《2021》年間ベストアルバム50【邦楽編】
年末ですね。1Tです。今年は30歳を迎えまして30歳直前に20代の10年を振り返るnoteを書いたら一部界隈にだけとても好評いただきました。嬉しいです。あんまり直接褒めてもらえないんですけど会ったら直接言ってくださいよ。と僕は思っていますよ。ええ、あなたに言ってますよ。
さて、今年も1年間聴き漁った音楽をまとめる時がきました。
お前の業(カルマ)、果たします。
誰が読んでくれているかもわからないnoteですが、最初に大事な話を!
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誰がボタン押したのかも僕にはわからないのでお気持ちだけハートボタンでいただけると嬉しいです。これしかモチベーションないんですよマジで。
例によって今年も邦楽・洋楽それぞれ50枚ずつ選びました。
今年も知らないアーティストとの出会いがあってよかったです。
まずは邦楽からどうぞ。
50→41
50. グソクムズ / グソクムズ
Apple Music / Spotify
コメント:吉祥寺拠点のバンドのデビュー作。はっぴぃえんど直系のやつ。
49.DOOM / 家主
コメント:去年ソロ作もよかった田中ヤコブさんのバンド。グッドメロディ。
48.CULTURE DOG / Mega Shinnosuke
コメント:遊び心満載。若さ溢れるポップス。
47.散漫 / 挫・人間
コメント:この曲は、おしゃかしゃま(RADWIMPS)みたいで笑ちゃったけど、ちゃんと演奏がかっこいいのがポイント。
46.green diary / 中島愛
コメント:マクロスFのランカ・リー(星間飛行)の人ですよね。僕はしばらく「なかじまあい」さんだと思ってました。今作は口ロロの三浦さん、tofubeats、清竜人などが楽曲提供されたバラエティに富んだ1枚。表題曲のGREEN DIARYはBBHF(ex.Galileo Galilei)の尾崎さん作。丁寧に作ってんなぁ。
45.うみねこゲイザー / 無果汁団
コメント:高橋留美子か藤子不二雄のアニメのエンディングかな??
44.日記を燃やして / 橋本絵莉子
コメント:えっちゃんが帰ってきた喜び。やっぱり唯一無二の声だなと思う。「今日がインフィニティ」という曲の中で「解散はできないようにもうバンドは組まない」という歌詞があって、いまのえっちゃんの意志めいたものを感じた。
43.Fake Pleasure Syndrome / Muscle Soul
コメント:たぶんですけど、Radiohead好きですよね??
42.odds and ends / にしな
コメント:テレ東の深夜ドラマの「お耳に合いましたら。」のエンディング曲で知った人。声がとても印象的。話が逸れるけどドラマの方もめちゃくちゃ良かったので相対的にこの人の曲も好きになった感。(その曲はこのアルバムには入ってないんだけども。)
41.Portable Exotica / ポニーのヒサミツ
コメント:これが4作目だそうですが今作で知りました。エキゾチックで懐かしいメロディ。歌声が堀込泰行さん(ex.キリンジ)に似てて好きです。
40→31
40.XIEXIE / xiexie
コメント:洋インディーっぽい音。絶妙な力の抜き加減。まだ結成して2年くらいらしい。
39.find fuse in youth / 崎山蒼志
コメント:大学の友人が最近の崎山くんを憂いていて、聴かせてくれた曲が日本のJ-POP特有のなぜかオーケストラ入れて壮大になるはずが陳腐に感じてしまうやつだったので、あの感じの方向にどうか行かないで欲しい。崎山くんは余計な業界の柵にとらわれずにギターを掻き鳴らし続けて欲しいです。
38.Annihilation / AAAMYYY
コメント:けっこう歌詞のメッセージ性が強いんだけど声がとにかく滑らかなのでさらっと聴けてしまうのが不思議。
37.THE PLANET TIVA part.2 / THEティバ
コメント:何年か前にたまたまライブハウスで観たバンド。ガールズ2ピースですごいインパクトだった。けだるいオルタナサウンドとネイティヴっぽい英詞が良い。
36.Strides / 小袋成彬
コメント:今年の業(カルマ)ソングはこれ。
35.たのしみ | U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS
コメント:なにげに10年くらい活動しているこのユニットの待望のフルアルバム。HIPHOPの歴史を紐解くBUNKA、リズムとリリックが圧巻の七曜日、スチャダラの名曲カバーのサマージャム'95など粒ぞろい。
34.THE BOOK 2 / YOASOBI
コメント:今年見たアニメ「ビースターズ」のOP曲だった怪物のリンクを載せましたが、YOASOBIのオートクチュールな音楽というのが今更ながらすげえなと思い知らされました。そして、情熱大陸のYOASOBI回を見て、いくらちゃんの可愛さも思い知らされる。まだ21歳と知って目眩した。
33.おとな / YeYe
コメント:デビュー作から10年、出産とか海外生活を経ての新作。コラボ曲がどれも良い。
32.Śisei / arauchi yu
コメント:ceroのキーボードの荒内さんのソロ作。洋楽かと思った。
31.A Daze In A Haze / DYGL
コメント:これまでのガレージなサウンドから一皮剥けた感じ。このCDプレーヤーのジャケとか憎らしいよね。
30→21
30.からだポータブル / 諭吉佳作/men
コメント:デビュー作。でんぱ組への楽曲提供とか、崎山蒼志とか長谷川白紙とかその辺の界隈でよく名前は見ていたけど。これが18歳の女の子ってどういうことなの。
29.タンデム / 冬にわかれて
コメント:シンプルなアンサンブルと寺尾さんの歌声が沁みる。
28.LIVING PRAISE / 長澤知之
コメント:人生賛歌と題された8年ぶりのフルアルバム。背中を押してくれるような温かくて力強い歌。
27.In Dreams / 猪野秀史
コメント:激渋い。ウイスキー飲みたい。
26.SIREN PROPAGANDA / SMTK
コメント:元King Gnu、現、業界で最も忙しいドラマーこと石若駿率いるバンド。縦横無尽のサウンドにラップが乗る。
25.ビアリストックス / Bialystocks
コメント:ハッとさせられるメロディー展開。なんでペン持ってませんって曲名なんだ。
24.Presence / STUTS & 松たか子 with 3exes
コメント:こんなにエンディングが楽しみだったドラマはない。毎回変わるボーカルにときめいてた。大豆田とわ子。
23.crepuscular / KIRINJI
コメント:そんな意味はないと思うんだけど一曲目の曲名が「ただの風邪」って、社会風刺かと思っちゃう。今作はポップさ控えめでちょっとめダークな雰囲気。カッコいい。
22.スカートになって / 細井徳太郎
コメント:前述のSMTKのギタリストでもある細井徳太郎の初作品。さっきの感じで聴くと面食らうくらいのめちゃくちゃ良質なポップス。
21.KOE / 佐藤千亜妃
コメント:もうきのこ帝国の頃と比べる必要なんてないんだなと思えるほど、良い。アレンジもJ-POP的ではあるけどピッタリ合っているように思う。
20→11
20.MYTH / Black petrol
コメント:関西初のエクスペリメンタルなヒップホップ・バンドの1st。演奏技術の高さが光る。(個人的にはドラムをすごい聴いちゃう)なんかもう怖いのよ。
19.THE MILLENNIUM PARADE / millennium parade
コメント:こっちはもっと怖い。フジロックの映像がヤバすぎて絶句しました。
18.Holden / BROTHER SUN SISTER MOON
コメント:大阪の3ピースインディーロックバンドのデビューアルバム。最小限の音で表現する浮遊感が絶妙。
17.love is the mystery / Lantern Parade
コメント:これがランタンパレード流のダンスアルバム。デイドリーム感。
16.you love / 羊文学
コメント:去年のアルバムを今でも気づいたら聴いてしまうほど羊文学にハマってるしまった今年。ついに映画の主題歌に抜擢されるまでに。
15.Editorial / Official髭男dism
コメント:実はとても変態的なことをしているのにそれに気づかないほどポップスに仕上げるのが上手い(らしい)。Cry Babyとかたしかに、そこからこう転調するのか?!と驚かされた。でも僕はドPOPだけどUniverseが1番好きです。
14.無限のHAKU / ROTH BART BARON
コメント:毎年毎年上質なアルバムを出し続け、今年は関ジャムでフィーチャーされたりアイナ・ジ・エンドとのユニットがCMに起用されたりと、いよいよ世間的な注目度が高まったように思う。
13.SNS / Analogfish
コメント:キャッチーでダンサブル、だけど華美ではなくタイトでスッキリした聞き応えなのがさすが。
12.LENS / Kroi
コメント:いまの流行にドンピシャでハマる踊れるブラックミュージックで絶対に売れるだろ!!と思ったけどまだ世間に見つかっていない感じがして不思議。キラーチューン多し。
11.泳ぐ真似 / kabanagu
コメント:ジェットコースターのような圧倒的疾走感。7曲11分の電子音楽の洪水。(ちょっとPeople In The Boxを感じる瞬間がある)
10→1
10.Momi / NakamuraEmi
コメント:「マスクに隠れて感情がわからなくなった世界で、いつかマスクを外して投げキッスを」と願う「投げキッス」コロナ情勢を歌った唄で一番ぶっ刺さりました。
9.よすが / カネコアヤノ
コメント:過小評価だとかクレヨンしんちゃんだとかもうそんな話がすっかり過去のことに感じるほど作品を出すごとに魅力が増幅している気がします。いまや武道館も埋められるアーティスト。どんなに大きな舞台で歌っても、すぐ隣にいるような親密さがカネコアヤノの歌にはあると思うんです。
8.20,Stop it. / KID FRESINO
コメント:今年はNHKで30分丸々フレシノのライブを放映したり、前述のドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」でもフィーチャーされたりと注目を集めた1年だったように思います。2021新年早々にリリースされたこのアルバムの完成度の高さには驚かされました。
7.袖の汀 / 君島大空
コメント:「透明」という言葉を可聴化したような作品。とんでもない美しさで初めて聴いたときは言葉が何も出ませんでした。
6.なおらい / LIBRO
コメント:1997年デビューだそうですが僕は今年初めて存在を知りました。たまたまプレイリストで聴いた「ハーベストタイム」の圧倒的な生命力に感動しました。大名盤だと思います。
5.時間 / betcover!!
コメント:ずっとあと一歩ハマりきらなかったbetcober!!の3rd。今年聴いた邦楽の中で唯一無二の路線。初〜中期のゆら帝を彷彿とさせるドキドキするような危うさと色気に痺れました。
4.moana /踊ってばかりの国
コメント:下津さん、また名盤作ってしまったな・・・「Lemuria」が特に好きです。最高。
3.新しい果実 / GRAPEVINE
コメント:もう30年近く活動していて、まだこんな引き出しあるのか・・・と驚かされる。アルバムを再生して一音目、「新たなフルーツ」の一言でいきなり心を掴まれる。ホントすごいバンドだ。
2.心理 / 折坂悠太
コメント:前作の「平成」が大名盤なわけなんですが、今作は折坂さんらしいどっしりとした歌モノだけでなく、洋楽的なアプローチを取り入れたバンドアンサンブルを聴かせるアグレッシブな楽曲もあり、音楽の幅が広がったように思います。今年初めて単独ライブに行ったんですが、折坂さんの歌声の力を直接感じて憑き物が落ちた感じがしました。
1.終わりのカリカチュア / Mom
コメント:2018年から毎年コンスタントにアルバムをリリースしているトラックメイカーMom。彼らしい遊び心溢れるローファイなエレクトロサウンドが本当にツボで、暮らしの中でいつでも優しく寄り添ってくれるような作品です。近所に自転車で5分くらいで行ける大好きな銭湯があるんですが、そこの帰り道、温まった身体を夜風で冷ましながら帰る帰り道に聴くのはなぜかいつもこれで。正直トップ10はどれが1位でもいいくらいなんですが、悩んだ末これにしました。
番外編:
アルバムでないものだとアニメ「ODD TAXI」が最高だったこの曲とか
ODD TAXI / スカートとPUNPEE
これまたテレ東ドラマ「サ道」が最高だったこの曲とか
あびばのんのん / Tempalay
よく聴いてました。
不思議 / 星野源
これまで手グセのギターフレーズで曲を作ってきたけど、コロナ禍でピアノを練習したことでできたと語っていた「不思議」は星野源のこれまでの楽曲とテイストが違って最近の星野源の曲の中では1番好きでした。
以上《2021》年間ベストアルバム50【邦楽編】でした!
プレイリストはこちら!(僕はApple Music民です)
毎年もっと早くこの記事書きたいと思うんだけど結局ギリギリだ。
これから【洋楽編】をまとめます。大晦日になっちゃうヨー。