがあるので、その時には帰りに深夜営業のラーメン屋さんに立ち寄って、同僚とラーメンを食べた。都内の有名なラーメン屋さんを回って食べ比べしたりもした。
53歳になった今では、深夜の仕事はできないだろうと思う。20代の若い時だったから出来たのだと思う。
(注釈)環七通りのラーメン屋さんによく行きました。味噌一や土佐っ子ラーメン、千石ラーメンなどは名前だけは覚えています。今も深夜営業しているのでしょうか。
著者:オニワ晃秀(電子もの書き屋オニワ)