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【温泉】1400年の歴史を誇る温泉津温泉

温泉津温泉について

先日、島根県大田市にある温泉津温泉へ行ってきました!
温泉津温泉は、約1400年の歴史を持つとされる温泉地で、日本でも有数の歴史を誇ります。
近くには、世界遺産に登録されている「石見銀山」があり、歴史的な鉱山跡地や古い町並みを巡ることができます。石見銀山は日本最大級の銀山であり、そこで働く人々が温泉津温泉で温泉を堪能し、湯治を行っていたと言われています。
現在もその歴史を感じるような街並みが保たれており、古き良き日本の雰囲気を楽しむことができます。

泉薬湯 温泉津温泉 元湯

泉薬湯 温泉津温泉 元湯

今回は【泉薬湯 温泉津温泉 元湯】 をご紹介させていただきます。
掘削、ボーリング、動力による抑揚をせず、自然の力で地底からじっくりと湧き出ている自然自噴湧出温泉です。加水・加熱・冷却・循環をしない本物の源泉掛け流しを堪能できます。

熱湯(46~48度)・ぬる湯(42~44度)・初めての方(38~40度)の3種類の浴槽があります。
塩化物イオンが含まれており、ぬる湯でも体が一気に温まりました。湯あがり後もポカポカが持続します。
熱湯は初めての方にとってはかなり熱く感じるかと思いますので、体を慣らしながら入るのがおすすめです!!

温泉まつり (7月7日)

実は、訪れた日が7月7日の『温泉まつり』の日でした!
天然温泉湧出を感謝して、温泉繁栄を祈るお祭りです。この日は特別に入浴無料で元湯を堪能させていただきました。
その後元湯の横にある温光寺にて、「奉納源泉水」の飲泉をし、温泉津の歴史についてお話しを伺いました。

元湯は広島原爆被爆者の方々を受け入れ温泉療法、湯治治療の普及に尽力した歴史があります。
当時、被爆者は7,316名、年間平均670名が元湯長命館(現在は閉館)で湯治を行っていたそうです。
その原爆症適應記念碑が今もなお残っています。
記念碑には"KONO ONSEN DE GENBAKUDHOO GA NAOTTA"(この温泉で原爆症が治った)と刻まれています。湯治の湯として多くの人々から必要とされていたことが伺えます。


元湯長命館(現在は閉館)
原爆症適應記念碑


本物の源泉掛け流しを堪能し、現代まで残され続けた名湯の歴史的背景に触れることができ非常に有意義な時間でした。

温泉津温泉へ訪れた際には、温泉を堪能するのはもちろんですが、
それぞれの創られた歴史的背景に触れることでより温泉津温泉の魅力を体感いただけるのではないかと思います。


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