佐渡ってどんな島??
はじめに
2022年10月28日。学校で芸術鑑賞会がありました。そこで見たものは佐渡の宝のひとつ、鼓童でした。その公演を見終わって、自分は「この宝を繋いでいかないといけない」と考えることができました。
ということで今回は自分が考える佐渡の悪いところ、良いところを綴っていきたいと思います。
これを見れば間違いなく佐渡ってどんな島なのかが分かるかなと思います。それでは早速綴っていきましょう。
佐渡の悪いところ
まずは自分なりに考える佐渡の悪いところをざっと書いていこうと思います。
本土に行くのに時間がかかる
魅力溢れる島だと気づいていない島民が多い
マックが食べれない
車がないと生活が不便になる
買いたい服やスポーツ道具があまり買えない
島外の考えをあまり取り入れようとしない
自発的にやろうとする若者が少ない
船の代金が高すぎる
ものの値段が本土と比べてちょっと高い
遊ぶ場所が少ない
ざっと書き出してみるとこんな感じです。分けてみると「交通に関すること」「経済的なこと」「自分に関すること」の3つに分けることが出来ると思います。その中でも「魅力溢れる島だと気づいていない島民が多い」という事と「買いたい服やスポーツ道具があまり買えない」という事、そして「遊ぶ場所が少ない」という事について詳しく話していきたいと思います。
①魅力溢れる島だと気づいていない島民が多い
これに関しては「自分に関すること」に当てはまっているかなって思います。なぜこう考えたかと言うと、身近な人達から色々聞いていくとこんな意見が出て来ました。
「佐渡って何もなくね?」
「早く島の外出たいなぁー」
そんなことを言う高校生がめっちゃ多いのが今の現状です。戻ってくるかと聞いても「戻る予定ないよ」って言う人が多かったです。
佐渡のことが大好きになった自分はこの意見を何としても変えなければならないと思いました。そうでないと、ずっと島民が減り続けるだけだし、そうなると魅力溢れる島だったのに、そうでは無くなってしまう可能性があるからです。
どうすれば変えれるか、それを今自分は色々考えている途中です。その話は後半で話そうと思います。
②買いたい服やスポーツ道具があまり買えない
佐渡に住んでいる方は知っていると思いますが、佐渡で服が買える場所と言えば、しまむらかマックハウスのどちらかかなーって勝手に思っています。笑
そしてスポーツ道具が買える場所があるか、と言われると全くないのが現状です。自分はバレーをずっと続けていますが、バレーシューズはAmazonなどのネット通販で。Tシャツ、サポーターといった道具は島外に行った時にDEPOやAlpenなどの大規模スポーツ用品店に行って買いに行ってます。
そう考えると、いちいち外に行って買わないといけない、って本当にひと手間かかるなって思ったりする時があります。けど、これが目的で島の外に出るっていうこともあるので、悪いとこか良いとこかと言われるとどっちだろうなぁ、って考えちゃいます。笑
③遊ぶ場所が少ない
観光施設として遊べる場所は沢山あります。しかし、友達と一緒に遊べる場所があるかと言われるとほぼほぼない、というのが現状です。
子供たちが遊べる公園も今ではほとんどないですし、自分達のような高校生や中学生が遊べる場所がないなと思います。遊ぶとしても、家の中でゲームをしたり、話したりと言ったことしかできてなかったなと思います。
高校生の自分からしたら、ボウリングとかショッピングに島の外に出ずに友達と一緒にしたかったなーって思います。そしたら青春の1ページが増えたんじゃないかなって思います。
悪いところを個人的に考えるとこんな感じです。それでは、良いところについて話していこうと思います。
佐渡の良いところ
先程と同じように、まずは良いところをざっと書いてみようと思います。
歴史的に有名な所がある
夕日が綺麗に見れる
朱鷺を身近に見ることが出来る
佐渡にしかない宝物が沢山ある
人が優しい
空気がおいしい
美味しいご飯が食べれる
景色が綺麗なカフェがある
海産物が美味しい
新しい活動がやりやすい
四季の変化がわかりやすい
寒暖差がそこまで激しくない
色々書き出すとこんな感じです。分けてみると「自然に関すること」「食に関すること」がほとんどかなって感じです。この中で「佐渡にしかない宝物が沢山ある」ということ「景色が綺麗なカフェがある」ということ、そして「新しい活動がやりやすい」ということについて詳しく綴りたいと思います。
①佐渡にしかない宝物が沢山ある
まず始めに、佐渡にしかない宝物、なんだと思いますか?色々あるので書いてみます。
佐渡金銀山
朱鷺
綺麗な夕日
鼓童
鬼太鼓
など、色々あるかなって思います。他に探すのは佐渡に行ってからのお楽しみにして頂けるとありがたいです。中でも、世界に誇るものが2つ。それが「佐渡金銀山」と「鼓童」です。
佐渡金銀山は江戸時代の幕府の財政を支えたこと、そして世界最新鋭であった工場跡が残っていることが世界に誇れるものだと思います。世界遺産登録が遅れてしまったのは残念でしたが、正直その前に佐渡島民の基盤を固めることを優先できるから良かったのでは無いかなって思います。
また、鼓童に関しては世界的にも有名な太鼓芸能集団で、国内だけではなく、国際芸術祭等で演奏をするくらい有名な集団です。2019年のラグビーワールドカップではオープニングパフォーマンスを担当したことでも有名です。
世界に誇るふたつの宝。この素晴らしいものを自分達は繋いでいく必要、そして浸透させる必要があると思っています。
②景色が綺麗なカフェがある
最近ヒルナンデスでオードリーの若林さんとウッチャンナンチャンの南原さんが佐渡に来ましたが、その際にも紹介されていました。佐渡の風景を見ながら、食べる料理は美味しいこと間違いなしです。
自分も実際、「caMoco café 湖ASOBi」に行ってきましたが、本当に素晴らしい景色をみて、美味しい料理を頂きました。行ったら感動すること間違いなしです。
他にも「しまふうみ」や「じんのび カフェ&レストラン」と言った景色が綺麗なカフェがありますので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
③新しい活動がやりやすい
佐渡は「何か新しい活動をしたい!」ってなった時に1番やりやすい場所かなって考えています。
佐渡市から起業等での支援金が出るっていうのもそうなんですが、何より色んな人達が協力、賛同してくれることが1番素晴らしい環境だと思っています。
実際、自分も新しい活動をやっていこうという中で、「エルの波」で関わった先生や佐渡観光交流機構の方たちから様々な意見を聞くことが出来、自分のやりたいことを現実化していくことがやりやすくなっていきました。また、オンラインでの活動を強化しようと思えたのも、大人の人からの意見を聞いていく中で「色んな人たちの意見を聞くのが大事なんだ」と気づけたからここまで来れたと考えてます。
何か起業とかしたいなと思ってる方、さどにきてはどうでしょう。素晴らしい環境に驚くこと間違いなしです。
おわりに
ここまで佐渡の良いところ・悪いところを綴っていきましたが、佐渡ってどんな島か想像できたでしょうか?想像できたら幸いです。
さて、自分は今の佐渡の悪い所で1番解決しないといけないことは1番最初に綴った「魅力溢れる島だと気づいていない島民が多い」という事です。
それはなぜかと言うと、1番の理由は魅力を知らないまま島の外に出てしまうと「佐渡に戻ってきたいと思わなくなってしまう可能性が高い」と考えているからです。
その為に出来ることは「自分が何か佐渡を知るきっかけを作る」ことではないかと思っています。現時点で自分がやろうとしていること、それは「佐渡の魅力を考える授業・ワークショップ」をすることです。
将来近いうちに現時点で考えている構想をを話したいなと思っています。今回はここまでにします。
改めて、鼓童の皆さん。本当にありがとうございました。素晴らしい演奏でした。絶対に公演を見に行きたいと思います。