唎酒師の日本酒を楽しむ 京都伏見大倉記念館と歴史と
どうも唎酒師の園池涼一です。
今回は伏見にある大倉記念館に行ってまいりました。
今回はREVO PLANNINGの服部さんと田村さんが企画するイベント、日本酒と歴史の会に参加させていただきました。
伏見は酒どころとして有名な地域で、「灘の男酒」、「伏見の女酒」と言われる優しい味わいが特徴です。
お酒のサンクチュアリといっても過言ではありません。
あと伏見は寺田屋があります。
寺田屋といえば、坂本龍馬ですね。
今回のイベントは京阪線の中書島駅から始まります。
中書島駅からほどなく歩くと、寺田屋があります。
かの有名な坂本龍馬が襲われた寺田屋ですね。ここは泊まることも出来ます。もっと外国人の方がいるかと思ったのですがそうでもなく日本の方が多かったです。
中は拝観もできます。金額が土佐藩の藩札を真似たものとちょっと粋な計らいですね。
ここで寺田屋のと坂本龍馬の話を聞きながら歴史に想いを馳せるのですが、何と言ってもやっぱり気持ちはお酒に傾いています…
大倉記念館へ到着。
まずは記念撮影ですよね。
他に女子もいるのですが、全体写真はまた後ほどです。
そして中へ。
中へ入るとタイムスリップしたような感覚です。
大倉記念館は月桂冠を作った大倉家の酒造りの歴史を知ることができる場所です。
現在は14代目の当主である大倉治彦さんが月桂冠の代表取締役として舵を取られています。
中へ入ると酒造りのお話が聞けます。質問もできるので、あらかじめお酒のことで聞きたいことがあれば考えておくのがいいのかも。
ちなみに僕は月桂冠で基本的に使われる酵母のことを聞いてみました。色々な物を使われているそうで、100年なんちゃらという企画で二号酵母を使ったお酒を出されるそうです。二号酵母なんか滅多にお目にかかれないのでどんなお酒か飲んでみたいのは酒好きの性でしょう。
またここで記念撮影です。
女子率が非常に高いのはなんでやろう?
そうだ、昔杜氏さん(酒造りでいうと総監督)が泊まっていた宿舎がありました。
またこんな展示物も
酒造好適米と酒米の稲や
実際に造りが行われている中でお話を聞くことができます。
実際に酒造りにも利用されている水です。飲むと雑味の少ない優しい味のお水でした。
伏見城の地図。
昔の記念ボトル。などなど色々な歴史を垣間見れるひと時ですね。
そして、お買い物。ここでしか買えない商品がたくさんあります。
そしてランチは旬彩漁 しん さんへ。
若竹煮の茶碗蒸し
はまぐりと新玉ねぎのお吸い物
タコとかつおたたき、ヒラメ、タイ、マグロ、貝柱のお造り
甘鯛と筍と桜餅の蒸し物
あさりとごぼうの炊き込みご飯
デザートの桜のアイスと白玉。
白玉があるだけで女子はテンションが上がるとのこと。この女子と男子の感覚の違い。脳の構造が違うからでしょうか?
飲んだお酒たちもお料理に合わせて選ばれている印象がとても強かったです
お料理はコース料理をいただきました。お世辞抜きで本当に美味しいお料理でした。このお店は行く価値ありですね。
お近くにお立ち寄りの際はぜひどうぞ。ランチは4名からの予約でお店を開けています。
しんさんの前で記念撮影です。
お腹がいっぱいになったので御幸宮神社へ行きました。
御幸宮神社は神功皇后を祀られていて、御神徳 安産守護・子育ての神社です。
神社の前です。はギーさんがこの神社のことを話ししています。
神社の説明が書いてあります。
中に入ったのですが、入り口に入ってすぐの手水(ちょうず)は使えないので他の場所にありました。
安産の像だそうです。とにかく神功皇后は母性の人だったのかという説もあるとかないとか…
こうやって見ていくと、伏見もたくさん見るべきところや、訪れるといいお店もあるのだと感じました。
やっぱり日本酒はたくさんの人と飲むのが一番いいなとも思える一日でした。
日本酒と落語なんかのイベントを僕ならやってみたいです。
最後は大倉記念館を訪れた記念の純米吟醸のお土産です。
味わいはすっきりしていながらもお米の味を感じられるタイプです、少し温めても美味しいお酒だという印象です。
今回の会を振り返りながら一人でチビチビやっていました。
やっぱりお酒はいいですね。