
学校事務と自作解題 ~新曲「Cool Soft」は九州のあの街が舞台~
一歩も外に出ず、ひたすら曲作りに励んだ夏休み。
夏の終わりにもぴったりな切ない、片思いの恋愛ソング
……のように見えますが、そこは音楽事務検討委員会。
「RIPPLE」同様、学校給食でお世話になっている会社に向けて作りました。
その街でしか売っていない、クールソフトという乳酸菌飲料の勝手CMソングです。
新曲「Cool Soft」の歌詞
目の前に形を 結んでく景色
いつか過ごしていた 坂道の街で
きらきら光る イルミネーションの下では
明滅する記憶と重ねる
君も好きだった青いパッケージに
ストロー差して 巻き戻してく時間
柔らかな光差すアーケードの下
すれ違う君に呟くIt’s so Cool.
真っ直ぐに走る道の上 君までの距離
1km先Feel so Cool.
自転車では追いつけない君の影
眼鏡をもたない視界から消えてく
ステンドグラスの窓差し込む光
床に象る虹色はIt’s so Cool
真珠の海につづく坂を、息を切らして
駆け上がればFeel so Cool.
三角の屋根が切り取った空の
青に白く交ざってくオレンジ
転回する船の軌跡描いた君までの距離
柔らかく消えてた
甘く遠く冷たい記憶
Soft&Cool
九州のあの街が舞台
この曲は九州地方のとある街が舞台になっています。
行ったこともないのに、想像でその街を歌に詰め込みました。
坂道の街=そのまんま
きらきら光るイルミネーション=四ヶ町商店街のきらきらフェスティバル
青いパッケージ=クールソフト
柔らかな=ソフト
アーケード=さるくシティ4〇3
1km先=アーケードの長さ(日本最長)
自転車では追いつけない=坂道ばかりなので自転車が少ない
あと競輪も
眼鏡=眼鏡岩
ステンドグラス=天主堂
象る=象=エレナ(スーパー)
真珠の海=パールシーリゾート
三角の屋根=弓張岳展望台にある屋根
青に白く交ざってくオレンジ=クールソフトには少しオレンジ果汁入り
転回=展海峰
船=造船業
軌跡=奇跡=ミラクル乳業
冷たい=クール
ついでに、1番と2番のサビが対になってるとか
制作者しかわからない仕掛けもいろいろあるんですが、
せっかくなのでわかってほしいというのがこのnoteの趣旨です。
真面目に地域振興を考える
あえて有名なバーガーやレモンステーキは入れなかった楽曲。
クールソフトがソウルドリンクとして話題になり出したのは
ここ数年のことらしいですが、オリジナルの、
こだわりのある乳酸菌飲料なのが評判みたいです。
そこに住んでると当たり前すぎてつい見過ごしてしまうようなことも、
他から見ると珍しかったり、あるいはうらやましがられたり。
私たち学校事務職員はいつもは学校の中だし、ヨソに行くとしてもせいぜい同じ市内なのでけっこう狭い世界で生きています。
そんな中で「俺スゲー」とか「俺まだまだ」とか評価するのは残念な話。
だから時には市外、あるいは県外にも足を運んで、
「こんなスゲーのがあるんだ」と発見したり、
「俺たちも捨てたもんじゃないな」と
客観的に振り返ったりすることが大事なんじゃないかなあ。
実はそんな思いもあって全く他所様の
「CORE」「RIPPLE」「Cool Soft」といった楽曲を書いています。
いいなと思ったら応援しよう!
