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公園内に芝刈りロボット

 林を抜けて芝生のところに近づいていたら、ウィーウィー、ゴロゴロという機械音が聞こえてきた。なんだろうと思っていると、なんだ、芝刈り機かと思っていたが、あれ、人がいないということに気づいた。そう、自動で動いている芝刈りロボったとだった。

 近づいていくと、一瞬動きを止めて回転し違う方向に走っていった。芝生の境目を検出しているのかどうかは解らなかったが、考えてみれば部屋の中のお掃除ロボットのことを考えると全く不思議ではないなぁと感心してしばらく見つめてしまった。

 広い公園での手入れでの人手不足には効果を発揮しそうだなと感じた反面、レンタサイクルの貸し出し所では多くのスタッフが動いていたので、適材適所なのかまだ無駄があるのか、お客様相手の仕事に多く人員配置しているのかと考えてしまった。最も、そんなことを考えていたら楽しむためにきた時間を無駄にしそうなのですぐに思考中断。公園の中に入っていった。

 写真では、大量の水を噴き上げる噴水が写っているが、これも常時出ているわけではない。周りの人を検知しているわけではないだろうが、一定時間停止した後、噴き出すようになっている。公園には多くの噴水が設置してあるが、全て制御されているようだった。ちなみに、入園口の噴水は入っていく時は勢いよく噴き出していたが、帰る時には停止していた。ということは、入場者が多い時間帯まで作動させ、その後は停止しているのかもしれない。

 公園の中は花壇や畑がたくさんあり、多くの人が植え替えや手入れをしていた。維持費だけでも相当なものだろうなとまた余計なことを考えながら散策。国営公園なので国費で賄われているのだろうなと考えると、安い入園料で維持費は足りているのだろうかとまた余計な心配をしてしまった。利用者にとって安いに越したことはないのだが、ついつい採算は取れているのかと心配をしてしまうのだ。


#ロボット #芝刈り機 #公園 #日常

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松浦 照葉 (てりは)
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