見出し画像

沈黙のパレードに学んだこと😊

 封切り当初から観ようと思っていた映画です。これまでのガリレオシリーズも観てきました。ストーリーの巧妙さをワクワクしながら楽しみにしていた映画です。ネットで検索することもなく、誰からも聞くこともなく、きれいな体のまま、もとい、なにも事前入力することなく映画館へ。

 今日は、娘を誘って妻と3人で映画館に行きました。娘を迎えに行く途中、高速の渋滞にハマってしまい危うく予定した上映時間に間に合わないかとヒヤヒヤしましたが、何とか開場時間15分前に到着。ホッと胸を撫で下ろしながら、ポテトを買って劇場に入りました。

 大体席は一番後ろの真ん中を確保します。今日も例外ではありません。席の選択画面を見て、驚きました。いつもはネット予約をするのですが今日は予約なしで券売機に行き当日券を購入したのです。その時の選択画面、開場15分前、ほぼ真っ白。つまり予約が入っていない状態。しかも券売機の前には我々だけ。いくら平日の朝一番とはいえ、今日は鑑賞券が安くなる水曜日(TOHOシネマ)なのにと思いました。そして、そのまま劇場に入りそれは驚きの光景となり現実なんだと受け入れました。なんと、我々3人を含め観客は7名でした。。。小劇場ではありません。こんなこともあるんだと思いましたが、気持ちを切り替えて静かにみることができる環境に感謝と気持ちを切り替えて映画に集中しました。

 ネタバレになるのでストーリーは書きませんが、「実におもしろい」映画でした。というのは役者の演技もさることながら、ここまでこじれたミステリーのカラクリをよく考えたなぁと思いながら見てしまいました。二転三転する事実が面白くミステリー小説を読んでいるようでした。しかしやはり映画は2時間とちょっとの時間の中に全部を詰め込む必要があるので、「あれ、これはどうだったんだろう」という場面がいくつか見え隠れ。逆にそのことは自分で小説を書く時の注意事項として学習しました。

 今回の映画で学んだことはもう一つありました。私自身が小説を書く時は、流れに任せながら文字を綴っていき小説を完成させてしまいますが、その方法だと、今回の沈黙のパレードのような複雑なストーリーは作れないなと確信しました。今後の挑戦項目として認識できたことは大きな収穫です。ミステリーは複雑であるほど読者を楽しませてくれると思いますので、今後書く小説で挑戦してみたいと思いました。

 64歳にしてまだまだ学ぶことはたくさんあるなと感じた一日でした。映画から教えてもらうことはたくさんありますね。

 沈黙のパレード、ミステリーの勉強として見る価値のある作品でした。思いもよらない結末が待っている作品ですよ。


#映画 #ミステリー #沈黙のパレード #日常

いいなと思ったら応援しよう!

松浦 照葉 (てりは)
よろしければチップによるご支援をお願いします。皆さんに提供できるものは「経験」と「創造」のみですが、小説やエッセイにしてあなたにお届けしたいと思っています。いただいたチップは創作活動費用として使わせていただきます。