53MM (その19) 53歳のおじさんが「もの書き」になる物語
特別編 おじさんと音楽
年末なので、少し趣向を変えて、おじさんと音楽の話をする。
おじさんは、1969年、昭和44年生まれなので、子供の頃はテレビやラジオを通して、音楽を聴いていた。
テレビでは、木曜9時からの、TBSテレビ「ザ・ベストテン」が大好きで、今週は誰が1位になるのかワクワクしながら見ていた。久米宏さんや黒柳徹子さんの司会は有名だが、中継コーナーに登場した、追っかけマンの松宮一彦アナウンサーが好きで楽しみにしていた。
ラジオでは、日曜日の午後に放送していた、文化放送「全日本歌謡選抜」という番組をよく聴いていた。司会の小川哲哉さんがものすごく親しげというか、馴れ馴れしい感じで、アイドルにインタビューをしていたのが今でも印象に残っている。小、中学生の頃は、歌謡曲をよく聴いていた。
高校生になると、国際青年年のキャンペーンで、NHK TVから佐野元春さんの「Young bloods」のプローモーションビデオが流れていた。
うまくは言えないが、当時のおじさんは、佐野さんの歌詞や、歌声、ハートランドの演奏から、熱い気持ち、情熱みたいなものを感じた。「Young bloods」に励まされ、元気をもらっていた。
働くようになってからも、時々佐野さんの曲を聴いている。
お気に入りは、ライブアルバム。コンサートに行っているかのような気持ちになり、思わず歌いたくなってしまう。
53歳になった今でも佐野さんの歌に励まされ、勇気づけられいているのだ。
(注釈)
最近よく聴いているアルバムは、3枚組のCD「THE GOLDEN RING」と「VISITORS」です。
著者:オニワ晃秀(電子もの書き屋オニワ)