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【対応方法】コミケ初参加【感想】

はじめまして。
今回初めて、2024年度夏(C104)のコミックマーケット、通称コミケに行ってきたので
今後のためにも、準備や当日対応など実施したことと反省点、感想を記し残しておきます。

はじめに

この記事は、特にコミケに初めて一般参加する人向けとなっています。
一部参考となる箇所あるかと思いますが、サークル参加者やコスプレ、企業向けではありません。
また、今回は夏向けとして記載しています。

コミケとは

個人が制作した同人誌や画集、グッズなどを参加者へ販売する場をコミックマーケットと言います。
コミケの理念は以下のようになっています。

「コミックマーケットは同人誌を中心としてすべての表現者を許容し継続することを目的とした表現の可能性を広げる為の「場」である」と自らを定義しています。そのための全ての参加者の相互協力が大切なのは言うまでもありません。

https://x.com/comiketofficial/status/1738031856501883181?s=46&t=yDb_TXG5L2yHPuJ3p-BRzw

この理念から「販売」は「配布」と呼ばれ、「販売者」を「サークル」と呼んでいます。

コミケは東京ビッグサイトにて夏/冬の年2回開催され、それぞれで複数日開かれます。


準備

参加にあたり必要なもの、推奨されるものを挙げていきます。

  • チケット、カタログ
    言わずもがな参加にはチケットが必要になります。
    当日購入することも出来ますが、かなりの時間がかかります。
    ほしいものがある場合は必ず事前に購入しておきましょう。
    チケットは手首に巻けるような物になっています。
    また、カタログも購入しておいた方が良いでしょう。
    どこにどのようなサークルが設置されるかもカタログに記載されています。
    「アニメイト」や「とらのあな」などで購入することができます。
    また、一部制限もありますが公式サイトでは無料で見ることもできます。

  • ほしい物リスト作成
    カタログなどから希望する配布物の目星を付けておきましょう。
    後ほど説明する事項のためにも、サークルの場所や配布物の値段の確認、欲しい度合いを考えておくと当日スムーズに周り易くなります。

  • ルート思案
    行きたいサークルの場所をマッピングして、効率の良い経路で回れるようにルートを作ってみましょう。
    人気サークルは列ができることもあるので、いくつかのパターンをシミュレーションをしておくと、当日慌てなくても済むことがあります。

マッピングとルート取り1
マッピングとルート取り2
  • 荷物
    ここからは必要な物です。

    • お金
      千円札や100円玉、500円玉をメインに用意しましょう。
      配布物は、これらの単位で設定されていることがほとんどです。
      会計時にグダグダして、サークルや並んでいる人に迷惑が掛からないように必要な金額に崩しておくとよいです。

    • 身分証明書
      使うタイミングは基本ないかと思いますが、提示を求められる可能性があるので、持参しておきましょう。

    • 食べ物
      昼をまたぐことがほとんどなため、エネルギー補給できるよう持参しておきましょう。
      会場付近に小さなフードコートやコンビニはありますが、混んでいるか売り切れも予想されるため、何かしら持参しておいた方が無難です。
      また、夏の場合腐ったり、溶けやすいものは避けておいた方が良いです。

    • 暑さ対策
      どんなに早く入場しようとしても、高い可能性で長い列で待つことが見込まれます。
      (遅い入場の場合、配布物は買うことができない可能性が高くなります)
      そのため、熱中症や脱水症状、紫外線対策を必ずしましょう。
      また不調を感じ出した場合、無理をせず、列から外れることも考慮しておきましょう。
      遅れて入場しても残っている場合があります。

      主な対策としては、以下が挙げられます。
      飲み物、タオル、日傘、冷却パック/保冷剤、冷却ファン、日焼け止め、帽子、扇子/うちわ
      ※待機中は日傘使用OKでしたが、列移動の際は閉じるよう注意があったのでご注意ください。

      私は、飲み物に以下を持参していました。
      イオンウォーターとザバスプロテインを混ぜたものです。
      ぞれぞれ運動向けとしても売られているので、とても向いています。
      (これ企業協賛とかで「~~聖水」とかで売れば、企業/参加者/運営も嬉しだろうなぁと思った・・)

イオンウォーター
ザバスプロテイン


混ぜたもの



  • 消臭
    多少はあれど汗は必ず書くことが予想されます。
    事前または途中で臭いの対策をしておきましょう。
    個人的には画像のデオドラントをオススメします。
    イタリアやアメリカの人たちが使っているような匂いがしますが、不快感は少なく、使い慣れてくると良い香りだと感じられます。
    また持続時間が長く、水分にも強いため、出発する前に塗布しておいても、帰りまで持つ可能性が高いです。


オールドスパイス デオドラント フレッシュ
  • 着替え
    汗を多くかく人や見た目が気になるようであれば、帰宅用に持参しておくと良いでしょう。

  • コミケサイトを熟読
    このほかにもサイトには注意事項や初心者向けの情報が記載されています。
    時世による情報なども発信されている可能性があるので、1回は必ず読んでおきましょう。


当日

ここでは、出発、待機、入場、配布、帰宅に分けて記載します。

  • 出発時
    寝過ごしたり、乗り遅れたりしないよう出発しましょう。
    また、遅延などが起きていないかも確認しておくと良いです。

  • 待機時
    コミケ会場の付近駅では、多くの導線やスタッフが用意されています。
    案内に沿って進みましょう。
    事前にチケットを購入している場合は、駅に着いたタイミングで装着しておくと良いでしょう。
    最寄り駅まで着いたら、急いでも大差はありません。
    入場開始まで列で待機であり、最大で10分程度の時間しか稼げません。
    もし急ぎたいならもっと早い時間に着きましょう。
    ※前日や始発前の待機は許されていないので注意してください。最悪の場合、参加できません。

  • 入場時
    スタッフの案内によって進みましょう。
    入場時は手首に巻いたチケットを上に挙げたまま通過することになります。
    なお、事前にチケットを購入していない人は、このタイミングで購入の列へ案内されます。
    かなりの長蛇の列になっていたため、事前に購入しておくことを改めてお勧めします。

  • 配布時
    希望のサークルまで来たら購入になります。
    人気なサークルは列ができることもあります。
    この場合、通路確保のため、ほんの少し離れたところに列ができていることがあります。経験あるサークルであれば当該列の最後尾で、何の列か示す看板が掲げられています。そこへ並び、看板を受け取って同じように掲げてあげましょう。
    サークルの人と話すこともできますが、列が並んでいる場合は短めにしておきましょう。
    考慮しているサークルであればSNSなどで、落ち着き出してくる14時などから対応するようアナウンスされていることがあります。

  • 帰宅時
    お目当てのものを手に入れられたら、帰宅しましょう。
    時間帯によっては最寄り駅の入場制限がかかり、入場前同様に鉄道会社などが規制をかけている場合があります。
    17時ごろで画像のように長い列ができていました。
    ※タクシーでさえも30分以上並び待つ列となりました。

入場制限でできた列


戦利品(成果)

配布いただいた物販をお見せします。
合計:29冊、¥33,900 となりました。
2,3時間の成果としては満足です。

戦利品


反省点

ここでは私が準備不足だった点をタイミング毎に挙げます。
反面教師となれば幸いです。

  • 事前準備
    チケット/カタログを買うタイミングが遅すぎました。
    私は3日前に買いに行きましたが、カタログは既に売り切れていました。
    コミケサイトからマップを確認したりしていましたが、予想以上に手間がかかりました。

    また、チケットも午後入場を買ってしまいました
    午前参加でも遅れて入場することができはするため、午前チケット購入し入場時間以降に並んでいたら、なるべく少ない待機時間で午後入場より少し早めに入場できたかもしれません。
    ※これが有用(問題ない)なのか確認できていませんのでご注意ください。

  • 入場待機時
    日焼け対策を怠っていました
    出発前や待機中も塗布していましたが、汗で流れてしまった可能性が高く、腕をひどく日焼けしてしまいました。翌日以降のケアが負担となってしまったので、できるだけ念入りにしておいた方が良さそうです。

  • 体力
    尽きたり、病症出ることはありませんでしたが、筋肉痛が翌日に残りました
    購入物が多い場合、重さの負荷もかかります。
    ランニングや筋トレは少しばかり行なっていましたが、より鍛える必要があったようです。

  • 着替え
    着替えを持っていませんでした
    汗かきなこともあり、当日は終始汗をかいていたため、衛生上気になりました。
    完全に想定不足だったので、似たような方はお気をつけください。

  • 帰宅方法とタイミング
    全く考慮していなく、帰り始めるまでに時間を要しました
    15時を過ぎだすと物販など片すサークルが増えてきます。
    それに伴い、大半の一般参加者が帰宅しだすので、会場近辺は混みます。
    先にも記載した通り、鉄道会社が規制をかけて電車に乗るまでにも長い時間が必要になります。
    すぐにタクシーへ切り替えましたが、それでも30分以上待つ様となりました。
    体力的にも精神的にも燃え尽き、想定外だったため、メンタルがやられました。
    可能なら帰宅のタイミングも予定したり、帰宅のパターンを複数用意しておく、心の準備をしておくと乗り越えられると思います。


感想

最後に感じたことを記載して終わりたいと思います。

今回人生で初めてコミケに参加でき、とても良い体験ができたと感じています。
もともとSNSで追っかけている方が今回サークル参加者として多く居たため、参加に挑みました。
「コミケは戦場」と例えられることがありますが、今回まさにそれを実感できました。
ただ、押し合いや喧嘩などが発生することは見られなく、何なら心遣いさえ見られることもありました。
「戦場」なのは、あくまでも配布されるまでの「自分との闘い」であるように感じ、他者とは戦友同士のような雰囲気を感じました。

今回予定していたすべてのサークルに回ったり、配布を受けることは叶いませんでしたが、サークルの方と話せたり、サインをいただくこともできました。
さらに、予定になかったサークルを見回り、彼らの熱に侵されることで興味がでることもあり、満足のいく成果を出せました。

次回の夏も参加するかと問われると凄んでしまうでしまいますが
この夏の経験は今後良い思い出になること間違いないと確信しています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
参加される方がこれを読んで、何か1つでも参考になれば幸いです。
良いコミケをお楽しみできることを祈っています!


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