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2日目、姫路から舞鶴へ

次の日の朝、外はとっても良い天気でした!
ホテルで朝食を済ませて、早めにチェックアウト
次の目的地へ向かいました。

喫茶 アルハンブラ

宿泊客の方から、姫路の名物は「アーモンドトースト」だと聞いて、
ネットで調べた喫茶店に行って来ました!
喫茶アルハンブラさん。とっても良い雰囲気のお店!

坂の上の住宅街に佇むおしゃれなお店でした!

店名の「アルハンブラ」はアラビア語で「赤城」の意味。
昨日、楽団さんが演奏された「名月 赤城山」が思い浮かぶ(*^-^*)
男心に男が惚れて~♪ ちょっとイメージと違うかな(;'∀')

店内の写真を撮らせて頂きました。
見て見て!カウンターのお洒落なシャンデリアとティーカップとソーサー!
高級感に溢れてる!

赤いソファーも素敵すぎる!

モーニングセットはアーモンドトーストとプリンのセットを頼みました。
ホテルで朝食を食べたのに!早めのブランチです(*^-^*)

もし、向かい側に大好きなあの方々が座ってたら??(*^-^*)
昨日、会場で撮影させてもらった楽団さんの写真を机に置いて妄想楽しんでました。
「わらび餅どうぞ~」
「ホット豆乳どうぞ~」
「プリンどうぞ~」
「もうお腹いっぱい!半分食べて~」

あ!気持ち悪いし怖い!?(*^▽^*)怖がらせてごめんなさい。🙇

このお店の雰囲気。絶対に似合うよね~(*^▽^*)

ピーターラビットのスプーン!美味しそうに人参食べてるのが可愛い🥰

ステンドグラスとシャンデリア!あのホールを彷彿させる???(*^-^*)

ごちそうさまでした♪また絶対に行きます♪次は主人と!
私ばかり贅沢してごめんね。ありがとう!
家の事が気になるので帰ります(*'▽')

帰りは4時間かかるので、途中休憩も兼ねてこちらへ寄り道しました。

舞鶴引揚記念館

10/7は舞鶴引き揚げの日、もうすぐですね。

館内に入ると、ちょうど語り部の方がいらっしゃいました。
団体さんに混じり話を聞きながら見て回ることができました。

舞鶴に降りたった海外抑留者(引揚者)の方々を迎えたアーチ

アーチをくぐると、引揚者の方々が一番最初に見た風景。

舞鶴の松の緑に色映えて
海の青さに涙こぼるる
舞鶴の平桟橋六年振り
今踏みしめる故郷の土

思わず涙が滲みました(:_;)

白樺日記
世界記憶遺産登録資料。シベリア抑留中に、白樺の皮、空き缶を加工したペン、煤を水に溶かしたインクで日々の思いを和歌にしたためたもの。収容所等での所持品検査をくぐり抜け、奇跡的に没収を免れました。

舞鶴引揚記念館ホームページより

抑留中、和歌の作成が心の支えになっていたのですね。
いつも思うのは故郷のこと家族の事。

ソ連軍に追われ、命辛々逃げて来られた、満州引揚者の持ち物も。

逃亡中に作られた赤ちゃんの服や子供用の草履。
逃亡者の中には妊婦さんも…
まったく物が無い中でも知恵と工夫で素材を集めます。
その縫い目からは精いっぱいの愛情をこめて作られた事が分かります。

ラーゲリでの食事の様子
ラーゲリ(ロシア語で収容所)で配給されたわずかな黒パンを、手づくりの天秤で量りながら全員に均等に配分しています。少ない食料をめぐって仲間同士で争いごとを避けるための知恵でした。

舞鶴引揚記念館ホームページより

抑留生活体験室
体験者の回想記録画などをもとに収容所を再現しました。狭く寝心地のわるいベットに横になったり、かばんの中身や極寒を耐えた衣類にも触れることができます。

舞鶴引揚記念館ホームページより

再現のため、この部屋はとても寒くなっていました。
実際は-30度!想像を絶します。

引揚船を待つ人女性を「岸壁の母」「岸壁の妻」と言われました。
歌謡曲にもなった「岸壁の母」実際のモデルとなった「端野いせ」さん。

待ち続けたお母さんは息子さんと生きて会う事はできませんでした。(:_;)

舞鶴港を見渡せる丘に登ります。

「異国の丘」「岸壁の母」の歌詞が書かれた石碑。
それぞれの心情を唄う歌詞に胸が痛みます。

引揚桟橋
舞鶴港は昭和20年から昭和33年まで延346隻の引揚船が入港しました。

舞鶴港
ナホトカ港を示す、方針盤

舞鶴に上陸した引揚者の7割は、方針盤が示す方向に約860km離れたナホトカ港で乗船し、約3日かけてやっとの思いで帰還しました。

来場されていた方の殆どは70歳以上の方々でした。
ご自分の両親が生きた大変な時代を知り、両親の心情を思い出と共に振り返っているようでした。

語り部の方がおっしゃっていた、展示のメインテーマは確か、
「母親の愛情の深さ」
私のような若輩者にも分かりやすい展示となっています!

このあと2時間かけてお家に帰ります。
頭に浮かぶのは、昨日の楽団さん演奏会で聴いたこの曲。

旅愁
更け行く秋の夜 旅の空の
わびしき思いに ひとりなやむ
恋しやふるさと なつかし父母
夢路にたどるは 故郷の家路
更け行く秋の夜 旅の空の
わびしき思いに ひとりなやむ

窓うつ嵐に 夢もやぶれ
遥けき彼方に こころ迷う
恋しやふるさと なつかし父母
思いに浮かぶは 杜のこずえ
窓うつ嵐に 夢もやぶれ
遥けき彼方に こころ迷う

今回も充実した一人旅でした(*^-^*)


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