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【感想】Liella!が創ったもの ラブライブ!スーパースター!!3期11話「スーパースター!!」

まさかまさかの最新話当日の感想更新!

ついにあと1話。1期から数えて4年。今年改めてラブライブと出会って一番ハマっていた時の事を思い出しながら楽しませてもらいました。

11話というよりスパスタ全体の話に近い内容になっていますが自分なりに感じたことを書いています。ということでラブライブ!スーパースター!!3期11話「スーパースター!!」感想です。


■全体の感想

「スーパースター!!」をはやくライブで聞きたい!

まずはこれでしょう!いや、マジでこれはライブで聞きたい!!何とも言い難いのですが、Liella!らしい曲!でもすごく難しそう。。。キャストのみなさん頑張ってください!楽しみにしています!!時期的に厳しいけど1回くらい現地いきたいな。。。


淡々とした日常

わりとゆったりとした時間が11話では描かれましたね。もう大きな起伏が起きないところにやるべき事は全部終わった!感じがしてさらに最終回っぽさが出ていましたよね。なんとも言えず感慨深いです。

そして、クゥクゥはさりげなくすみれと同じ事務所に入っているような気がしますが、気のせいでしょうか??

少し意外だったのが、楽曲づくりを2年生に任せたところ。結ヶ丘はこれから2年生が曲作りを行っていくことになるのしょうか?運動系の部活に所属していたので、最後の大会のしかも決勝を完全に後輩に委ねてしまえるのはものすごいことだなぁと感心しましたが、すごいプレッシャーの中それを感じさせずに楽曲制作にあたる2年生もすごい。。。

おそらくは今年のLiella!にとってはこれが最適解なんだと思います。

3年生の進路も何となく全員固まりいよいよ卒業…という雰囲気ですね。個人的にはまだ描かれていない、かのんがウイーンへ行く意味。11話の最後で出てきた気もしますが改めて何かを語ってほしいかなと思います!


連覇の意味は?

連覇することの意味は、11人で新しい歴史を創った!ということもあるかと思いますが、もう1つ過去の2作品と大きな違いがあります。

廃校を阻止した音ノ木坂のμ's
学校の名前を残した浦の星のAqours
はじめて連覇を達成した結ヶ丘のLiella!

こう見ると「ラブライブ!優勝」の目的がかなり大きな2校と比べて、「私を叶える物語」として始まった今作は、より自分のやりたいこと、目指したいこと。つまりはより個人的なあるいは、自分が所属するチームや仲間として叶えたい!を実現する物語になっています。

その活動の結果として、自分の友達や家族、クラスメイト、学校の生徒、地域の人々に影響をあたえ広がっていく。それはこれまでのラブライブシリーズの根底にある物語だったと思います。

そういった意味で歌は確かに響き、結ヶ丘をLiella!を通じて大きく結ばれることになりました。そうLiella!が成しえたものは、単純にラブライブ連覇という話ではなく、こういうことだったのです。

新しい結び目を創った結ヶ丘のLiella!


これこそがラブライブ!連覇の本当の意味
。彼女たちが望んだものではないかもしれませんが、彼女たちの活躍を通じて、そこに住む人たちが、通う人たちが新しい結び目を得る。それは新しく生み出すことがとても、とても困難なことであり、それは「誇り」とか言われるもの。場所に根付くもの

現在あるもののために歌ったμ'sとAqours。新しいもののために歌ったLiella!どちらも大きく、困難でまた最高に楽しい道。

あくまで個人的な見解ですが、ラブライブ!スーパースター!!とはそういう物語だと感じています。


Liella!はスーパースターになれたのか?

個人的な憶測をたくさん入れて書きます。

「スーパースター!!」のタイトルには文字通りいろんな意味が含まれたいたはずです。Liella!がこれまでのシリーズを超えるほどのスーパースターになってほしいという願いも込められていたはずです。

決勝の会場が国立競技場であることからも、東京ドームを超える規模として、きっとアニメ終了後のライブのフィナーレとして、この場所を描いていたはずですし、6thライブの最後が大阪城ホールなのも座席が全周型であり、同じようなステージが組めるという事も無関係ではないはずです。

結果的に国立競技場や前2作のように東京ドームで単独でライブすることはできませんでした。Blu-rayの売り上げや、ライブの興行収入としても苦しい部分も多かったと思います。

じゃあやっぱりLiella!はスーパースターになれなかったのか?

答えはNO!です!!

ラブライブ!スーパースター!!の主役は「私」です。キャストやメンバー個人個人であり、私であり、あなたでもあります。

ここまで応援してしてきた方ならわかると思いますが、ステージに立つ彼女たちに魅せられ、憧れ、応援して。私のように時に批判的な立場の方もそう。言葉にできなくとも何かに期待して、惹きつけられてこれまでの物語を見てきたと思います。

その対象がスーパースターでなくて、何なのでしょうか。

彼女たちは間違いなくスーパースターだし、そういった姿をたくさん見せてくれました。そして、このnoteやXを通じて彼女たちを本当に様々な形で応援するみなさんのことも知りました。

なにかに夢中になる。これってすごい才能だと思います。そこから新しいことを始める人も出てくるかもしれません。動いた感情が、動かされた感情そのものがスーパースターの第一歩だと思います。

「私」の物語はそこから始まると思います。みんなそうスーパースターになれる。これはそんな物語。






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