わたしも受けます！~仇討ち~

旦那さんから特別区の経験者採用試験に落ちたという報告を受けたとき、もう一度夫婦会議をしました。

来年もう一度受験するか、諦めて他の民間企業に転職するか、今の会社でがんばるか。

わたしの気持ちとしては、待遇とか転勤とかいろいろ考えた上で来年再チャレンジしてほしい旨を伝え、旦那さんもその考えを受け入れてくれ、来年もう一度チャレンジしてもらえることになりました。

このときわたしは考えてました。

・夫婦のことなのに旦那さん一人に背負わせちゃっていいのか。

・どうしたら旦那さんのモチベーションを保てるだろうか。

・旦那さんの仇、わたしが取ったる！

・嫌だ嫌だ言いながらずるずると続けてきてしまったけど、わたしも仕事を考えるときじゃないのか。

・もしものもしも夫婦で公務員になれたら、めっちゃ安泰じゃん。

どの気持ちが一番強かったのか今となっては分からないけど、少しずつ気持ちは固まっていき、来年はわたしも受験することを密かに決意しました。

勉強苦手だし、ホントに一般常識とかないんだけど、このときは珍しく前向きだったなぁと思う。

旦那さんにわたしも受けることを伝えるとしばらくは信じてくれなかったけど、だんだん本気だということが伝わったよう。

どこまで出来るか分からない。
受験するところまでたどり着けるかも分からない。
でも、わたしも一緒にがんばるんだ。

ちなみにしばらくして旦那さんの家族(お義父さん、お義母さん、お義姉さん一家)に、わたしも受けることをさらりと言ってみたけど、受験するまで信じてもらえなかった笑

なんなら『先に子ども産んだ方が良い』とか言われちゃって、もしかすると反対だったのかもしれない。(表立っては言われなかったけど)

いや、だから、もちろん子どもは欲しいけど、それが難しそうだから頑張ろうとしてるんだってば。
と、悶々としたことを良く覚えてます。

ちなみにわたしの母はというと、『いいじゃんいいじゃん、頑張ってみなよ！』という、非常に軽い反応。笑

こうして、夫婦揃って公務員を目指し受験生になりました。
12月の出来事です。