TOKIO SHAMAN vol.10
渋谷のWWW全館で開催された"TOKIO SHAMAN vol.10"に行ってきました。釈迦坊主さん主催の通称"トキマ"。10回目の開催ですが、私が足を運んだのは今回が初めてです。
入場後まずはWWWβへ。ライブ1組目は雑魚ドールさんです。オープンまもなくのライブということもあり、パフォーマンス中に段々と観客が増え、盛り上がりもラストの『🤍SPIT♡WORLD IS MINE🤍』で最高潮に達したのを感じました。
刺激的なリリックと、名前の通りドールのような可愛らしいビジュアルとはある種のギャップがあるアグレッシブなパフォーマンスで、今回のトキマで初めて観たアーティストの中でも特に気になった1人です。SoundCloudでセットリストも公開されています。
雑魚ドールさんのライブ後は、階段を上ってすぐのWWWへ。すでに山田ギャル神宮さんのライブが始まっていました。時間的に1曲目だったでしょうか、最近よく聴いている"envy"を生で聴くことができました。
その後は今回急遽出演が決まったSpadaさん。Normcore Boyz時代は数回ライブを観ていましたが、ソロを観るのは初。そして時系列が前後してしいますが、その数組後にも急遽出演となったTade Dustさんを観ましたが、この2人はとにかくラップが上手い!という印象を受けました。Tade Dustさんの時間にはお二人の共作『On The Stage』も披露され、上手いラップ×上手いラップの相乗効果がたまりませんでした。
さて、Spadaさんのライブが終わりWWW Xに移動しようとフロアを出ると、なんと今回の1番のお目当てのDJであるFUJI TRILLさんと遭遇。初めて声をかけることができました。私がSEEN BETTER DAYS "666" のTシャツを着ていることに気がつくと握手をしてくださり、感激でした…。
WWW Xに移動すると、CVLTEがライブ中でした。CVLTEはバンドですが、今回はDJ+ボーカルのセットで、楽器隊はいないようでした。ですが、客演に釈迦坊主さんや4s4kiさんも登場し、トキマならではの豪華なセットリストだったと思います。
その後は再びWWWに戻り、TYOSiNさんのライブを待ちました。今回のライブアクトの中で1番楽しみにしていたのがTYOSiNさんです。1曲目は最新EPにも収録されている『笑殺』から。リリックの「命あってこそさ安全第一」のところが1番好きです。EP発売から間もないのでそこからの楽曲が多めのセットリストになるのかと思っていましたが、2曲目は『菊一文字』。今が1番かっこいいアーティストだと思いますが、やはり代表曲がきたときの会場の熱は凄かったです。ラストは最新EP「シネマ」から『彗星』。ライブのDJでもあるG4CH4さんのトラックも壮大で好きです。
続いてのライブはOKBOYさんとDogwoodsさん。このお二人も初めて観ましたが、ダークな雰囲気が癖になる感じで、これから楽曲も聴いていきたいと思いました。
その後はWWW Xに戻り、いよいよFUJI TRILLさん。OVER KILLプロデュースの『PRADA』から始まり、会場が一気にFUJI TRILLさんの色に染まりました。FUJI TRILLさんのDJプレイでは、私が知らないハードコアやメタルの楽曲もたくさんかかりますが、知らない曲でもとにかく楽しくて暴れてしまいます。今回はモッシュのときは壁側に避難していましたが…30分間汗だくで満喫しました。
続いてそのまま(sic)boyさんを観た後、再びWWWに戻ります。これが最後の移動です。
着いたときにはwho28さんが『Changes』を歌っているところでした。好きな楽曲なので、もう少し早く来ていればと後悔…。
続くGokou Kuytさんは、ほとんどがリリース前の新曲ということでしたが、それでも会場を引きつける力を感じました。
そして最後に、ATSUKIさん。この時間Xでは釈迦坊主さんのライブだったこともおり、残っていた観客は少なめでしたが、DJを堪能できました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?