ここ3ヶ月のモノゴトの動きをGoogleトレンドで追ってみた

ひさびさのエントリーです。世界的なコロナ騒動の中、みなさんの働き方やライフスタイルが激変してきましたが、この変化について検索トレンドを通して事実はどう動いているのか思いつくままにひたすら見てみました。肌感覚だけではなく、こうしたツールを使うことによって深く実感できることもあろうかと思います。分類は興味本位なのであしからず。不謹慎な表現かもしれませんが、この状況下で出てくるキーワードが今年の流行語大賞になるんだろうなと感じています。ご自身でもいろいろ試されてください。

イベントに関連するワード

まずは自粛になって流行りとなった「ウェビナー」と「Web会議」です。こちらの2ワードは直近1年間で調べてみるとズン！と右肩上がりになりますので傾向見やすいです。

テレワーク・在宅・リモートワークに関連するワード

続いて、テレワーク環境となって、みなさん自宅をどう快適にするか等、リモートライフハックみたいなのが数多く出てきていますが、これに関連してどういった商材が動いているのか。機器、環境としては「オフィスチェア」「ノートパソコン」「ヘッドセット」「マイク付きイヤホン」「ポケットWiFi」これらも3ヶ月で傾向は出てますが、1年間で見るともっと如実。

そして、居心地よく仕事をしたい、ランチどうしようかな、晩御飯は？手軽にできるレシピはないかな？に関するワード。「デリバリー」「テイクアウト」「簡単レシピ」「コーヒーフィルター」簡単レシピはバレンタインのときにグッと上がってます。たぶん簡単なチョコのレシピかもしれませんね。コーヒーフィルターは在宅でコーヒーの消費が上がったことに加え、コーヒーフィルターでマスクを作るというのがハックネタで上がっていたことが急増の原因のようです。

在宅での過ごし方に関連するワード

早くからリモートに入った方などは3ヶ月超えている方もいらっしゃるとか。家での運動不足や、心地よいスタイル、コロナ自粛で休業を余儀なくされている勉強/運動レッスン系などに関するワードです。「部屋着」「ルームウェア」「ラジオ体操」「ヨガマット」「ダンベル」「オンラインレッスン」、ラジオ体操は夏の風物詩と思いきや、このタイミングで上昇していますね。まさにコロナ運動不足といったところでしょう。また気持ちの良い部屋着や「自宅がジム化」しているなどの投稿もSNSではよく見かけます。ヨガマットは1年単位で見ると激増です。

お出かけに関連するワード

自粛から緊急事態宣言発令と進み、外出を控えるようになっても、どこか外へ行きたい、あそこは安全か？営業しているのか？といったことが検索行動に出ているものを見てみました。

まず、商業施設。「ルミネ・パルコ・アトレ」の検索トレンド。小池都知事が不要不急の外出を控えてほしいと発信し、関西では兵庫と大阪の行き来を制限などの話題が出た3/27と緊急事態宣言が出た4/7に色濃く傾向が出てますし、休業が発表されてからはダウン傾向。これは「映画館」も同様。「ゴルフ場」は緊急事態宣言で「オレの週末のゴルフはどうなるんだ？」という検索。「潮干狩り」についてはシーズンなので多いのでしょうけど、行きたい、行けるかどうか、のような検索が増えているのではないでしょうか。

最後は娯楽とその他

こちらは言わずもがなのサーチ結果ですが、「Netflix」「Amazonプライム」映画館とは逆にアップ傾向ですね。休みの日は中毒のようになっている方もいらっしゃる、あるいは観るものなくなったという方も出ているかもしれません。

今日は私が思いつくままにワードを列挙しましたが、こうして調べるだけで、自分の周りの出来事や環境の変化を理解できる場合があります。特にマーケターの方にとっては必要な情報収集方法ですね。
最後に、zoomとteamsを貼っておきます。