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#巫女(巫子)とは鬼より怖く閻魔大王よりも不動明王よりも怖い存在である
巫女(巫子)は鬼をも人薙で殺し、鬼が恐れて立ち退くほど強(こわ)い存在である。気丈で、気概のある存在である。
巫女大仕官(で合っているかは不明)は、鬼より強く、鬼が裸足で逃げていくほど強い。
巫女(巫子)に仕える巫女(巫子)は牧草のようだが、その巫女大仕官…鬼も裸足で逃げる鬼の姫(鬼の君)は、葦(あし)のように頑強にて鋭く、射抜く眼で邪なものを分断し、鬼も化けも恐れて逃げるという。
私も怖いと言われたことがあったが、それでいいのだ。
どうせ変なものを憑けたやつか、どうせ後ろめたいことがあるかのどれかだ。怖い怖い言って逃げるってことはなにかがあるからだ。
わざと食って掛かってくるのも、自分のほうが強いと証明したい「邪な」心の持ち主だ。恐怖心と戦いながら私を征したら自分が強いと証明されると思っているらしい。つよさこわさの意味が違う。
鬼よりも怖い巫女(巫子)でいいのだな〜とふと思う。優しさにこだわりすぎていた。
優しく、へにょへにょしたヘチマみたいなやつじゃすぐ隙をつかれてしまう。こわくていいのだ。巫女(巫子)のイメージにみんなヘチマみたいな印象を持ちすぎなんだ。