くらげびーと6に出演して学んだこと勉強したこと良かったこと
くらげびーと6DAY2(2020年12月5日)に出演。
VRC会場は「初」だったそうで、
「いろいろと不具合があると思います。それでも楽しくやりましょう!!」と、いうのが主催のおきゅたん(@OculusTan)やワールド制作のオノッチ(@onotchi_)からのお達しでした。
そのうえ、前日4日にVRCのアップデートがあったり、オキュラスのアップデートがあったりとかなりの対応を迫られました。
DAY1(11月28日)から1週間で開催とかなりの急ピッチだったと思います。さらにクラスター会場と違ってワールドの新造が必要だったりと運営さんには頭が上がりません。
爆発しよう。
そう思いました。
、、、(ぇ
INDEX
1、出て良かったこと・出た理由
2、やってたこと・準備
3、ギミックの解説
4、反省点と問題点
1、出て良かったこと・出た理由
まず「いろんな人と出会えた」、「楽しかった」、「人生の良い1ページになった」ことは間違いないです。さらに参加したことによって得た知識は今後の活動に大いに役に立つと思いました。今回の「たくさん勉強した」ギミックなどの解説は後述その3にて。
会場内外でたくさんの嬉しい声を頂きました
本当にやってよかった
・この自由度wいかにもVRCっぽくていいい
・VRCだからこそ出来ることやってくれた
・こんなに沢山のことが出来るのかVRC……とても凄い…
etc
今回VRC開催が初だったこともあり「クラスターに出来ないことをやろう」とおもったのが本音です。VRCはクラスターと違い「音質が悪い」と聞いていたのでその点もありました。運営さんはそこ考慮してくれていたのですw
今回出ようとおもった理由をあげると
1つ目が本当に楽しそうだったということ
2つ目が自分の活動をもっとアクティブにしたかった
3つ目がLIVE中にも話した「いつ声が出なくなる」かわからないから
僕の声は両声類タイプの声でボイトレとかも特別やっているわけではないのでよく声が枯れます「3曲歌えば枯れる」くらいのレベル。スピッツなどのハイトーンを歌えば数発で、女性ボーカルなら2,3発、ボカロ歌えば一発くらいの勢いで声枯れます。
ほかにも、僕の親しい友人が「有名な感染症」にかかって寝込んでたり、くらげびーと当日二日前の出張中に実家の猫が亡くなったりと色々ありました。
なので「病気・けが・声の出しすぎ」様々な理由で「いつ声が出なくなるかわからない」と思った次第。だったら今でよう!!と思ったわけです。
2、やってたこと・準備
この章はとても長いですw
出演表明をしてから、どのDAYに割り振られるかはわかりませんでした。運営さんにすべての日程で参加可能と表明していたためVRCではなくクラスターに配置される可能性もありました。
ですが、VRC開催に割り振られたので「本気を出さざるを得ないな」と思いました。
まず一人あたりの時間配分が決まっていました
それはVRの都合上もありましたが
クラスターなどでは4時間という時間制限もあります
そのため解説や休憩をはさむと3時間ほど(180分)
これを20分で割ると9組になります。
今回10組いたので18分でした
なので、準備やグダを考えて一曲あたり6分ペースと考えます。
一般的なJPOPは3~5分の間なので3曲が限界値くらいなんです。
・開幕の勢いをつける曲(ロック調)
・アニソンを一つ(みんな知ってそうな奴)
・感動を与える系の曲
・自分を象徴する曲(オリジナルなど)
これらを想定して
当初僕が歌いたいと思った曲が下記
・熱くなれ
・命に嫌われている
・田園
・ヒビカセ(ECHO)
・STORM
・僕の一番大切なもの
・RPG
・ドラゴンナイト
・LOVE IS
まず音源の有無を確認しました。
ほぼ全部存在したので大丈夫でしたが
ドラゴンナイトのみ配信に不安があったため辞めました。
さらに、これらをカラオケルームに行き、点数を見ました。
つまり上手く歌える曲を選ぼうと考えました。
で、一緒にいって相談した友人がなにげなく歌った「LOVEPHANTOM」
これだ!!と思って入れました。
当初のセトリは
・熱くなれ
・STORM
・僕が一番大切なもの
でしたが
・LOVEPHANTOM
・STORM
・RPG
になりました。理由は間奏や前奏がありMCを入れる余地のある曲を前よりにいれて話したかったからでした。ですがここで問題がありました。
去り際がよくない・・・RPGはMVをみるとみんながポーズをとって終了します。いい曲なんですがスムーズにはけれないと考えました。
さらにもっと爆発したいと考え、さらにもっと誰もが知ってる有名曲で短くて歌いやすいものと考えたときに「紅蓮の弓矢」が入りました。
衣装も作りやすいと考えたためです。
4曲になるため、時間の圧縮を行いました。
そもそもアニソンはアニメのOPで聞いていることが多いため1分半くらいで収まります。なので紅蓮とSTORMをつなげて3分に圧縮しました。こうして
・紅蓮の弓矢
・STORM
・RPG
・LOVEPHANTOM
というセットリストが完成しました。
ラブファントムの前奏がしんみり系なのでMCであえて伝わる系トークを入れようと思いました。
アバターセッティング
当初はアバター2,0とエモートスイッチで行うことを想定していました。エモートで動かせるのが4パターンだったため、どうしても難しいと判断し甘野氷さんに援軍をお願いしました。
ですがやりたいことがどんどん増えていき、アバター3にしないと無理と考えてアバター3の設定の勉強を始めました。
3、ギミックの解説
まず、僕はそんなにunity強じゃないです。なのでアバターアップロードなどが出来る人なら簡単です。
(画像引用元:https://www.youtube.com/watch?v=fHIayxgcRsk)
今回のギミックをまとめるとたった2種類のギミックを活用しています。
あとはまぁシェーダーなど
まずギミックについて
どっちも神ツールというか記事というか、アバ3が一気に楽しくなります。
ざっくり説明すると
・モノの出し入れ
・サブアーム
・ワールド固定
・分身
これらを今回使いました。
・RadicalEventry(アイテムの出し入れ)
(https://yagihata.booth.pm/items/2278448)
「RadicalEventry」はアバター3.0でアイテムを出し入れするために使いました。アバ3版のエモートスイッチみたいなものです。設定は極めつけに簡単で瞬時に行えます。「isExclusive」にチェックをいれるとグループ内の一つだけが表示されます。なので着替えには良い感じ。デフォルトにチェック入れると最初から表示されます。「LOCAL」にチェックをいれれば自分だけが見えます。これに台本などをいれておけばよかったと後で気づきました。
・お手軽ワールド固定(https://wiki.thakyuu.invr.chat/Tips/tips_Object_World_Joint)
「お手軽ワールド固定」はどっかの阿求さんが書いた記事で、様々なワールド固定記事があるなか「一発で分かりやすく結果が出た」というのがミソです。Twitterで開催がちかくなりやばくなったので助けを求めたところのりろーさんに教えてもらえました。感謝しかありません。
これによって、車の停車・兵団のその場での行進が可能になりました。
ダンス用分身シェーダー
https://booth.pm/ja/items/1723095
紅蓮の弓矢を歌うことにしたときに
「兵団だから数を出したい」と考えました。
数を増やすことで圧倒的なパワーを出そうと考えたわけです。
兵団なので同じ動きをさせたいと思い、自分の動作に追従するものを探しました。この時点で、サブアームの解決がまだだったため、シェーダーで解決できました。こちらの導入はとても簡単でした。もともとのヘアカラーが白だったことで、ヘアカラーを変えることでアレンジしました。
巨大ロボのシステム(サブアーム)
デッカイボールにしか見えない相方「おにちく本体」
(画像引用元:https://www.youtube.com/watch?v=fHIayxgcRsk)
こちらは「constraint」を使っています。
「サブアームシステム」と言われることがあります、インストーラーなどがBOOTHでもあったのでいくつか購入させていただきましたが「fixJoint」を使ったシステムで2020年12月環境ではやや古いと言えました。RadicalEventryで出し入れしたら崩れるなどがありました。最初から表示状態であれば問題なかったのですが今回には適していなかったという形です。
購入物は一瞬でインストールできる素晴らしいものなのでおススメです。
購入したシステムを解析したところ、回転軸のみの対応で良いことがわかりました。そこで手作業で
対応するボーン全てに「RotationConstrain」をいれます。これだけで解決しました。わかってみると簡単ですが試行錯誤がかなり多くあったんですよ。お金もかかりました。
これら駆使してアクティブ化したときに、爆発したり音を出したりをおこなっていました。audacityで収録編集した音源をアバターにいれてaudiosourceをactiveにしたときに再生されるようにし、僕の回線状況が悪かろうが音楽は止まらなかったという状況にしました。
ちなみに歌唱中の爆発や歓声は音楽データに直接入れており、僕の操作がなくても良いように設定していました。当日の僕の操作が少なくなるようにしていたという形です。
爆発で勢いをつけたかった、
一気に盛り上げようと思ったというのが本音でした。
誰もが知ってそうなアニソンを最初にもってきて
会場を沸かせたいと考えました。
VRCでのライブで一番難しいのはLIVE感をだすことかなと考え、音楽の終わりタイミングに「歓声」を組み込むことにしました。これによって「曲の終わりのタイミング」がわかるようになり一石二鳥でした。
反省点と次回に解決したい問題点
今回の反省点と問題点を自分なりに思い返してみてアーカイブを見て考えてみました。
・台本と進行の忘却
これは多くありました、台詞忘れや歌詞わすれもその一つですが。VRで操作していたため、クリックをミスり、配信では聞こえませんでしたが、僕のPCでは別の音楽がなっていたりとかなりハプニングがありました。
・オーディオソースにて行ったための口パクのなさ
配信動画をみると、やはり口が動いていないので歌っている感のなさが目立ちました。OVRlipsyncをいれればとおもいついたのが当日の午後だったのでアバターセッティング後に導入するのは不安があったのでやめました。
オーディオソースによって音楽をならして歌ったところ0.2秒ほどのラグがあると事前のチェックで確認したので今回は生歌は一曲だけにしました。
・音関連のデバイスソースの難しさ
今回は運営さんも色々大変だったみたいでした。
僕がおこなったのは「syncROOM」と「HTCVIVEマイク」の切り替えでした。序盤の3曲は収録を流すだったので「歌う必要が無かった」ので安定感のある「VIVEのマイク」でハンズフリーでMCを行いました。息切れはとてもリアルでしたw
一曲のみ「生で歌いたい」を考えたので「音源とマイク」を同時に流す必要がありました。そのため「SYNCROOM」を使うことにしました。これで実現できました。VRC上でマイクの項目を切り替えることで乗り切りましたが、syncROOM用のマイクはオーディオインターフェースをつかっているダイナミックマイクで「リアルマイクを握る必要がありました」
色々大変で、たまに途切れたりもしましたが一曲くらいいいかなと思い歌ってて歌詞忘れはありましたが最高でした。
音質はまぁ・・・おきゅたんのsyncROOMに入った方が3倍よかったなぁと後で思いましたw
あとはまぁ、リアルで歌うので近所が・・・まぁ気にしない(時間早かったので)
まとめ
沢山の内容がありましたが今回勉強になったことをまとめます
・イベント出たほうが楽しい
・イベントでたら勉強いっぱいする
・たまった知識を最後にnoteにまとめる
この三つをすれば飛躍的に向上できそう。
今回勉強した技術
・RadicalEventry(アバター3のものの出し入れ)
・阿求のお手軽ワールド固定
・Rotation constraintのみでOKなサブアーム
・ダンスシェーダーによる分身
・アニメーション技術(これはまたの機会に)
アバター3・・・かなり理解できましたw
色々ハプニングもあったけどスゴイ楽しかったよ!!!