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#逆噴射小説大賞
グッド・エンディング
「イガラシさん、あんたの寿命、あと一年ってとこだねえ」
「はァ、一年ねえ」
最近、学生時代の楽しい思い出とかが勝手に再生されることがある。この前なんて、クソ野郎の首を刎ねるッて時に、高校の好きだった男子とイイ感じになるシーンになった。こりゃちょっとヤバいんで、信用できる闇医者に行ってみた。そしたらこれだ。
「アタシ、機械化やってたからかねえ。右腕と、あ~、ここ、替えちゃってるから。脳とか眼は
古静留町プロレス同好会 アトミック・ジョー編
俺はアトミック・ジョー。俺は今、霊感怪奇派レスラーの牙獣院ノボルに高々と持ち上げられている。
「死ねジョー!そしてオヌシで口寄せしてやるわァーッ!」
ノボルの必殺技、恐山ボムが俺を説得力満点に叩きつける。ここからの地縛霊フォールで3カウント奪取が奴のお約束のムーヴだ。
ワン!
右手が異常肥大化したバイオレフェリーは当然ノボルの配下だ。
ツー!
そろそろいくか。
チュドオオオン! リン