学園アイドルマスター ハーフアニバーサリーの所感
半年前にこんなものを書いていたし、丁度よいタイミングなので振り返ろうと思う。
楽曲
11/17時点で既に41曲ある。生き急ぎ過ぎてないか? 音源が入手可能な曲に絞っても31曲あって、今までのアイマスシリーズに類を見ないペースで新曲が出ていることが分かる。様々な媒体で得た情報から察するに、所謂ソロ1曲目の収録は2年以上前らしい。どれだけストックがあるのだろうか。
曲数が多すぎるので、印象深かったものを代表して数曲挙げる。
アイヴイ / 月村手毬
あいびー。ゲームのリリース数日でいきなり生えてきたり、如月千早さんが空間オーディオの世界について語り始めたり、「????」となった一曲。今後の楽曲供給ペースが相当早いことを予感させた。
大サビの特大跳びポ、ジャンプ禁止の学マス現場においては致命的な設計ミスだと思う。流石に跳ばせてほしい。
Campus mode!! / 初星学園
いかにもエンディングっぽいエンディング曲。すごくいい。実際にゲームをプレイして初めて聴いた時、かなり感動した。田淵節は田淵節でも、DIALOGUE+とかのそれでメチャメチャ好き。SNS等の発信手段が発達し過ぎた令和で、この曲の存在を秘匿できたオタクたちに感謝。
The Rolling Riceball / 花海佑芽
今日(11/17)現在におけるストレス要因。悩みの種。初めて聴いた時に「メチャメチャいい! この曲が初披露されるライブは絶ッッッッッ対に行きたい」と感じたが、初陣公演、当選するビジョンが見えなさ過ぎないか???? 宝くじを買っているようなものだし、落選して気を病んでいる自分が既に容易に想像できてつらい。異常運動量のこの曲をやり切る松田彩音さんを、どうしても現地で観たい。
コール、振りコピ、どう向き合っても楽しい一曲だと思う。全体的に躁状態のピアノが神で神降臨です。わたしは花海佑芽さんが好きです。
小さな野望 / 十王星南
初めて聴いた時に生まれた感情は、絶望だった。こんなにも壮大で素晴らしい曲なのにも関わらず、初陣公演の現地チケットが取れなかったら、その人生を生きる意味はあるのだろうか?――――そこまで思った。
『Choo Choo Choo』がソロ一曲目ではない以上、どんなものを出してくるだろうか気になっていたが、想像以上のものが出てきた印象。椎名豪楽曲は椎名豪楽曲でも、『未完成の歴史』寄り。デビュー直後の初レコーディングがこれだった陽高さん、この曲との邂逅はある意味絶望だったかもしれない。でも、おかげでとても良い曲に仕上がっている。ありがとうございます。
以下、取り留めのないこと
・『Yellow Big Bang!』、現地のオタクはせめてクルッと回ってほしい ← とてもじゃないが回れるスペースが無いらしい
・『EGO』、コンポーザー誰?
・『仮装狂騒曲』、一瞬『純白トロイメライ』がある
・『Top Secret』、TEMPLIME過ぎないか?(推定)
ゲーム
無償ジュエルの配布量に対してガシャ周期が相当早いと感じてしまう(無償ジュエルの供給が多すぎるenza版シャニマスをやっている影響もある)。ゲームは慈善事業ではないので仕方のないことだが。楽曲はどんどん解禁してほしいので、これはこれで良いと思う。一方で、コンテスト周りに相当なハードさを感じる。『コントラスト』実装くらいまでは熱心にプレイしていたが、「このままでは破産してしまうのでは?」と思ってからは控えめになった。トップ層の実態が掴めていないので何とも言えないが、コンテストガチ勢の数は単調減少の一途を辿るだろうと思う。
マイナス面を先に書いてしまったが、プラス面もちゃんとある。ユーザーの意見を汲み取ってアップデートを実施してくれているのは好印象(ゆるくやっているプレイヤーなのでそう思うだけかもしれないが……)。プロデュースのゲームシステムは面白く、ライブ映像も綺麗で素晴らしい。シナリオも楽しめている。普通に遊ぶ分には相当いいゲームだと思う。
ライブ
最最最ヒリツキ要素。デビューツアー時点で阿鼻叫喚だった。キャストのライブ慣れが目的とはいえ、極小キャパのライブハウスばかりが続くと苦しい。1stライブ、流石にある程度のキャパがないと納得できないと思う。武蔵野の森あたりでやってくれないだろうか(それでも落選祭りだと思うが)。アンフィだけはやめてほしい。
まとめ
もう半年後、曲がどれだけ増えているか楽しみ。個人的には、イノタク氏、Yunomi氏、清竜人氏あたりの提供楽曲を聴きたい。そして本多友紀さん、『Petit Etoile』『わたしの主人公はわたしだから!』のようなピロピロした楽曲を書いてください。
初陣公演当落発表、いっそ永遠に訪れないでほしい。