公務員になって良かったこと・悪かったこと~デメリット編②~
前回からの続き。
今回も引き続きデメリットについてですが、今回書くことが、わたしが一番デメリットだと思ってることです。
役所入って数年経つから慣れてきたものの、今でもすごく嫌なところ。
⑦いつでもバッシングの対象(叩かれ放題)
今回のコロナ禍でのボーナスもそうですが、まぁ叩かれます。
何をやっても、やらなくても。
景気が悪ければバッシングを受け、景気が良ければバカにされる。
「公務員」というだけで、不快感を抱く人もいるし、公務員には何を言ってもいいと思ってる人もいる様子。
心ない言葉も結構浴びせられるし、カウンターをバンバン叩かれたり、理不尽に怒鳴り散らされたりもします。
わたしも入区してからこれらの洗礼を嫌というほど受けましたし、これまでの人生でこんなに怒鳴られたのは初めてでした。
(最初の頃は、トイレで泣いたりもしました)
参考までにこれまで言われた言葉を挙げます。
(いや、挙げさせてください)
『俺らの税金で飯食ってんだろ、クソが』
→都市伝説かのような言葉ですが、実際に言われます。
はじめて言われたときは驚きました、ホントに言われるんだ、と。
でも、わたしたちも税金払ってますから。
『お役所仕事してんじゃねえよ』
→仕方ないんです、こちらは法律に則って仕事してるんです。
別に意地悪でやってるわけじゃないんです。
『あなたたちの仕事はお子さまでも出来る仕事でしょ、早くしてちょうだい』
→さらっとこういうこという人の生い立ちを見てみたい。
『こっちは急いでんだよ、他にやる奴たくさんいるだろ、さっさとしろよ』
→混みあってる窓口で、割り込みした人に順番に伺いますと言ったときに言われた言葉。
人として神経疑う。
『そうやって残業代稼いでるんだろ、いいから出せ』
→書類不備があるお客さんに納得いただけるよう説明してるときに言われた言葉。
『暇じゃねぇんだよ、さっさと出せ』
→上に同じく。わたしも暇じゃないんだよ、グダグダ言ってる暇があったら、さっさと帰って書類揃えて来いよ、この暇人が。(というのは、もちろん心の中で言いました)
『いいご身分だな、お前』
→公務員試験合格のご褒美として買ってもらった指輪を見て言われた言葉。
公務員は指輪もしちゃいけないらしいです。
『4年制大学で法律を勉強した人を出してちょうだい』
→請求権限のない方が来たとき、みんなに相談した上で応じられないと伝えたときに言われた言葉。
まさか法学部卒とは言えませんでした笑
『じゃあ息子が自殺したら、一生oniさんを恨むしかないんですね』
→いろんな事情で、請求に応じられないことを説明してるときに放たれた言葉。
心を抉られる一撃。
それでも応じられないものは応じられないんです。
あぁ、どうしよう、どんどん出てきてしまう、止まらない笑
少々(いや、かなり)熱くなってしまいました笑
デメリットというか、ほぼグチですね、すみません笑
でも、これだけいろいろ言われたらハートは強くなりますね笑
最初の頃は、都度落ち込んだり、なんでこんなこと言われるんだって、泣くこともあったけど、だいぶ減りました。
(もちろん今でも落ち込むことは多々あるけど)
あまりにもなお客さんについては、逆に笑い話に出来るようにもなってきました。
慣れってすごい。
人間、強くなれるものです。
ただ、公務員だって人間で、人の心があって、みんな頑張ってるってことが少しでも伝わればいいなって思います。
要望に応じられないのだって、意地悪でやってるわけじゃないし、裏ではわたしたちも心を痛めてます。
もちろん目の前のお客さんの要望には応えたいけど、それによって不利益を受けるかもしれない人のことも考えないといけないんです。
あと、もちろん人それぞれ事情はあるけど、この人には特別対応であの人には出来ないってなると、ちゃんと真面目にやってる人に対して不平等にもなる。
全体の奉仕者でないといけないんです。
ただ、中にはホントにヤバイやつというか、ダメダメな担当もいるので、こちらのミスで不快な思いをされた方には、大変申し訳ないと思います。
だから、わたしも不備などないよう日々気を付けて、日々精進します。
あれ、なんか、最初の主旨からズレてしまったような?笑
――――――――――――――――――――――――――なんか、暗くなってしまいましたね笑
でも転職したこと、今となっては後悔はしてません!
(これだけ嫌なところ書いておいて言うのもあれだけど)
次回は、ぱぁっとメリットについて書きます!笑
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