セミリタイア者の時間の使い方の模索
前回の話から、有り余る時間をどう使えばいいかを模索したい。
只今、月曜日の午前11時だが、1時間ほどHPを改良しただけで、あとは何もしていない。
まだHPをいじっただけいつもよりマシと言える。
今日もやることがない。
使い方の見つけ方
うつ病でやる気があまりない。これはどうしようもないことだ。
しかし何もせず1日が終わるのにはやはり勿体無い。病気でなくとも、リタイア者は皆ここを通ることになる。
初めて正面から自分と向き合う。自分に問いかける。
去年の暮れに夢を見たのだが、それは宝くじで70億ドル当たるという夢だった。
日本円で1兆500億円くらいのとんでもない額に当選したわけだが、もちろんアメリカにもそんな宝くじはない。正夢だったらな、とここで終わるところ、移動中のラジオで年末ジャンボの話が聞こえてきた。1等の金額は7億円。販売は明日まで。
感じただろうか。
当選するのは70億ドルではなく、7億円ということか。
宝くじに当選する夢を見て、ラジオでも虫の知らせがあったのだ、これは当選確実だ。
※ちなみに私は宝くじはほとんど買わない。最後に買ったのは多分5年以上は前だ。
宝くじは売場で買うかWEBで買うか迷ったが、どうせ当選するわけだし、買いにいくのは面倒だからWEBで3万円分を購入することにした。もちろん妻には言っていない。当たってからのサプライズ報告だ。
年が明け、いよいよ抽選結果をWEBで確認する時が来た。
3万円分、100枚だ。
順番に確認していく。当たっていると確信しているがドキドキする。これは宝くじ独特の感覚だろうな。
久しぶりの高揚感を味わい、なにはともあれ全てを確認した。
結果は言わずもがな。
6等すら当たらなかった。
3万円は3000円になった。
急に宝くじの話をしだしたのは、この時に気づいたことがあったから。
「もし7億円あったら何をしようか。」
を考えたのだ。
そう、それはまさしく本当に自分がやりたいと思っていること。内なる自分の心の声だった。
セミリタイアだって簡単に辿り着けない。多くの人にとって憧れの状態だし、セミリタイアしたらあれやってこれやってと考えてただろう?と言われれば、確かに。
しかし、いざセミリアイアするとその日常はあっという間に当たり前となり、せいぜい明日のことしか考えずに時間は過ぎていく。魔法のように思い描いていた夢(やりたかったこと)は消え去ってしまった。
それに引き換え、宝くじはほぼ当たることはない、当たらないということは、逆説的に言えば、夢を描き続けることができるということだ。宝くじを買って想像すれば目指すべき夢、なりたい自分が見えてくる。
そして、当たらないのだから、その夢が消え去ることはない。
終わりに
適当なことを言ってきたが、なんだかんだ夢が見つかったとして、夢や目標に向かって走るには活力と努力が必要だ。
まず元気なこと。元気でなければ何も始まらない。
次に努力すること。誠実に努力すれば、きっとうまくいく。
道理に則って行動すれば、成功や失敗なんてどうでもよくて、それ以上に価値のある人生を送ることができる、とは渋沢栄一が言っていたことで、私の言葉ではないが、夢を見つけ、誠実に直向きに努力したいと、このブログを書きながら思えてきた。
妻に宝くじを買ってハズしたことを言う誠実さは持ち合わせていなかったが、昼メシにワインを飲みながら、今一度自分と向き合い、夢に向かって誠実に努力してみようと思った。