SCANDAL TOUR 2023「感謝祭 Vol.2」@Zepp Haneda感想

SCANDALの「感謝祭 Vol.2」、ツアーファイナルの東京公演を観てきました。

最新シングルの『ハイライトの中で僕らずっと』から始まり、代表曲の『瞬間センチメンタル』→ヤングコーンの振りもライブの定番になっている『STANDARD』→ギターを置いたHARUNAさんがハンドマイクを握ってステージを駆け回る『最終兵器、君』→折り畳みヘドバンが楽しい『LOVE SURVIVE(通称:ラブサバ)』と、序盤から攻めまくりです。

デビュー15周年記念ということで、往年の名曲の数々を披露してくださった今回のライブ。

演奏するのが久しぶり過ぎてTOMOMIさんが「私この曲サビしか知らないです」と言っていた『BEAUTeen!!』は、私もライブで聴いたのは初めてだったと思います。続く『太陽と君が描くSTORY(通称:太キミ)』でタオルを振り回したのも久しぶりの感覚でした。

その次の『ピンヒールサーファー』も、ライブではあまり聴いたことがなかったかもしれません。私がSCANDALのライブに初めて行ったのは『下弦の月』が最新曲だった頃。『下弦』はアルバムでいうと『STANDARD』(2013)で、『ピンヒール』は『Queens are trumps』(2012)のはずだから、やっぱりライブでは聴いたことないかも…そして『Queens〜』は高校時代通学中にいつも聴いてたな…なんてことを考えていたら、懐かしさと、10年前に聴いていた楽曲を生で聴けているという感動で、明るい曲調なのに泣けてきました。

そしてなんと、その次に披露されたのは『下弦の月』。SCANDALのライブに行くようになった思い出の時期の大好きな楽曲です。この『下弦の月』→『Vision』の流れは、照明のダークな雰囲気も相まって格好良かったです。『Vision』の終盤に各楽器のソロパート的な見せ場がクイックに連続するところが特に痺れました。

続く『愛にならなかったのさ』と『CANDY』は、歌詞の内容は違えどどちらもしっとりとした良い雰囲気で、どちらもうるっときました。

そしてここから『Line of sight』を皮切りに、『会わないつもりの、元気でね』→『テイクミーアウト』→『A.M.D.K.J.』と、怒涛のぶち上げ楽曲祭り。完全に汗だくです。

本編最後の楽曲は『涙よ光れ』。先にも書いた私が初めて行ったSCANDALのライブは、夏のお台場でのめざましライブだったのですが、当時そのライブで「まだリリースは決まっていないのですが」と言って披露されたのが、この『涙よ光れ』でした。『下弦の月』を始め、SCANDALのライブに行き始めた時期の楽曲をたくさん聴けたのも、個人的にぐっと来るポイントでした。

アンコールもその時期の楽曲『OVER DRIVE』からの楽しいスタート。そして期待していたデビューシングルの『DOLL』、ライブのアンセム的な『SCANDAL BABY』で、今回のツアーの幕が降りました。『BABY』は楽しくて盛り上がるけどなんだか泣ける、特別なパワーのある楽曲だと思います。

あっと言う間の2時間強。ライブに行き始めたのは2013年からですが、楽曲はMステで『DOLL』を観た時から15年間ずっと聴いているSCANDAL。やっぱり大好きなバンドだと、改めて思ったライブでした。

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