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【無料】HV(high-volume)手法
HV(high-volume)とは
High-volume(ハイボリューム)とは、出来高の大幅な増加を指します。
出来高が増加することにはいくつかの優位性があります。まず、出来高の増加は機関投資家が買いのサインとして受け取ることができます。特に出来高を伴うギャップアップが起こる場合、銘柄の決算やニュースなどに機関投資家が反応していることを示し、買いの勢いがあることを意味します。
ただし、出来高の増加やギャップアップだけでなく、終値がその日のレンジの50%上に位置することも重要です。
さらに、過去最高の出来高(HVE)、1年間で最高の出来高(HV1)、IPO以来の最高の出来高(HVIPO)を確認できれば、好印象を与えることができます。
これらの指標を確認するために、TraderLionから提供されるインジケーターを利用する方法があります。
HVのスクリーニング条件
毎日、以下の条件でHVスクリーニングを行っています。特にHVEなどの銘柄を見つけた場合は監視リストに追加します。
・Vol % Chg vs 50-Day ≥ 200
・Daily Closing Range ≥ 40(余裕をもって)
・Price % Chg ≥ 2.00
他にもIBDレーティングなどの条件も入れています。詳細については公表していません。
見つかった銘柄についてはDiscordで共有したり、Twitter、noteでも一部を紹介していますので、参考にしてみてください。
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🔹トレンド把握はかなり重要🔹
— オニくま🐻❄️オニール+ミネルヴィニ流【米国株投資】 (@to1210shi) November 24, 2022
上昇トレンドにあるときに株を買えば、75%の確率で正解⭕️。しかし、下降トレンドにあるときに買えば、75%の確率で間違う❌
株は多くの良いサインを集めて買います✨
相場全体、セクター、業種など、
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HV手法の買い方
HV手法における買い方の主な種類は以下の通りです。
それぞれ、HV日以降でのタイミングになります。
1.サポートラインまでの押しからの反発
2.HVCまでの押しからの反発
3.HVCの上抜け
4.高値ラインを上抜け(リスクが高い)
サポートラインとは、出来高を伴う陽線で意識されている水平ラインであり、例えば$10、$15、$20などの重要な整数またはそれに相当する水平ラインです。
HVCとは、出来高の多い日の終値における水平ラインを指します。ギャップアップした日の終値は、機関投資家がその株価で閉じることを決定したため重要になります。
それぞれの買い方についての説明は以下の通りです。
1.サポートラインについては、出来高が増加した日の5分足を見ながら、出来高のサポートレベルを確認します。理想的な買いタイミングは、平均を上回る出来高を伴う陽線の水平ラインに反発があった場合に買いを入れます。
2.HVCについては、HVCの水平ラインに反発があった場合に買いを入れます。
3.HVCの上抜けによる買いは、HVCを一旦下回った後、HVCの水平ラインを上抜けのタイミングで買いを入れます。
4.高値ラインを上抜けによる買いは、出来高が増加した日の高値を上抜けのタイミングで買いを入れます。ただし、他の3つよりもリスクが高くなります。
反発や上抜けのタイミングでの出来高の増加が理想的です。注意点として、水平ラインと完全に一致する反発が常に起こるわけではないことに留意してください。
下のチャートで確認してください。
※タップすると拡大して見ることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1687399795148-MJc5nt21Wr.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1687399830055-rGOviVSQDg.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1687399864603-B5Sq8WZDpi.png?width=1200)
※HVE、HV1、HVIPOではないが大きな出来高
HV後のベース形成
HV手法後にも買いのタイミングが存在します。
急騰後には必ず利確売りによるベース形成が行われます。相場によっては、短期的なベース形成が起こる可能性もあります。HVが発生し、売り抜けが持続しない場合は、再び買いのタイミングが訪れる可能性があるため、監視を続けてください。
ベース形成では、直近の高値抵抗線を上抜けるタイミングで買いを行うことができます。また、押しのタイミングなど、他の買い方の方法も存在します。
注意点として、大きな出来高で連続的に売りが見られる場合は、機関投資家による売り抜けの可能性があるため、リスクがあります。
下のチャートを見ると、再び買いのタイミングが現れることが分かります。また、2度目のHVも確認できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1687399707926-Ygp8vYXk3Q.png?width=1200)
他の優位性もチェック
HV以外にも、以下の要素をチェックすることで優位性を確認することが重要です。
・指数の状況
→75%の銘柄が指数に追随して動きます。
・テクニカル(チャート):RSライン、ローソク足、移動平均線、出来高など。
ファンダメンタル:企業のEPS、売上高などの業績や成長性。
セクター・業種の状況:セクターや業種のトレンドを把握。
→ 株価動向の約50%が、その銘柄が所属するセクター・業種に直接関連。
HV手法では、テクニカル分析をファンダメンタル分析よりも優先的に考えます。その理由は、一般投資家に情報が伝わる前に、機関投資家が情報を収集し行動する可能性が高いからです。
これらの情報についても、DiscordやTwitter、noteなどで発信していますので、ぜひ確認してみてください。
おわりに
最後になりますが、HV手法はベースブレイクアウトなどに比べてリスクが高いと考えています。ただし、利益の拡大を狙ってのブースト手法として取り入れています。海外のオニミネ流の方々の中には、HV手法をメインとして使用している方もいます。
HV手法を活用する際には、自身のリスク許容度を確認することが重要です。
私自身もHV手法について勉強と実践を行っています。一緒に情報を共有し、学び合うことで楽しく交流ができると思いますので、よろしくお願いします。
もし参考になりましたら、周りの方々に共有していただけると、今後の活動へのやる気につながります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※HVはTraderlionが定義したテクニカル指標です
※この記事の内容はTraderlionや海外オニミネ流の方を参考に自分なりの解釈で作成しました。